『変遷』 前編

「前号からの続き」となりますが、議員の選出“その背景”ついて。

衆議院に参議院選挙、各市町村の首長選挙に、県議・市議・町議会議員選挙、etc。

様々な規模の選挙が行なわれますが、一般的に、当選へ向けて必要と言われるのが「三バン」。

つまり、地盤(支持組織、団体、後援会等)、看板(知名度)、カバン(選挙資金)の三要素。

この三要素を満たさなければ当選困難であれば、それは偏った世の中に他ならずとも。

上記の三要素を持ち合わせていれば?

誰もが冒頭のあらゆる選挙において、「当選」へのアドバンテージを握る事は確かです。

ココまでを踏まえながら、今回の話で肝となるは、「当選後の議員と“地盤”との相関関係」。

当選へ向け、幾人もの候補者が並ぶ中、連携しては自らを支持、応援して下さった「地盤」。

当選後は、言わずもがな一人の議員として「地盤」の皆様と良好な関係の“継続”を目指します。

しかも、この「地盤」が、裸一貫、自らで築き上げて来た地盤ならばともかく。

現職の議員さんが引退時、後継者を「選任」しては、門外不出、一子相伝の如く。

「お師匠さんから、お弟子さんへ」と引き継がれる事など往々にしてあり。

尚更、老舗の暖簾(のれん)、師匠から継承された看板に泥を塗るわけには行きません。

ストレートな表現を用いれば、およそ「2人に1人」しか選挙に足を運ばない世の中で。

「必ず選挙へ足を運んで下さる組織票」の存在たるや、かくも偉大なのです。

勿論、組織票、政党票、確固たる後援会等の「地盤」を批判しているわけでなく、例えば諸外国など。

「議員になりたい人物」のみならず、「議員に相応しい人物」を。

たとえ本人に“その気”が無くとも、周囲が徹底して組織を形成してはバックアップ。

当選へと導くケースなど多々あり、特定の地盤が、広く有権者の為に、ひいては地域の為に多大なる貢献を果たすのも事実。

簡単に、何が良い悪いとは申せません。

つづく。

投稿日 : 2012年1月18日

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