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日記|DIARY

2010年5月18日  自然の摂理


唐突に飛び出す、昨年の大晦日の話。


テレビでNHKの「ゆく年くる年」を観ていました。


同番組ではお馴染みとなる、列島リレー中継が行なわれ、全国各地の「今」が映し出されます。


時刻は23時59分。間もなく新たな年を迎えんとした頃、全国放送に広島市内の“お寺”が登場。


沢山の参拝者が手を合わせ、「平和への祈りが…」と落ち着いた声でのナレーションが入る。


と、次の瞬間にカウント・ダウンも行なわれず(同番組では通例)映像は“新年を迎えた瞬間”の東京は港区のお寺に切り替わり…


幸福祈願とばかり、無数のバルーンが参拝客より明かるい夜空へ放たれて行く。


「良い1年でありますように♪」と希望をのせて。


「偶然」でなく制作サイドの“演出”であれ、その新年を迎えた瞬間の「広島→東京」のコントラストに私は…


「これ程に広島の現状を如実に語る画面(えづら)はあるか!?」と新年一発目の“ヒザ叩き”をしたものです。


ポン!と。


連日、初夏とも言える気候の中にあり、数ヶ月前の話を持ち出すのも何ですが。


今朝の報道。


「転出増や不況の影響で人口減少が加速!広島県は16年ぶりに人口286万人を割り込んだ」などを目にすると。


「こじつけ」と取られようが、再び前述のコントラストを思い出したりで。


演出の本意ではないにしろ、あれは見事なまでのアンチテーゼでした。


様々な事情があり、街から「ゆく人」あれば「くる人」もいて。


そんな中、「ゆく人」が前向きな感情を抱いて街を後にするならば。


不況だろうが何だろうが、「人々は集う」もの。


さてと。


“各社の記事に目を通す”ルーティーン・ワークも終了したので、業務へ戻るとします。


今日は雨だな。

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