[an error occurred while processing this directive]
日記|DIARY
|
唐突に飛び出す、昨年の大晦日の話。
テレビでNHKの「ゆく年くる年」を観ていました。
同番組ではお馴染みとなる、列島リレー中継が行なわれ、全国各地の「今」が映し出されます。
時刻は23時59分。間もなく新たな年を迎えんとした頃、全国放送に広島市内の“お寺”が登場。
沢山の参拝者が手を合わせ、「平和への祈りが…」と落ち着いた声でのナレーションが入る。
と、次の瞬間にカウント・ダウンも行なわれず(同番組では通例)映像は“新年を迎えた瞬間”の東京は港区のお寺に切り替わり…
幸福祈願とばかり、無数のバルーンが参拝客より明かるい夜空へ放たれて行く。
「良い1年でありますように♪」と希望をのせて。
「偶然」でなく制作サイドの“演出”であれ、その新年を迎えた瞬間の「広島→東京」のコントラストに私は…
「これ程に広島の現状を如実に語る画面(えづら)はあるか!?」と新年一発目の“ヒザ叩き”をしたものです。
ポン!と。
連日、初夏とも言える気候の中にあり、数ヶ月前の話を持ち出すのも何ですが。
今朝の報道。
「転出増や不況の影響で人口減少が加速!広島県は16年ぶりに人口286万人を割り込んだ」などを目にすると。
「こじつけ」と取られようが、再び前述のコントラストを思い出したりで。
演出の本意ではないにしろ、あれは見事なまでのアンチテーゼでした。
様々な事情があり、街から「ゆく人」あれば「くる人」もいて。
そんな中、「ゆく人」が前向きな感情を抱いて街を後にするならば。
不況だろうが何だろうが、「人々は集う」もの。
さてと。
“各社の記事に目を通す”ルーティーン・ワークも終了したので、業務へ戻るとします。
今日は雨だな。 |
|
|