「上に立つ者」 後編

「集いて、群れず」

ウケ売りの言葉とはなりますが、私の議員活動、根幹のコンセプト。

政治の世界であり民主主義であれば、結局、最終的にモノを言うのは数の原理。

いくら自らの思い、政策、正論をかざそうとも、多数決で敗れれば…

全ては一蹴されてしまいます。

正義であり、奇麗事は、奇麗事のまま日の目すら浴びる事なく、時の波間に消えて行く。

ゆえ、限られた時間、任期の中、自らの思いを成就させるべく。

敢えて集団の中に飛び込み、また集団に後押し頂いているのは確か。

ながら、それは「個」として集っており、群れの威を借りんとしている訳ではありません。

全ては、地域の為であり、市民の為に。

そして話は、先だっての視察へ。

常に、視察団、20人以上での団体行動が求められ、例えば夕食時も皆で一緒。

極端な話、慣例で申せば「夕食後も一緒」が必然です。

前号(中編)の話の如く、「ココから、より親睦を深めよう」ってなモノ。

しかし私は、視察で訪れた、ある種“異国”の地に於いて。

自らのペースで、自ら気に留めた場所を、自らで見て、聴いて、感じたくて仕方が無い。

「渇望」ってヤツ。

そこで、今回の視察団を統括している委員長に切り出します。

「私だけ単独行動して、街を見て回っても良いですか?」

一般常識の範疇で申せば、既にアフター5にも6にも突入しており…

そんな「お伺い」など不要でしょうが、議員の世界では、そうも行きません。

さすれば、委員長から。

「行って来なさい♪」「自分の足で歩いて、シッカリ街を見ておいで♪」

Let it be!で「あるがままに、感じるままに、やってみろ」との委員長のお言葉に…

即座、心の中で「ラジャー!」と満面の笑みで私が叫んだ事は言うまでもありません。

「やってみせ、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ」

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」。

とかく、上に立つ者とは…

「everything is under control」で、全てを手中に収めておきたい。

コントロールしておきたい、大丈夫でいたい、と思うのは道理。

されど逆に。

「おおよ!」「若いモンは思うがままにやってみろ!」

「後は、全て俺が責任をとってやる!」

「あらゆるブルーヒップ!」

「青いケツはトップである俺が拭いてやろうじゃないか!」

「ハッハッハ!」

くらいの器量、度量が求められるのが、「上に立つ者」。

ドッシリと腰を据え、ピンと真っ直ぐに背筋を伸ばし。

広く世界を見渡しては、暗い世間に明かりを灯す。

まるで、“さっぽろテレビ塔”の様な人物。

それが、「上に立つ者」。

なのでは?

お後がよろしいようで。

投稿日 : 2012年2月08日

月別表示

最近の記事

インフォメーション

石橋りゅうじ 議会棟控室

Tel.(082)504-2442

スマホ版サイトは以下のQRコードから。