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日記|DIARY

2010年12月15日  物が無ければ影ささず


今日は、ナレーションの合間に複数ヶ所へ顔を出しては、政界・財界と、それは沢山の方々と意見交換。


いずれの方々も名前を挙げれば誰もがご存知のメンツばかりなので、話の内容が全て“濃厚”なコッテリ系♪


刺激も受ければ勉強になります。


そんな方々、誰もが「指摘」する、この1週間に報じられた記事を並べてみましょう。


『広島市は市議会一般質問で、20年夏季五輪の招致検討にかかった費用が、これまでに計約1億5千万円になる事を明らかに』


「市議の質問に、市民局長が答えた。それによると、09年度は計約3094万円で、競技施設の検討業務費などに約1170万円」


「職員の人件費などに約1924万円。今年度は計約1億2078万円で、基本計画案の策定費などに約2447万円、人件費などに約9631万円という」


この「広島五輪」に関して、次の様な記事も。


『こんにちは広島:いらんばい!福岡オリンピックの会元事務局長・脇義重さん広島へ』


『福岡での経験上、世界平和の実現と五輪開催は理念で結びつかない』


「05年9月、福岡市長は16年夏季五輪招致を発表した」


「そこで“市民が望むのはヒューマンスケールの五輪ではなく、身の丈に合った市政だ”と市民団体代表として福岡市議会に請願したが、同月末、市議会は招致決議を採択した」


「翌1月、厳しい財政状態での招致を止めるべく、他団体と“いらんばい! 福岡オリンピックの会”を結成し、事務局長に就いた」


「招致は一見、唐突だったが、五輪を口実にした破綻事業救済や再開発計画など、用意周到な市長選への布石だった」


「会が行った街角投票では85%の市民が招致に反対した。最終的に同市は国内候補地に選ばれなかった」


「結局、突然の招致宣言は市長選を前に失政を隠すためで、世界平和と無関係だとしか思えなかった」


「古代ギリシャではオリンピック開催中に戦争を止めたとされる。福岡五輪招致でも、平和というキーワードが多く使われた」


「しかし、近現代に戦争で五輪が中止されたことはあっても、五輪の『平和の力』で各地の紛争と世界大戦が止められたという史実はない」


「平和の祭典と言えば聞こえは良く、市民は反対しづらいと思ったのかもしれないが他にも五輪の問題点はある」


「国際オリンピック委員会(IOC)はテレビ放映権を独占して巨大な利益を得る」


「国家は巨額の予算を傾けて競技施設や宿泊施設をつくり、インフラ整備したあげく、収入の大半をIOCに吸い取られる」


「ましてやヒロシマ五輪では1000億円近い寄付金を募るのでしょう」


「秋葉忠利広島市長が五輪招致の検討を発表した時、核廃絶の実現を被爆地から世界に発信しようという意図が胸を強く打った」


「しかし、平和と五輪は結びつかない。今月3日に広島を訪れ“広島オリンピックはいらない市民ネット”結成集会で講演した」


「核廃絶や世界平和の実現は、これまでの努力の積み重ねで追求した方がいいと思う」


さてと。


何を言わんかと申せば、出会った政界・財界“最前線”の方々も、どこへ導くでなく、上記と同様の事を皆が口にされていました。


「突発的に“五輪”のアドバルーンを上げ、お金と時間を掛けては全ての失策を隠し、また市長選の準備をしている」と。


そこへ対しては、市民の方々も多様な意見をお持ちでしょうが、政界や財界内で多数の人物が口にしては、ここまで公に関連記事が報じられている。


『火の無い所に煙は立たぬ』


原因のない結果はなく、人の噂にも必ずや何か根拠があったりで。


風評(世間の噂)であろうが何だろうが、市民生活に目は向けられず、10年先の淡い祭典を夢見ては…


今この瞬間も、多大なる税金と職員の貴重なる時間が失われている動かぬ事実。


悲しいかな、許しているんです。


我々が、こんな広島の現状を。

2010年12月14日  助かる命があるなう


午前中の現場が終わり、1度、帰宅して参りました。


その帰宅するまでの間、少々時間が空いたので急きょ献血へ。


白血病で5歳の娘さんを亡くされたお父様が、私へプレゼントしてくださった“献血キャンペーン”の携帯ストラップ。


日々に追われようとも“無関心”では居られません。


かと言い、義務感であったり、焦燥や良心の呵責(かしゃく)から献血するほど失礼な話もなく。


私は、「能動的」な自らの感情に従っているだけ。


数年前にも当ブログにて紹介させて頂きましたが、そもそも私が献血へ向かうキッカケとなったのは、コチラ。


アンパンマンのエキス


当時に抱いた感情は未だ維持されており、今も献血をさせて頂いております。


一時的に影響、感化されて行動に移す事は簡単であれ、継続は容易でなく。


無力で小さな己の存在が、多少なりとも「社会に役立っている」。


そんな存在意義を再確認する尊い瞬間でもあったりして。


言わずもがな、「貢献」とばかり誰かに恩を着せている感情など皆無であり、言ってみれば…


いつの日か、私が、私の家族が、私の友人知人までもが「輸血」で助けられる瞬間が訪れるかもしれず。


そうなった場合、私は事後に「献血を始めるっス!」と100%声高に叫ぶ自身があります♪


結局、後にするか、先にするかで、社会における 「give & take」。


何か理由を並べていると、大切なモノがドンドンと霧散して行く気がしてしまいますが。


返す返すも、根本は「自らの感情のままに」行動してるだけの話。


これから、より寒さが厳しくなり、インフルエンザなども流行して来ると…


献血者は激減するそうです。


世のアミーゴへ告ぐ!


無数の忘年会へ出向く前に、足を運んでみないか!?


献血ルームへ♪

2010年12月13日  シンジラレナイ



いけませんね。


睡眠不足が続き、いつの間にかコタツで「うたた寝」してしまい、1本のメールで目が覚めました。


「今、どちらにいらっしゃいますか?」と。


えっ?


夢心地のまま、無意識に「今、コタツで起きました」と返事をすると…


「既に始まっていますよ♪」と再び着信。


あっ!


本日は、19時からサンフレッチェ広島のメディア関係者が集う会合が催され、私も参加予定ながら…


寝坊。


繰り返します。19時スタートの会合に「寝坊」。


いかなる現場でも、欠席はおろか遅刻すらしないのに。


猛省です。


19時半にメールにて起床して、会合は「20時半」に終了予定でしたが、ブっ飛んで会場へ向かいました!


会場へ到着すると、ご丁寧にも「19時半までコタツで寝ていた石橋です」とネーム・プレートが作成されており…


終始着用(笑)


以後、気をつけます。


そんな、充分に暖まっていた会場では。


DJストライカー貢藤さんのナビケートで、サンフレの石川君が“一発芸”を披露。


「ピッチャー振りかぶって」


「第一球を…」


「植えました!」


だそうです♪


そんなそんな、石川&大崎&原の3選手は?


明日のHFM、サンフレッチェ広島オフィシャル・プログラム「GOA〜L」に出演されるとか!


皆様、要 Check!


ちなみに、明日は朝の出発が多少は遅いので、今晩は爆睡するとします!


ヨッシャ!


寝るぞ!

2010年12月11日  『サプライズ』



師(僧)が慌しく走り回るから「師走」とも言われますが、ご多分に漏れず…


私も走り回っております♪


今月も、各方面における沢山の忘年会や会合にお招き頂きまして、今週、また来週なども夜は出ずっぱり。


「アイがスピンする!」と申しますか、既に目が回っていたりして(笑)


来週は、よりハード!


Hang in there!& Hang in there!(頑張るぜ!&持ちこたえるぜ!)


そんな折につけ、嬉しいかな、サンフレ関連の幾つもの会合へも足を運ばせて頂く予定であり。


行く先々でも「ビンゴ大会」等で列席者へ賞品が贈られるので、私も、ある選手へお願いを致しました。


「サポーターの皆様に喜んで頂くべく、貴方の身の回り品を“贈り物”として、ご提供頂けませんか?」と。


私としては、「選手サイン入りユニフォーム」ですとか「サイン入りスパイク」も当然ながら貴重であれ、目にする機会は多いので…


「出来ればリアルに普通の日用品が良いのですが♪」と厚かましいオーダーまでさせて頂き。


すると…


「本当にド真ん中の日用品」をご提供頂きました。


いつも使用している「シャワー・ジェル」(直筆サイン入り)に、使用していた「お財布」。


ス、スゲー!


俺が欲しい(笑)


先ずは“第一段”賞品として、本日の会合にて私が中継地点となり「シャワー・ジェル」をご提供させて頂く事に。


さすれば、その賞品の当選者が決定した瞬間に、同選手の「選手コール」が展開され、大盛り上がり!


楽しい!楽しいぞ!


続いての「お財布」は、今後、貴方の会合にて私と共に現れるかも?しれません♪


乞うご期待!


Please don't go away! Stay with us!

2010年12月10日  非常ならぬ非情事態宣言


今週、テレビで下記のニュース、その「署名提出の模様」が映し出されておりました。


『保育園民営化反対の署名提出』


「公立保育園の一部を来年度から段階的に民間委託する広島市の計画に反対している保護者や一部の職員らが8日」


「市議会で議長に要請書と10万4千筆の反対署名を提出した」


「市は来年度から10年間で市内の公立保育園88園中、20園程度を民営化する予定で、すでに該当の9園を発表している」


さてさて。


保護者の方々や一部職員の皆様は、なぜ「多大なる量の署名」を集めてまで、公立保育園の民営化に反対しているのか?


理由は様々であれ、先ず持って、そこには“一長一短”が存在する。


例えば民営化すれば「民間が自ら運営してくれる」ので、端的に言えば“自治体からの持ち出し分”(負担金)が軽減されます。


「税金を多量に注がないで済む」とでも申しましょうか、並行して、公務員の人員的な抑制にも繋がる。


また、そこには競争原理が働き、当然「サービス向上」や、個々の保育園の特色が、より明確にもなって行く。


諸条件をクリアしなければなりませんが、保育園数の増加へ向けた可能性もはらんでいる事は確か。(あくまで可能性)


一方、この度の“反対運動”の根源的な理由となる、民営化に際しての「デメリット」は?


メリット同様、幾つも挙げられますけども、最大の理由は、やはり「人的な損失」。


採算、効率を求めるが故に“経験ある保育士が流出”しては引き起こされる「子供達の教育(保育)環境低下」です。


つまり、都市として行財政改革を進めるならば、「公立保育園は民営化に移行すべき」であるが…


流行の「事業仕分け」ではありませんけども、何が何でも「無駄」としてカットすれば良いモノでなく。


言わずもがな、大事な子供を取り巻く「教育環境」に関して、ご父兄さんの抱く信頼、安堵感はお金に代えられません。


ここまでを書き綴り、何を言わんかと申しますと!


私共も「市民球場の跡地利用をみんなで考えるべき」と、合計で約3万4千筆の署名を集めました。


近年では、マツダ・スタジアムが完成する前に…


「市民球場を、同場所、紙屋町の場所で建て替えるべき」(移転反対)と約5万4千筆の署名が提出されております。


最低限の判断材料を並べては説明を果たし、確かなる賛同の上で「署名を頂戴する」のは、本当に簡単ではありません。


私は、自らの経験を踏まえ実感している。


それは、前記、5万4千もの署名を集められた、カープ私設応援団のトップも口にされておりました。


あれだけのネットワークを持った人物が、「5万人分の署名を集めるには物凄い努力と労力が必要だった」と。


そう考えれば、冒頭の“10万筆以上”もの署名を集められた主婦の方々など、「大変でした」なんてレベルではなかったはず。


何が悔しいって、主婦の方々が署名を提出された際、その場で担当者が…


「公立保育園の民営化に歯止めは掛からないでしょう」めいた事を、いきなり口にするのです。(音声込みでニュースにて放映)


どんな着地点へ向かうにせよ、主婦や職員の方々は連携して一生懸命「町の声、現場の声を届けよう」と奮闘されて来た。


その“提出の瞬間”に、例え険しい道だろうが、いきなり市民の出ばなをくじく様なコメントを面と向かって言い継げられる神経。


もう「人」として、明らかに何かが欠落しています。


事の発端として…


「あの人は地元の盟主だから」「近所にカーブミラーを付けてくれる」「スーパーマーケットを誘致してくれた」


そんな狭い範疇、了見において、「自らの利益のみ」を考えて政治家を選ぶから、こう言った結果を導いてしまう。


話は一気に飛躍しますけども、その手腕は勿論、演説でも国民を魅了した、かのアメリカ元大統領は語っていました。


「ただ地元が豊かになればいいのだ」


「というエゴイズムで政治家を選べば」


「当然そういう政治家が、そういう政治を行なう」


「そして政治は堕落する」


「地元の益でなく先ずは“ふさわしい人物”を選ぶことから始まるのである」と。


いずれにしても、大規模まで行かぬ中規模都市で、3万、5万、10万筆以上もの署名が集められては提出され。


そこで行政側の「考慮」も無ければ、ふと立ち止まりもしない状態は決して“健全”ではありません。


まあ不況下に商工会議所の移転も不確定であれば、将来的な「場所の用途」すら未決定なのに。


莫大なる税金を注いで「復興の象徴」を性急に“破壊”する街。


冷たい冷たい“国際平和文化都市”です。

2010年12月09日  Got it!



本日、宅配便が届きまして、封を開けてみれば、中から…


素敵な紫色のジャージが♪


送り主は、スポーツ・メーカーの「hummel」(ヒュンメル)。


色と言い、デザインと言い、材質と言い、ジッパー部分の高級感と言い…


What a cool!


職業柄と申しますか、様々な分野の色々な物を頂戴する事があります。


食品であったり、消耗品から装飾品、果てはゲーム機に至るまで、それは多種多様。


当然ながら、送って&贈って頂くのですから有り難い限りなのですが…


かと言い、それをオートマティックに「こちらを頂戴したのですが最高ですよ♪」と表現するには軽薄であり。


ちと excuse(弁明)が長くて恐縮ですけども、そんな背景を差っ引いても、この度のジャージ。


I really like it!


先だって、吉田町に足を運んだ際、寿人君&ナカジさんのスパイク等々で hummel のスタッフさんも同地を訪れてらっしゃり。


そのスタッフさんへ対して、寿人君が「石橋さんにも是非!」とお願いをして下さいまして、結果…


本日、受け取らせて頂きました。


流れる血液“紫色”の私にとって、鮮やかな紫のジャージとは、正に見事なセット・アップでのコーディネイト♪


寿人君にも hummel さんにも感謝&感激です。


元を正せば、サッカーが生んだ縁。


Viva Football!


isn't it?

2010年12月08日  Check this out!


皆様!今週の「週間ダイヤモンド」をご覧になられたでしょうか?


事前の取材等をご存知で「発売を待ちわびていたよ♪」と言う方は、かなりの事情通でらっしゃいます。


この老舗のビジネス誌(経済誌)において、今週号の“都市経済特集”に掲載されたのが、他でもない「広島」。


別に大都市に迎合、服従する訳ではありませんが、長年にわたり“厳しき競争社会”(首都圏)で鍛えられた経済誌は…


世相なり時事ネタを「一刀両断」するにしても、切れ味が違います。


利害が絡む“地元”と違い、切っ先に「逡巡」(しゅんじゅん)が見られない(笑)


男前です!


特集タイトルは「広島 五輪招致 跡目・跡地問題をめぐる民意なき闘い」


まだ、ご覧になられていない方々の“楽しみ”を奪ってはいけませんので、内容を事細かに明記するのは控えますけども…


記事に用いられている文面(文字)を一部“抜粋”させて頂いたらば。


ヒロシマ五輪の財政計画について…


「手前勝手な甘い見積もりと言わざるをえない」。


「問題点は大甘な財政計画だけではない」。


根本部分となる「五輪招致」に関しても…


「五輪招致に手を挙げるかを決定するのは、市長ではなく市民であるはずだ」。


他の広島市が抱える諸問題では…


「平和外交に力を注ぐ市長だが、市内各所に難題が山積する」。


「甘い話を市民に振りまくのは大いに疑問である」。


上記の断片的な字面に目を通すだけでもワクワクします♪


なぜか?


「ただのリポートで終わらず、そこにペンで問題提起をしては世を正そうと記者としての個人的な“主観”が盛り込まれている」から。


何でもかんでも「叩け!」「叩け!」と言っているのではありません。


良い部分が存在して、それで市民(住民)が恩恵を受けているのであれば。


そこを取り上げて「幸せのサイクル」を助長すべき。


それもメディアの仕事であり、ジャーナリズム。


裸の王様に対して誰も「裸だぞ!」と進言しないから、当人だって薄着で風邪をひいてる事にすら気付いていないのです。


つきましては、皆様で今週の「週間ダイヤモンド」を購入いたしましょう♪


“氷山の一角”であれ、現状を把握するには見えて来るモノがあります。

2010年12月06日  寄るな大樹の蔭


名古屋市しかり、鹿児島県は阿久根市しかり、最近「市長VS市議会」の構図が取り沙汰されております。


私は1日に無数の人々のブログに目を通しますが、その中には沢山の現職市議さんのブログも。


そこで、ある市議さんが先日アップされていたアンケート結果をご覧頂きましょう。


『広島市政に関するアンケート』


11月末に開催された次世代政経懇談会にて、20〜40代の広島市で働く企業人・経済人の皆様に以下の項目でアンケートを行い回答を得た。


*広島市にとって広島西飛行場の存続は必要 YES 62% NO 38%


*2020広島夏季オリンピック開催に賛成 YES 20% NO 80%


*旧広島市民球場跡地の活用政策は市民益を高める YES 64% NO 36%


*「子ども(権利)条例」に賛成 YES 15% NO 85%


*広島市経済活性化と政治はリンクしている YES 67% NO 33%


*轄L島東洋カープの球団運営方針に満足している YES 17% NO 83%


*広島市は国際観光都市として注目されている YES 47% NO 53%


*アストラムラインの環状線化を急ぐべき YES 78% NO 22%


*西広島バイパスの延伸を急ぐべき  YES 73% NO 27%


*現在の広島市に税金を納めるのは勿体無い  YES 59% NO 41%


*秋葉市政12年間を評価する  YES 0% NO 100%


如何でしょうか?この度の結果をブログにてアップされた市議さんは、こう続けます。


「広島市で働く私世代の企業人・経済人(懇談会・出席者)の中では秋葉市長さんのこれまでの任期12年間を評価している方が一人もいなかった」と。


世の中には、色んな世界(分野)がある訳で、曲がりなりにも同市長が3期12年を務めんとしているのですから、彼の「支持者」が存在するのは確か。


しかし!


私は“フリー”のアナウンサーですから個々の局により“露出頻度”に差はあれ、お蔭様で局間の垣根を越え全局に出入りさせて頂いております。


言わば、地元のマスコミ内では、制作に報道、スポーツ等々、各方面に友人知人が存在する。


無論、テレビ界だけではありません。ラジオに新聞、雑誌、etc。


また、この3年くらいの間に、スポーツをはじめ、様々な団体の方々とお会いしては意見交換を図って参りましたが…


ウソ偽り無く“確実”に言える事は、現市長を「支持する人物」には、まず出会えません。


それこそ、数百、数千の方々と意見交換をしたって、前記のアンケート結果ではありませんけども、限りなく100%に近づいて参ります。


それは何故か?


答えは簡単で、「彼をよく知っているから」。


私が、どこか一方的に、偏向的に話を展開していると思われるかもしれませんが、本当に居ない(笑)


しかししかし!


一般市民の方々の中には、やはり彼の支持者が存在する。


この著しい「ギャップ」は、どうして生じるのでしょうか?


答えは簡単であり、「イメージ」ばかりが先行して、詳細(事実)が一般の人々へ届いていない現実。


市の職員には守秘義務があり、内部から良し悪し声は簡単に洩れ聞こえては来ませんが、実際に“現場の声”を伺えば…


彼の側近からも、それはリアルな意見が飛び交います。


話は少々横道へと逸れますが、今、夕方のニュースを見ていると、「広島・長崎講座」が開設されているアメリカの大学生が原爆資料館を訪れていました。


そこで、現市長が提言する「オバマジョリティ」キャンペーンのTシャツを目にしたアメリカの大学生の感想は…


「ちょっと笑っちゃうよね オバマ大統領は今まで何もしてないからね♪」でした。


皮肉にも、広島の財界人が現市長へ対して抱く感想と同じモノに。


「平和を掲げては世界を飛び回り、本当に何もして来なかったもんな」と。


「現場」に携わる、ある人は口にされていたっけな。


「歴史を遡れば、荒木市長が職員を鍛え上げ、平岡市長が、その精鋭達を活用し、現市長が、その精鋭達の首をことごとく切って行った」とも。


例え、現職が最低だろうが最高だろうが「多選の弊害」は既に蔓延しており、街をニュートラルな状態に戻さなければならない!


利害の一致する提灯持ち達が、内々にチョコチョコ動き回ってる光景は不気味であり、今こそ変革の時です。


それは、全ての「市民」の為に。


私の書き綴る拙いブログだって、疑って掛かって良いでしょう。


全ては、市民個々が“情報”等々を咀嚼しては、取捨選択、自らで判断を下すべきではないでしょうか。

2010年12月05日  お礼


サンフレッチェ広島の今シーズンが閉幕。


初のACLに出場にW杯イヤーも手伝って、ナビスコ杯・決勝進出へ至るまで、それは濃厚なシーズン。


ありきたりの言葉であれ“瞬く間に”過ぎて行きました。


「一回り肥えたかな?」ってくらい、様々な紫色の思い出を食べ尽くしては満喫♪


クラブの最終順位は7位でしたけども、どんな世界でも「頂点」なんて軽々しく極められるモノでなく。


発展途上であるクラブが貴重な経験を積んでは“健闘”を果たした「収穫あるシーズン」だったのではないでしょうか。


それを「今後に活かせるか?」


あの名古屋も、徐々に上位へ定着をはじめ、ACL初出場の年には中位へ沈んだ経験を活かし、この度のタイトルがある。


今後も、この2010年を更地にする事なく、上積みして参りましょう!


また、あっちで「1484!」 こっちで「1484!」と…


過去最高の頻度で皆様から声援をはじめ、お声を掛けて頂いたシーズンでもあり。


改めて、全ての人々へ感謝、お礼申し上げます。


どうぞ皆様にも、1年間の疲れを癒すと共に、英気を養われて下さいまし。


私?


喋りにオフ・シーズンはありません。


まだまだ♪

2010年12月03日  我で考えたもう


マス・メディアとは(mass media)新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどの大衆媒体である。


皆様は、このメディアから大量に発信される「情報」(ニュース等)が全て真実を“ストレート”に伝えていると思われますか?


とかく「広告収入」から成り立つメディア界にあり、今も昔もクライアント(スポンサー)への配慮がなされない訳はなく。


何を言わんかと申せば、真実を報じるに「手加減」と表現すれば不適切なれ、操作や微調整は当たり前の様に行なわれています。


メディア側からすれば、常にジャーナリズムと自社存続の均衡を図り、折衷点を見い出す日々とでも申しましょうか。


そんな中にあり、不特定多数へ向けて先ず問題を提起しては“より良い社会”を目指す…


メディア側とすれば正に存在意義であり、真骨頂とでも言える新聞記事に、先日、触れ合う事が出来ました。


登場するは、広島市立大准教授(40)で「広島に住む私達は自律的に思考すべき」と話す柿木伸之さん。


同氏は、オバマ米大統領を称賛し、五輪招致をめざす広島の動きとその思想的現状に警鐘を鳴らします。


では改めて、朝日新聞の12月1日付記事、記者と同氏のやりとり、その一部を振り返る事に。



柿木氏:秋葉市長が昨年の平和宣言で、「私達はオバマジョリティー」と発言したのに失望しました。


今も戦争を続ける米国は、世界の権力関係におけるマジョリティー(主流派)の代表です。


かつてその国に破壊され、本来マイノリティー(少数派)であるはずの広島がマジョリティーを翼賛し、同一化しようとする。


戦争や社会の構造的暴力を後押しすること以外の何物でもありません。


記者:広島市の五輪招致活動にも言及されていますね?


柿木氏:現代の五輪は、貧しい国々の人々を搾取している世界的大企業というマジョリティーに支えられたお祭りです。


「平和」を掲げた五輪を広島が開けば、その儲けに箔(はく)が付くだけ。


「国際平和文化都市」と称する広島がめざす平和と矛盾しないでしょうか。


市議会からの反対論も財政のことばかりですが、「広島の存在意義」と照らし合わせた議論があるのが筋でしょう。


記者:「体制翼賛型少数者」の概念が、今の広島の姿によくあてはまると指摘されていますが、その弊害は?


柿木氏:マジョリティーのアリバイづくりに利用されることです。今年8月6日のルース米駐日大使の訪問が典型でした。


平和記念式に参列して日本や広島を重視する姿勢をアピールする一方、公の発言をせず、米国の保守派も刺激しなかった。


大使は原爆を落とした国の代表であり、広島はせめて「何のために来たのか」を問うべきでした。米国から見れば沈黙するヒロシマは何と便利な街か。


記者:G8下院議長、ノーベル平和賞受賞者ら、要人が集った最近のイベントにも厳しい目を向けていますね?


柿木氏:なぜ上ばかり見るのか、と思います。


米国などの「テロとの戦争」の下で人間らしい生活を奪われた国々の人々、日米安保体制下で基地問題に苦しむ沖縄の人々。


そうした現在の問題に目を向け、声を聞き、ともに解決に取り組む。そういう場こそ広島に必要ではないでしょうか。


記者:要人らの会議も議題はもっぱら核問題です。


柿木氏:核さえなくなれば平和だと言うのでしょうか。


それ以外の差し迫った問題もきちんと議論しなければ、平和を語る広島の言説が根腐れしてしまうのでは、と懸念します。


記者:平岡敬・元広島市長も当欄で「広島に議論がない」と憂えていました


柿木氏:私は広島に来て8年ですが、言論空間に息苦しさを感じます。


言論の自由を閉ざされたものにすればするほど自らの言論も萎縮し、外に対する説得力を失うことを私達は知るべきです。


記者:考えなければいけないことは多いですね


柿木氏:広島の問題は思考停止状態にあることだと思います。大切なのは「永遠平和のために」を書いたカントが言う「自律的思考」です。


平和とは他者とともに生きていく私達自身の生の問題です。


考えることを偉い人に任せるのではなく、自ら思考を重ね、戦争のみならずあらゆる暴力の要因を探っていく。


そうして自分達の今の立ち位置を見直すなら、世界的な文脈で平和を語る地平が開けてくるはずです。


さて、如何でしょうか?上記の記事において感想は個々の感受次第であれ「手加減する人物やメディア」ばかりでは成立しなかった記事です。


市政(行政)とは、言い換えれば巨大金庫であり大クライアント。


私も色んな活動に取り組んで参りましたが「広島市立」関連ともなれば、まず市側へ公で異を唱える人物は極端に少なくなります。


そこへ積極的にメスを入れようとする報道機関も。


改めて、市民もメディアもギアを入れなおす時期では。「自律的思考」と共に。

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