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日記|DIARY

2010年12月27日  絶対に改革が必要な街! 前編


相変わらずの、次のニュース。


『西飛行場存続方針正式表明・東京便復活の道探る』


「広島市の秋葉市長は今日、湯崎知事に市が単独で飛行場を運営していくとの方針を正式に伝えた」


「秋葉市長は、市にとって広島西飛行場の存在は利便性はもとより経済の活性化や安心安全にとって重要」


「市営化するということで努力したらどうかと、いう結論になったと述べ、広島西飛行場を市営化する方針と、それに対する県の協力を正式に要請」


「県と市は、これまで年間で約5億円の赤字を折半、共同で飛行場を運営していたが、今後、市は単独で、東京便の復活の道を探ることになる」


「秋葉市長が市営化を方針決定した広島西飛行場は、課題が山積」


「黒字化の前提とされる羽田便は1日3便から4便の発着枠を航空会社と連携して確保できるかどうか?」


「年間およそ3億円の管理運営費に加え、高速道路建設にともなう滑走路の再整備に40億円」


「ターミナルの改修に50億円と、環境整備に少なくともおよそ90億円を投じる必要がある」


「広島西飛行場の存続・市営化については、広島市議会でも賛否が分かれていて、年明けの議会では激しい論戦が展開される見通し」


さて。


今年の年頭に県と市のトップ会談が行なわれた際、市長が「結論を年末までに出したい」との姿勢を示し閉会。


そして、この度「市が単独で飛行場の運営」との結論を導き出すまでも、負債は膨らみ続けていた訳です。


過去何年間にもわたり、明確な打開策すら講じる事なく「莫大なる負債」を生み出しては血税で埋め合わせて来たにもかかわらず。


確かに、ビジネス、観光、災害等々の複数要素を加味しても、また効率の良いコンパクト・シティを目指す上でも街中の空港は貴重。


“市長が”と言うよりも“経済界の一部”が「西飛行場の存続を望んでいる」との方向性も理解できます。


しかし、この時代背景にあり、潤沢な資金がある都市でなく、限られた財布で“やりくり”して行かなければならない中で。


結局は、全てを先延ばしにしているだけで、何の解決や糸口すら見い出せてないのです!


ハッキリ言えば、出来もしない五輪などを謳っては、職員(人材)の貴重なる時間と、そこへ2億円弱の税金を既に注ぎ込んでいるならば。


数年も前から、中長期ビジョンに基づいて「西飛行場の活用法」を徹底的に模索するなり、足繁く東京へ通っては「広島」を営業。


広島−羽田間・定期便の道筋を多少なりとも実現性の高いモノにするなど、「やる気」があれば、今日までに出来る事は無数にあったはず。


今の市政など、熱量が向かない案件には本当に手を付けませんから。


「西飛行場に関しても、これまで検討して来た!」との反論もあるのでしょうが、これだけ無駄に時間が流れ、ならば何が変わった?


これまで、借金を県と市で“割り勘”していたモノが、市のオゴリになっただけ。


結果が出ていないのですから、「下手の考え休むに似たり」で無意味でしょう。


行く行くは、滑走路の北側に道路がクロスして走るので、滑走路の距離(長さ)が足らなくなる。


「ならば、滑走路を盛り上げて、いわゆる、緩やかな“ジャンプ台”の様にして距離を稼ぐ工事をするとか?」等と口にしては。


航空評論家から嘲笑されておりました。


ありえますか?(笑)


やべぇ。


プチンっ!とテッペンに来たので、次号に続きます!

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