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石橋竜史(いしばし りゅうじ)の公式Webサイトです。
日曜日の夜は。
スポーツ元気丸をリアルタイムに観た後。
同時刻に録画しておいた裏番組「情熱大陸」を観るのが日課の私。
昨日、登場したるは、照明デザイナーの「石井幹子」さん。
1989年に、あの鉄骨の塊ともいえる東京タワーを…
優しいオレンジ色に初めてライトアップした人物であり。
その他にも、レインボーブリッジ、六本木ヒルズ、葛西の大観覧車。
今年2月に開通した、東京で最も長い橋、東京ゲートブリッジ、等々。
現在、70才を過ぎてらっしゃいますが、今なお現役で、世界をフィールドに第一線で活躍されている。
光を利用した空間コーディネーターと申しますか、ライティング・ディレクターと申しますか…
とどのつまり、照明デザイナー♪
私は、情熱を持って何かに打ち込んでいる人々に“すぐ魅せられてしまう”性分であり。
今回、まさにスポットが当てられては取り上げられた人物、石井さんなどを見ると。
「この方は、本当に自らの仕事を愛し、極めんと打ち込んでらっしゃるんだな」って…
私ごときが“居丈高”に物申すでなく、それこそ条件反射で無性に嬉しくなってしまいます。
そして、番組内では。
石井さんが8年もの準備期間を費やしては手掛けた、東京ゲートブリッジのライティング(照明)。
その、ようやく点灯された橋を背景に、感慨深げに口にされておりました。
「光って非常に分かり易いものでしてね」
「現代絵画とか彫刻のように難しいものでもないわけですから」
「本当に多数の方たちが見てイイなと思うものが」
「生き残れると思うんです」
なるほど。
何かと理屈っぽい世の中にあり。
長年にわたり、世界で研鑽と経験を積まれた石井さんのコメント。
「光って非常に分かり易いものでしてね」
この何気ないながらも含蓄(がんちく)に富んだ言葉。
ひいては、そこを引き出す番組自体にも“天晴”と感じ…
毎度の事ながら、涙腺が緩み始める私(笑)
そして番組の最後は?
あの外連味(けれんみ)ない、安定感の溢れる名ナレーター。
窪田等さんの落ち着いたナレーションで締めくくられます。
昨日のエンディングを、全て文字に起こしてみたらば…
「石井は、一昨年、出版した著書の中で」
「若い世代へ、こんなメッセージを綴っている」
『自分が美しいと思った事は、他人(ひと)も美しい』
『自分が感動した事は、他人も感動させる』
『自分が感じた事を、どうぞ素直に信じてみて下さい』
『きっとそれらは、アナタがこれから漕ぎ出す未来の海の…』
『船の行き先を照らす、かがり火となってくれる事でしょう』
製作著作 MBS
ったく、みんながみんなイイ仕事をするもんで。
シビレるぜ!
投稿日 : 2012年4月30日