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日記|DIARY

2010年3月24日  今日がスタート!


本日、「広島の将来に民意を反映させよう」と言う署名、「約2万3千筆」を“市議会議長”宛てに請願書と共に提出して参りました。


私は取材スタッフの1人として現場に立ち会ったのですが、それは感動!


1つは、幾重にも及ぶ人々の思い(願い)を無事に届けられたこと。(それだけで終結ではありませんけども)


そして、もう1つは、各メディア媒体から集まった沢山の報道人が「一糸乱れず」と申しますか…


「このままで広島は大丈夫なのか?」「もっと現実(実状)を広く市民へ発信して行こう!」と、それは熱を持って取材して下さるのです。


別に徒党を組むでなく、抜群の報道チームワークと申しますか「一丸」であり。


改めて、報道スタッフの方々も“いち市民”として最前線で「街の行方に危機感を持って下さってるのだな」と痛感。


そこで、現実的な話として「球場跡地問題」で言えば、確かに、明日、明後日に迫る「解体予算の否決 or 可決」はあれど。


そもそも、「市民球場の解体条例」が無効となれば、「市民球場の再活用」も含めた“跡地利用法”の検討は継続される。


また、「球場の跡地利用を市民で十分に検討しよう」との請願書も、20人もの市議の先生方と連盟で提出、受理されたので。


4月の中旬以降も、この案件に関して「建設委員会」で審議が行われます。


故に、目の前の「提出した!」「球場解体の予算が認めらるかも?!」のみに一喜一憂している訳には行きません。


しかし、「今回は」でなく「今回も」、背景には色んな政治“駆け引き”が渦を巻いていました。


折角ですから、一例をご紹介しましょう。


昨日のブログの“続き”とも言えますが、本日の報道より…


この度、提出された修正案には、旧広島市民球場の第1期解体工事費を含む関連費用、「約1億8千万円の削除」を盛り込む事が見送られた。


この件に関し、修正案を提出した“ある市議”は「(球場については)数にならず、苦渋の選択だった」と述べ。


解体工事費削除を修正案内に盛り込むには、過半数の賛同が得られる“見通し”が立たなかった事を明らかにした。


さて、宜しいでしょうか?


過去には、2度にわたって「解体工事費の削除」の項目を盛り込んだ修正案が提出されていたのに、この度は、前記の項目が盛り込まれなかった。


つまり、これまでは「市民球場を解体してはいけないだろう?」「もし解体しなければならないにしても、具体的な将来ビジョンなど何も無いではないか?!」


との市議が、54人中、半数以上は事前に「見通し」として存在していたので、修正案に「解体費の削除」が盛り込まれていたのです。


しかし!今回は盛り込まれなかった。つまり、過去に「解体反対」を唱えていた市議が、「解体推進」へと回った。


※無論、まだ採決は行なわれておりませんので「確定」ではなくとも


では、「解体反対」から「推進」へと政治スタンスを替えた、その「理由」とは?


3月の13日、絶妙のタイミングで報じられた、次のニュースをご覧いただきましょう。


広島市は、旧市民球場跡地の利用計画のシンボルとなる「折り鶴ホール」(イベント施設)について、折り鶴を常設展示しない案に修正する事を明らかにした。


市議会内で「折り鶴の展示」に異論が強い為、整備主体の民間事業者が“修正”を申し出たと言う。


解りますでしょうか?


この事により、「我々はコレまで市民球場を解体して、そのド真ん中に折り鶴を展示するのは如何なモノか?と意義を唱えて来た」。


「しかし、そこが改善されるのであれば解体しても良いのではないか。解体予算の計上に賛成しましょう」と。


何が何でも解体を推進する側の人々より、「全国菓子博」と同様、あの手この手の根回しが行なわれ…


結果、一部の党派が大樹に歩み寄る方向へ「移行するかも?」と。あくまで現時点では“見込みですけども。


いずれにせよ、「保身」で日和見主義な議員さんは、遅かれ早かれ白日の下にさらされる事でしょう。


とにかく、「段階を経て来た」と掲げながらも、コンペが行われた結果…


最優秀案は選ばれず、唯一、選ばれた優秀案の折り鶴ホールと水の都と言うビオトープ案が選出されましたけども…


現在など、もう「コンペ結果」の見る影も無くなっています(笑)


それは、コンペの優秀案を選ばれた選考委員の方々“誰しも”が。


「これだけ混迷を生むならば、再度コンペを行っても良い」(当人に取材済み)と言われるはずです。


まだまだ、これから!

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