土壌改良 「前編」

さて。それでは前号からの続きと参りましょう♪

私は、選挙へ立候補時から…

「サンフレッチェは“陸上競技場”であるビッグアーチから、より好環境へ移転するべきであり」

※新たなる場所へサッカー・スタジアムの誕生も目指し

「その後、ビッグアーチも、より有効活用しては赤字の削減でwin・winの関係性を創出しては」

「区、市に留まらず、県域にまで好影響が生じる仕組みを再構築しましょう」と訴えて参りました。

安佐南の区を挙げて「サンフレを応援する」気運を高め、キャンペーンを行なっているのですから。

私とて、「サンフレは安佐南区の宝です♪」と謳っておけば、波風など立ちもしない。

しかし、私は“その場しのぎ”で選挙用に美辞麗句を並べては。

狭い地域の有権者にご機嫌を取る様なスタンスで活動しておりません。

無論、地元区民のニーズに応えながらも「木を見て森を見ず」では“市”議会議員として本末転倒。

そこで改めて、話は冒頭へと戻りますけども、ビッグアーチの年間維持費は「約5億円弱」。

※陸上トラックや芝の改修、音響施設の修復など、そこへ数億の経費が余分に生じる年も

そして、年間収入が「約1億5千万」(年によって増減アリ)ですから、毎年「約3億5千万円」の負債が生じています。

※例として、あくまで分かり易い数字での表現

この数字を念頭に置きながら、タイムリーな話題として。

今週の土曜日に同会場にて行なわれる、ビッグ・アーティストによる音楽ライブへ目を向けてみましょう。

私、今年の4月まではドップリと「ショー・ビジネス側」の人間でしたから、現場の実情を書き綴りますけども。

このビッグアーチは、中四国地方では、唯一、5万人規模の集客が見込める会場でありながら…

全国で「最も諸経費の掛かる会場の一つ」と言われております。

その理由として、屋根が無いのでライブを行なうには“ある程度”季節が限定され、同時期にはJリーグが開催されている。

故に、まず「テラプラス」というプラスチックの“すのこ”の様な床板材で“芝養生”を行い、これに3千万円の経費が掛かり。

周囲の陸上トラックの養生(保護)等々に2千万円など、既存施設の“保護”だけで計「5千万円」の出費。

そこへ、当然ながらステージを組んだり照明の設置に、大都市圏から機材に人材の輸送コストも発生、etc。

この度のライブ規模では、諸経費だけで「約2億6千万円」も必要となります。

ビッグアーチの施設使用料を見れば、他都市・同系統の会場よりは「安め」ながら、広島市の場合…

「寺銭」(てらせん:ショバ代)と表現すればギャンブルの色合いが濃くなってしまいますけども…

近年、全国では少数派となる「入場料・加算システム」を導入している。

端的に申せば、「チケット売り上げの数%をよこしなさい」との話。

ライブのチケットが「7800円」で4万5千人分が完売となり「約3億5千万円」の売り上げ。

これより、全国で最も必要となる諸経費に、売り上げの数%が吸い上げられ。

アーティストのギャラもあれば、スタッフ人件費も。

無論、グッズ関連の売り上げ等、付随した収入が興行サイドには見込めますが。

大規模なビッグアーチでのライブであれ、言うほど「美味しい現場」ではありません。

これが中規模ホールの話となれば、チケットでの“売り上げ高”自体が、著しく減少します。

ですから、分かり易い例を挙げれば、海外のビッグ・アーティストなど。

「大阪から福岡へ」「福岡から大阪へ」と、これまた広島を丁寧に“またいで”日本列島を横断される(笑)

今回のライブだけを取り上げて云々ではありませんけども、未だ入場料・加算システムが導入されていたりする事で…

地元音楽業界の首を絞め、ひいては「市民とアーティストが接する機会」。

「市民が素晴らしい音楽に触れ合う好機」が少なからず阻害されているのは事実かもしれません。

何?話が長い?

続きは次号としましょう♪

投稿日 : 2011年8月15日

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