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日記|DIARY
2010年2月07日 読み解く
現在、読書中の本。タイトルは「若き友人たちへ」。
ニュースキャスターであり、何より生粋のジャーナリストでありながらも亡くなられた筑紫哲也さんが。
生前、自らの病と向き合い余命を知りながら、これからの時代を担って行く人々へ向けて“書き残した”一冊です。
同氏が「報道」に携わるにあたり、掲げていたスタンスは…
力を持った者が、その力に任せてやろうとする事や、大多数の人達が一つの方向に向かおうとした時など。
「そうすると、こう言うマイナス、危険があるかもしれませんよ」と言い立てる、「心配性のジャーナリズムであった」とあります。
そこで、上記を踏まえながら“ここ最近”新聞に掲載された「2つの記事」ご紹介しましょう。
記事タイトル:『鶴折るだけでなく行動を』 《平岡元広島市長「平和論」講演》
東区の広島女学院で21日、元広島市長・平岡敬さん(82)の講演会「私の平和論−ヒロシマから」があった。
平岡さんは、市長在任中にインドを訪問して政府高官に核実験中止を求めたが。
「米国の核兵器に守られている日本人が何を言うのか」と相手にされなかった体験を紹介。
原爆を投下した米国の責任を問う事も無く、核の傘下に入った日本の曖昧な姿勢が、核廃絶を願う広島の訴えを非常に弱めているとの持論を展開した。
平岡さんは更に「核兵器さえ無くなれば平和になるのか」と問題提起。その上で若い世代に対して。
「平和記念公園に沢山の折り鶴が集まっているが、乱暴な言い方をすれば、折り鶴を100万羽折ろうが、折るだけで平和は来ない」と投げかけ。
「鶴を折っておしまいという平和運動じゃだめ。世界や日本政府を動かすような具体的な行動に結びつけて行ってほしい」と呼びかけた。
これは“ある新聞記者”が記事にした1月下旬の話題であり、続いての記事も同記者によるモノです。
記事タイトル:『五輪招致の是非 市民目線で論議』 《参加無料、きょう広島で》
広島市が招致を目指す2020年夏季五輪について市民が語り合う「タウンミーディング」が7日午後2時から中区舟入川口町の公民館で開かれる。無料。
企画した同区の行政書士(47)は、五輪には経費や施設など課題が多いのに、市は市民の声を聞こうとする姿勢に乏しく、市民の関心も低いことに違和感があるという。
「賛否それぞれの立場から議論し、もっと感心を持ってもらえれば」と話す。
先ずは2つの記事を紹介しましたが、一方で、別の新聞記者による昨日の記事にも目を通せば。
記事タイトル:『朝市など提案 旧球場活用策』
広島市は5日、旧広島市民球場の解体後に整備を予定する広場の活用策を考える「賑(にぎ)わいづくり研究会」の初会合を市役所で開いた。
イベントのアイデアや運営手法などを話し合うのが狙い。
地元経済界や観光、旅行業界、市の関係者たちメンバー8人が出席。「自由に意見交換する」との理由で議論は非公開とした。
終了後、会の座長は「イベントには集客効果がある。あそこに行けば何かやっている、となれば大成功だ」と述べた。
市によると朝市や屋台村、季節の花畑などのアイデアが出たという。
同研究会について、市都市活性化局は「にぎわいを生み出すために、かかわりの深い人たちと協力してアイデアを探りたい」としている。
如何でしょうか?非公開であれ、「人物が特定できる」程の写真が一緒に掲載されており、改めて参加メンバーを確認すると。
組織の一員としてトップの命令を順守、「市民球場解体」を昔から粛々と進める、私のよく知る市の担当者。
このご時世に、まだまだ活用できる建物を解体しては新たなビルを建造して「そこへ移転しよう」と唱える商工会の一員。
某TV局のプロデューサーに、これまた同じ某TV局の元社長。市の計画を後押しする、NPO団体の主催者等々。
根本で、市民球場を解体、広場・公園化の後に「何を行なうか?」との会合なので人選には言及しません。
(参加メンバー内には「解体を止めよう」と言って下さっている人物もおり、あくまで「召集」されているのですから、参加メンバーを誹謗中傷するでなく)
そこで、「明確なメッセージ」が見て取れる“前者2つの記事”とは対照的に、後者は何を言わんとしているのか?
「都市のにぎわい」以前に、まだ「球場の解体」すら決定していない中で。
ならば、今一度「心配性のジャーナリズム」に照らし合わせるに。
力を持った者が… 大多数の人達が同じ方向に… そんな時に問題提起するのが…
さもすれば、「閉鎖的で偏向なる会合が開かれている事実」を白日の下にさらし。
「市民の皆様!復興のシンボルを無慈悲に解体しては『あそこに行けば何かやってるで大成功』レベルの話で大丈夫なのでしょうか?」
との警鐘を鳴らして下さっているのでは?!
深いぞ!ジャーナリズム!
2010年2月04日 地味な… こだわり…
1年間365日、「常にアンテナを張っている」ことの1つに。
「広島ビッグアーチの場内演出で、一体どんな曲を使用するか?」が挙げられます。
ホームゲームに於いて、開門時であったり、インフォメーションやアウェイ・スタメン発表時のBGM等々。
CDショップで新譜を視聴している時に、テレビや映画の鑑賞時もあれば…
ラジオを聴いている時に、夜のクラブでプレイされるノリノリのチューン(曲)を耳にした時など、もう無意識にレーダーが作動♪
日々「おっ!コレはあのパートで使えるかも?!」の連続です。
このレーダーに反応した音源を都度“収集”しては、蓄えられたミュージック・ライブラリーより…
「新たなシーズンに使用する曲」を選択・決定するのが、正に今の時期。
そして、この選曲作業には、少々“こだわり”と申しますか「当前の選考基準」を自らで設けている次弟。
その基準をヒモ解く鍵は(そんな大袈裟な話では… 笑)「東京の人気クラブDJ」にあったりで♪
クラブDJとして人気を集め(支持を得て)CDなどもREMIXをはじめプロデュースする様になるには理由があり。
私ごとき門外漢が、それこそ違う畑の話を“さも解った風に”書き連ねるには恥ずかしい限りですが、その理由とは?
「バランス」。
どんなジャンルにも言える事ですが、「天才」など全体の1%も存在しておらず。
後は、センスが良い悪い、上手下手の“線引き”など紙一重です。
そこで「音楽」の話となりますが、これだけ多様化しながらも深いジャンルになると。
「自らの世界」(好きな音)をクラブDJが極めようとすれば、いくらでも極められる。クラブでプレイできる。
でも、「それだけ」だと、クラブ(フロア)に足を運ぶ、一般のパーティー・ピーポーから支持は得られません。
送り手サイドの「自己満足」で終息してしまう。
そこを、誰もが周知でノレる曲に、時にはマニアックで「己のみ」がプッシュする曲も織り交ぜながら…
構成も含めて「バランス良く」プレイする。
妥協や迎合でなく、「相手の望むモノもプレゼントする」。
このスタンスが人気を集め、ベタな表現を用いるならば「売れっ子になる」ってヤツです。
また、この「バランス感覚」はクラブDJのみならず、私共が携わっている番組やCM制作にも同様の事が言えたりで♪
ただし、逆に「ニーズに応え過ぎる」のも違う話。
結局のところ、今回は「何が言いたいか?」と申しますと(笑)
過去にも、ビッグアーチでプレイされている音楽に関して。
時に、「それ流しちゃうんだ…」「それ選択するか?」と言った感想を持たれた方もいらっしゃるでしょうが。
そこには「敢えて」が介在していたり、心地良い音質とメロディ・パートがタイムテーブルの時間軸にリンクするべく…
分からない様に、地味な編集(加工)が加えられたりしています。
どこか「押し付けがましく」表記する事すら躊躇(ちゅうちょ)してしまいますけども(笑)
手に入れた音源を、いわゆる購入したCDの何曲目を「そのまま流している」めいた単純な演出は行なっておりません。
まあ「どうでも良い」話ではあれ、ホームゲームで言えば、選手がプレーする「最高の90分間」を盛り上げる為に。
その前後を、少しでも快適空間であったり非日常的な空間を演出しようとするスタッフも…
陰ながら、存在している。
そんなこんなで、待ち遠しいな。
「開幕」が♪
2010年2月02日 満腹&満悦♪
これまでも、友人知人を幾度と無く「行こう!」と誘い。
また同様に「行こう♪」と無数に誘われながらも実現しなかった食事の機会。
サンフレ選手も御用達!
誰からも愛されるお好み焼き屋。
広島市南区は皆実町にあります「ひらの」へ…
“初めて”行って参りました♪
いきなり暖簾(のれん)がサンフレ・カラーであれば。
店内には、サンフレ選手のサインやユニフォームがズラリ!
鉄板の上には、調理中の“ライスが入ったお好み焼き”が踊っていたりと。
「アレもコレもがウワサ通り!?」の連続です♪
味であったり“看板”とも言える女将さんの人柄を今更ながら語る必要は無いでしょうけども。
常連であろう学生さん達と女将さんの交わす、何気なくも温かい世間話が「お店の人気」を裏付けていました♪
そして、食後は…
女将さんが「今後の事業展開」を図るべく、只今、考案中の…
「名物お好みの通信販売」。
“ひらの”で作られた冷凍・真空パックのお好み焼きを、「如何にインターネット等で販売するか?」
「如何に味を完全再現できるか?」等の作戦&試食会議に参加♪
正直な話、「味が折り紙つき」とは言え…
“解凍後”(チンした後)あんなにも美味しく食べられるモノとは思いませんでした!
これならば、全国の「ひらのファン」をはじめ、それこそ「常連客」でありながら…
現在は他チームで活躍中の「サンフレに在籍していた選手達も大喜びではないのか?!」と大盛り上がり♪
私も、そんな舞台裏を“スクープ”とばかり発信するでなく。
今から、1人でも多くの方々が上記のプロジェクトを知って下さっていれば、後々は“口コミで周知・浸透が早いから”との事で。
超〜微力ながらご協力させて頂いた次弟。
これからも“ひらの”から目が離せません!
今なお進化を遂げるソウル・フード。
美味で偉大なり!
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