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日記|DIARY

2010年9月07日  立ち上がる市民


先日、知人からいきなり写真のチラシを手渡されました。


何でも、市内の繁華街で配布されていたそうです。


最近では、他にもこんな活動や


こんな活動も見られます。


何より、先だっては市民球場解体に反対される市民団体らが、広島地裁に「取り壊しの禁止」を求める仮処分命令の申し立てが行なわれたり。


ちなみに、私は上記の取り組みに全く関与しておりません。


なぜに“線引き”と申しますか、こんなエクスキューズめいた書き方をするかと言えば、実際は関わっているのに…


当ブログにて「こんな事もやってるんですね♪」と他人行儀で白々しく発信してると思われるのは心外なので。


まあ自意識過剰であれ、私は、そんなセコイ輩でなく、関与してれば先頭に立って走っています(笑)


結局、何を言わんかと申せば「これは、おかしい!」と思う事に対して各方面より市民が立ち上がる事は“素晴らしきかな”と。


無論、何でもかんでも「蜂起(ほうき)しろ!」との意味合いではありません。


どの世界でも、大なり小なり「何か」があり、全てが公明正大の下に成り立ってはいない。


でも、一般市民の方々が「自らに何の利益が生まれるでもなく」そんな中で地裁に仮処分申請を起こし。


市民球場の跡地(存続)問題を“司法の場”にまで持ち込んだ。


その労力なり熱量たるや“半端”ではないでしょう。


多大な時間にお金を浪費すれば、精神衛生上、これほど悪いアクションはありません。


それでも、これだけの市民が実際に立ち上がった。


何故なのか?理由は簡単です。


「おかしい」から。


前記の仮処分申請で「市民側」からの申し立て書を要約すると。


「戦後の復興シンボルとして親しまれて来た球場を“市民の合意がないまま”市が廃止、取り壊す事があってはならない」とあります。


そして、今月3日に仮処分申請の第1回審尋が広島地裁であり、「市側」は申し立てを却下するよう主張しました。


報じられた「市側の答弁書」は下記の通り。


「平和を考える場として原爆ドームや平和記念公園があり、旧球場は保護されるレベルまで戦後復興や平和のシンボルとは言えない」と。


さすが司法の場ともなれば、この短い文章にも「本音」が凝縮されております。


まず持って「市側」との表記であれ、これは“組織”で、当然ながら地裁に出向いた“担当者”が己の主観や主張など挟む余地はありません。


トップ・ダウンの現市政、組織にあり、結局は前記の答弁が「首長の見解」なのです。


「市民球場は復興のシンボルと言えず、保護されるレベルにない」と。


鑑みるに、数年前、公の場で「市民球場は保存しながら、行く行くはサッカー場として使用するなど今後の活用法を模索したい」


とアナウンスをしてたのは、他ならぬ当人です。コチラから水を向けるでなく、自ら発信していた。


それが180度“真逆”に翻った姿勢など、この期に及んで驚きもしませんが。


他に、答弁書の前半部分に目を通すならば、「平和を考える場として原爆ドームや平和記念公園があり…」とある。


平和を考える場として、ある種、「充分な既存施設がある」と解っておきながら。


その対面に「折鶴展示施設」との活用法を最終的な優秀案として選考したのは、これまた当人です。


今更ながら引っ張り出す話でもありませんが、球場解体後、活用法として選出された“二案”は「折鶴展示施設」と「水の都」。


“この二案”は、同氏が何年も前から事ある毎に「街に誕生させる」と、それこそマニフェストにまで盛り込んでいたモノ。


「市民の合意を得て、それ相当の経過を辿って」は“偶然”その二案が最終的に選ばれたのでしょう。


がしかし、そこで当然の様に“猛反発”を受けたらば…


続々と「商工会ビルの移転」だの「菓子博」だのが介入し始め、もうコンセプトもコンペの意味合いすら霧散。


そこまでしても、同氏は自らの夢である着地点を愚直に目指した。


だから。


「司法の場にまで持ち込まれんだって!」(笑)


「コンペをしました」「広く市民からも意見を募集しました」「時間が経ちました」


5年も6年も経過して、落ち着いた場所は自らのマニフェスト(夢の実現)。


宜しいでしょうか?


これだけ我々市民は“馬鹿にされて”今日を迎えているのです。


相手からしてみれば、「それ相応の経過を踏んで来れば何とかなるだろ♪」ってなもんで。


私ごときの主張ですが、心底、「広島の文化や市民に“敬意”を払いなさい」と感じます。


しかしながら、“そこ”を選出したのも、また市民。


だから、市民は自責の念をこめて憤り、怒っている。


「おかしい」ものは「おかしい」と。

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