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日記|DIARY

2010年10月16日  県と市、粋と野暮


2010 Jリーグ ディビジョン1 第26節 対磐田戦。


結果は1対1の引き分けに終わりましたが…


何が良いって、広島県の「行政としての取り組み」が良かった。


この日、会場では「パパママ応援!みんなで子育て!サンフレでリフレッシュ!」と題して、サンフレ“観戦企画”が行政主導で催されました。


端的に主旨をご紹介すれば。


「県民みんなで子育てを応援する機運づくりと、子育て中のパパママにリフレッシュの機会を提供」。


改めて、「子育ての楽しさを実感して頂く事を目的」に行なわれた“サッカー観戦イベント”です。


Good!


会場に足を運んで下さった方々は、メイン・スタンド側が“かなり埋まっていた”観客席の風景にお気づきになられたと思いますけども。


本当に沢山のパパさん&ママさん。


そして、子供達がビッグアーチへ足を運んで下さいました。


この中には、今回が「初めてのサッカー観戦」との方々も、かなりの割合でいらっしゃったのではないでしょうか。


サッカーファンの裾野を広げるには、未観戦者に対して「まずは1度スタジアムに足を運んで頂く」との“きっかけ”が非常に大事。


その後、リピーターになって下さるか否かは別にして、この「1度は触れ合って頂く」にあたっての“動機付け”が返す返すも鍵であり。


「育児」とは、学ぶ事や“喜び”と言った得るモノも多いけれど、反面、パパやママは心身ともに疲弊します。


私も5歳の娘を持つパパではありますが、子供に教えられながらも、育児なり教育とは簡単なモノではありません。


そんな日々“奮闘してらっしゃる”パパやママへ向けて、「サッカー観戦でリフレッシュして頂く」。


ブラボーです!やるぜ広島県!


少子化が進み、町の人口が減少すれば、自ずと地域の活気は失われ、必然的に景気も悪化する。


故に、現在は全国的に各自治体が「DENKS」の獲得、並びに「DENKSへ快適生活の提供」を掲げた行政サービスに力を入れています。


この「DENKS」とは、ダブル・エンプロイド・ウィズ・キッズ。


つまり、「子供が居る共働きの家庭」のこと。


これだけ全国規模で「待機児童」が多く、お母さんが安心して働けない昨今、各都道府県では“そこを解消するべく”様々な取り組みが行なわれている。


無論、冒頭の広島県が取り組んだ県政の試みも「DENKS」のサポートである事は言うまでもありません。


私も、様々な試みは勉強させて頂いておりますが…


「またココへ?!」と思われど、敢えて言います!


何をやってる広島市?!


県単位では、フレキシブルに、かつ迅速に様々な試みへチャレンジする「明らかな期待」が生まれつつありますけども…


これより話は少々“飛躍”して、広島市の景気を回復するには?行政サービスを改善するには?


その答えは、「トップを替えれば良いだけ♪」と公で言われた人物がいらっしゃいました。


そこで、我思ふ。


その通り(笑)


何をした?何をして来た?


他の都市が取り組んできた“瑞々しくも温かい取り組み”を目の当たりにすれば、誰もが実感するはずです。


同じ時間、同じ税金を費やして、「我々は著しく損なっているモノがあるのではないか?」と。


“五輪の招致”に多大なる時間と人員、お金を割く前に、生活に密着する懸案事項に対して取り組める事は、星の数ほどあります。


日々の幸せの為に。


いけません。


勝ち点を「2」も失ってしまうと、格好の標的に八つ当たりしてしまう(笑)


備考:写真は広島県の子ども元気いっぱいキャラクター「イクちゃん」(ビッグアーチで躍動してました♪)



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