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日記|DIARY
2010年4月28日 拝啓 セルジオ越後様
ACLの予選最終戦。
戦前の予想通り、先発メンバーは若手主体であり11人の平均年齢は「22.18才」。
このチーム編成でキックオフしたらば…
フル充電の選手が躍動!!!
序盤から、人もボールも観戦者の心も動く!動く!
爽快!痛快!春満開!で、イケイケ・ドンドン「サンフレサッカー」の再来!
昨年のアジア王者を圧倒します!
そう言えば、試合前にペトロヴィッチ監督が、「本日のゲームで最も見たくないシーン」を語られていました。
「新たにピッチに投入される選手がビビりながらプレーする事である」と。
“それも杞憂に終わる”と申しますか、ここまでスタメンを飾れなかった選手達は…
何にも咲かない冬の日に、下へ下へとシッカリ根を伸ばしていたのであります!
また、試合後の中島浩司選手がコメントしておりました。
「より結果を求める為、楽しいだけでなく、その中にも勝負強さとかを出したい」。
「また伸び伸びとプレーする事が正解であると言う事を世の中に見せて行ければ…」。
「それが監督の目指すと所であり、チームの目指す所」。
昨日のスタメン選手…
それは伸び伸びしてました♪
ただし、後半の途中から若干の息切れが見られれば、アジア王者も負けじと集中力を高めて来ます。
すると、相手を土俵際へ追いやっていたはずの若人達が、失点を重ねては逆に追い込まれて行く。
そこで、満を持して登場して来たのが、ヒサト!山岸!一誠!と言った…
“経験豊富”なベテラン陣!
さすがでしたね。
繰り出されるは「精神と肉体のバランスが取れたプレー」の数々で。
体勢を瞬く間に土俵中央まで押し戻すと、結果、チームを勝利へと導きました。
スコア的にはリードを保つ展開が長くとも、ある種の“逆転勝利”と言えるのでは。
何も、サッカーに限った事ではありませんが、改めて、成功体験も含めた「経験」の重要性。
こればかりは、一朝一夕に身に付くモノではありません。
しかしながら、アジア王者を相手に伸び伸びと物怖じしないプレーの数々。
昨日のゲームでは、若手選手が「今後へ活かされるであろう」それは貴重な経験を積み。
根本、この度のACLでは、クラブもサポーターも「財産」となる経験を積んだ。
慌しくも、何と尊い大会だったのでしょうか。
サンフレッチェと言うクラブは、着実に強くなっている!
有り難う!AFCチャンピオンズ・リーグ!
最後の数行など、まるでドキュメント番組のナレーションではありますけども…
そんな番組(大会)のエンドロールが流れているであろう試合後のピッチ上では…
スーツ姿のイリアンが、息子さんとボール遊びに興じていました♪
う〜ん♪正に広域公園!
色んなモノが伸び伸びと成長する姿をアナウンス・ブースから見守りながら。
“ゲンをかつぎ忘れて”業務終了後に食べる事となった冷えたカツ丼は…
これまた☆美味かった☆
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