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日記|DIARY
2009年11月17日 朝のリレー
カムチャッカの若者が きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が ほほえみながら寝返りをうつとき
ローマの少年は 柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球では いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴っている
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受け止めた証拠なのだ
そして瀬戸内で受け止めたぼくの朝は
きょうもこれではじまった
すかっとさわやか
これコーラ♪
谷川俊太郎さん ゴメンなさい
2009年11月15日 ☆日進月歩☆
先日、サンフレッチェのファン、サポーターに嬉しいお知らせが届きました♪
「年間を通じて試合が観戦できるシーズン・パスと、県内の交通機関で使える運賃支払いICカードが一体化!」
「サンフレッチェPASPY誕生!」
この「サンフレッチェPASPY」が来季から導入される事になり、今月の21日より申し込み受付が開始されるそうです♪
このシステムの“導入経緯”については、下記の通り。
「Jの全クラブで導入を進める“ワンタッチパス・システム”に対応する為、交通系ICカードとシーズンパスが一体となったICカードの導入を検討して来ました」。
「ワンタッチパス・システムとは、J全体で顧客情報(来場履歴やメールアドレス等)の蓄積・管理・マーケティングへ活用する事を大きな目的としており」。
「Jリーグ全体の“来場者数・拡大”を図ることを目指しています」とあります。
J1にJ2を含め、同システムを既に導入しているクラブは沢山あれど。
全てのクラブが、シーズンパスと交通系ICカードを一体化させている訳ではありません。
有り難きかな、我らがサンフレッチェ!
また「手軽」「便利」「再入場も可能」と、嬉しい利点が目白押しですけども、何よりも注目すべきは…
「J全体で顧客情報を把握、活用する」と言う、「カスタマー・リレーションシップ・マネジメント」の導入。
そう!「CRM」です。
CRMとは、企業が効率よく、かつ効果的なサービスを行う為に、まずは顧客情報を分析。
その分析結果を基に、改善されたサービス等を展開。
結果、企業・顧客間で更に良好で長期的な関係が築かれ、顧客の新規開拓にも寄与する。
言うなれば「お互いの利益を生み出す」仕組みのこと♪
つまりJで言えば、お客様が何時に来場されて、どのエリアで観戦する等々の情報が、より細分化、明確化され。
運営側が、そのデータ全てを把握、管理した後、サービスに反映させる。
一例で、「冬場のお弁当」話などを挙げてみれば。
まず、運営側は「ワンタッチパス・システム」で得た情報を分析。
「このエリアの観客は何時何分を中心に来場されるので、そこへ向けて熱々のお弁当を幾つ投入しよう」となる。
そうする事により、運営側は、商品を投入する正確な時間に、余剰な在庫が出ない数量までもを割り出せ。
一方の観客側は、「食べたい時間帯に、待ち時間も無く“熱々お弁当”が食べられる」との満足に繋がる。
他にも、最近、ホームゲームにご無沙汰となっているファン、サポーターに対しては。
運営側より「最近、会えなくて淋しいなりよ〜」と、まるで恋人の様なメールが絶妙のタイミングで届いたりも♪(注:あくまで分かり易い例え)
いずれにせよ、CRMに関しては、一定期間のデータを収集。
そこから分析を行ってのサービス改善ですから、何事も「急変」ではありません。(無論、CRMとは別に、常にサービス改善は出来ますけど)
とにかく、行く行くは「Jクラブ全体」で、1ランク、2ランク上のサービスが観客へ次々と提供される事と思われます。
その第一歩は、「サンフレッチェPASPY」の購入♪
ちなみに、このCRM導入で、Jの中でも最前線を突っ走っているのは…
「浦和レッズ」。
先だって、同クラブのCRM担当者と食事をしてお話を伺ったのですが、凄いですよ!それは企業努力が物凄い!
お口へ運んでいた箸が20分は止まるほど、「そこまで深く、しかも、そこまで進んでいますか!?」ってな感じ。
同氏の、「これだけの事をしているのだから、売り上げが伸びない訳がない!」と言う自信に満ちた言葉には感動すら覚えました。
実際、それだけの情熱と労力を注がれていましたから。
クラブの未来、そして何よりもスタジアムへ足を運んで下さるファン、サポーターの為に。
CRM以外にも、色んな話を伺ったな。
「フロンターレは良質の運営努力をされていて素晴らしい」と言う話に、etc。
※まだナビスコカップの表彰式での有事が問題視される前の話。かと言い、何があろうと同クラブの運営努力が否定されるモノではありません!
まだまだ、色んな話を展開したいのですが、素敵な友人より…
「私からの誕生日プレゼントをブログに載せるのでは〜?」と、まるで私の性格をCRMで分析した様な催促が入りましたので。
「友よ有り難う!」
今後の友情に反映させて行きたいと思います♪
2009年11月14日 憲章寓話「リアルマン」
Japanese Olympic Committee,
「スポーツを通じて明るく豊かな社会を形成すると共に」
「相互理解を深めて国際親善に尽くし、平和の構築に貢献する」。
「これを日本国内に広める」という使命。
もう1つ。
「各競技の国際競技力の向上をサポートし、国民の期待に応えること」。
「更には日本代表選手の活躍により」。
「子ども達に夢と希望、活力を与え、広くスポーツへの参加を促して、青少年の育成・教育につなげること」。
「この2つの役割を確実に果たすため…」
と言った“揺ぎ無い理念”を基に活動されるは、財団法人日本オリンピック協会。
人は、同団体を「JOC」と呼びます。
言わずもがな、ブレない、媚びない、たじろがない!
正に、海千山千の“つわもの組織”であり、彼らの前で「矛盾」や「理不尽」は通りません。
昨日は、このJOCの専務理事が来広しては、「市が推し進めるプラン」を一刀両断。
狭い地域の利権や顕示欲とは無縁の同専務理事は、流石にスケールが違いました。
ニュース報道を見ていても「溜飲が下がる」と申しますか、ココに「正義を見た!」気が致します。
「オリンピックを町に招致したい?」
良きにつけ悪しきにつけ、その地域の住民にとっては生活面、経済面等においても一大事。
また、学生やトップ・アスリートにしても、「そこに人生を掛けて」取り組んでいる方々だって沢山いらっしゃる。
にも拘らず、「検討する」の段階であれ、地元へ対して事前の“説明”は一切なし。
当たり前ですが、「おかしいモノは」おかしいのです。
そして同専務理事は、記者会見で堂々と言い放つ。
「市長の意図がよくわからない」。
「広域的に広げているが、オリンピックファミリーは富める国も貧しい国も同じ選手村で友好・親善がおきる」。
オリンピック憲章に基づいて、広島・長崎が検討している分散開催について“困難”との認識を明確に示された後も。
「あくまでスポーツの大会であることを大切にして欲しい」。
「アスリートが最高のパフォーマンスができる条件が、まず第一」。
「その延長線上に、友好・親善・核廃絶があるならば良いのだが、まずプレイヤーズ・ファーストであって欲しい」。
更に、同氏は続けます。
「市は、地元スポーツ団体に協力要請すらしておらず、地元の関係者から“頭ごなしである”との冷めた見方も出ている」と。
返す返す、フラットな立場である人物から繰り出される「正論」は新鮮であり、感慨すら覚えます。
現時点での話が「五輪を招致する!」でなく、「招致を検討しようと思う」の段階である事は誰もが承知。
そこへ向け、「知恵はよいが、広げすぎだよ」と、市長が専務理事より釘を刺される一幕も。
この一幕までもカメラが捉えており、そこで市長が!
「開催は広島と長崎のみを考えており、その前段階の“検討”として各方面へ協力要請を行っている訳で、決して広げてはいません!」と慌てて説明しておりましたが…
専務理事は、そんな枝葉の部分も含めて大局的な見地より「広げすぎだよ」と言われているのでしょうに。
スポーツの祭典が、プレーヤーズ・ファーストと言う具合に、「何より先ずは選手の為に」を掲げて下さるならば。
行政、地方自治では、「何より先ずは住民の為に」を掲げて欲しいもの。
でも、今回の五輪招致で言えば、各方面で提灯を担ぐ輩も多ければ…
自らのイメージ・アップの為に、また自らの失策をカモフラージュする為にと、方々では十人十色のスタンスが存在したり。
そんな中にあって、あの背筋のピンと伸びたJOCの専務理事。
男前でした♪
違うね。理念に基づき、軸のブレない本物は。
2009年11月13日 大樹へ叫ぶ!
昨晩は、それは素敵な面子(めんつ)と“ヒザを交えた”会合を持ちました。
それは。
複数の大学から構成され、「世代間を越えて皆で手をつなぎ、地域を盛り上て行こう!」と言う学生サークルの面々♪
職業柄、私は10代・20代前半の若者との交流機会が多いので。
「近頃の若いモンは…」めいた愚痴をこぼす事はありません(笑)
今も昔も、「若いモン」って希望もあれば瑞々しく。
例え表面に出さずとも躍動はしており、そこまでの相違など見られないからです。
語った。それは語ったな。
で。
結論から言えば、私共が活動している、「広島市民球場を保存・活用しよう」の運動に大賛同してくれ。
今後は、各大学にも持ち帰り、出来る限りの「バックアップ」と言うよりは…
表立ち、「率先して活動をしたい!」との事でした。
若者よ!素晴らしい!素晴らしいぞ!
では、私が大学生に向かい「何を喋ったのか?」を簡単に明記したいと思います。下記の通り。
「今一度、これからの若者にも、コレだけは知っておいて頂きたい」。
「1945年8月6日、原子爆弾が広島に投下された事により、その閃光の下、14万人もの人々の命が奪われました」。
「その4年後の同日、世界に向けて、人類の平和を願い訴え、過去の過ちを繰り返さない為にと“広島平和記念都市建設法”が制定」。
「爆心地・周辺一帯が平和祈念施設として整備される事となり、1954年4月1日に現在の平和記念公園へと生まれ変わりました」。
「そこで忘れ去られているのは、この平和記念公園の正にシンボルと言える“原爆ドーム”に対して、当時は、二つの意見が交錯していたこと」。
「一つは『人類が犯した過ちの証人として原爆ドームを保存する』と言う意見」。
「もう1つは『危険物であり、被爆の惨事を思い出したくないので取り壊す』との意見」。
「今では、1996年に世界遺産にまで認定された『原爆ドームを取り壊す』など信じられませんが、当時は、この2つの意見が“対立”していたのです」。
「そして、ようやく原爆ドームの“永久保存”が決定したのは、原爆投下から20年もが経過した、1966年」。
「人類が犯した過ちのシンボルが原爆ドームであるならば、『向こう75年は草木も生えない』と言われた焦土の街から」。
「人々が“生の喜び”を謳歌するまでとなった復興のシンボルが、対面する広島市民球場」。
「この“二対で一つのシンボル”とも言える、まだまだ活用できる市民の球場を、カープが新たな場所へ立ち去ったからと言い…」
「なぜ、無慈悲に解体しようとするのか?それが出来るのか?その人間性が、私は未だ理解できません」。
「何が何でも残すべき!とオートマチックに訴えているのではない!」
「万が一、解体へ向けて動かなければならないにしても…(絶対にそんな事はありませんが!)」
「解体すれば、産業廃棄物と化して“2度と元には戻らない”シンボルを介錯する(とどめをさす)にあたり」。
「市政をはじめ、皆様は充分な議論を交わしたのでしょうか?と訴えているのです」。
「もしも“現在の市政”が40年前に存在したならば、あの原爆ドームですら解体した事でしょう」。
と、話をさせて頂きました。実際は、この数十倍、熱く、細かく語っておりますが。
スポーツ文化を通して、地域の人々へ夢と希望を届けた復興のシンボルを。
現世の活気を通じて、地域から平和を発信して来た復興のシンボルを「コンクリートの壁」と言い放つ人物が。
“180度”方向転換のごとく、「今しかない!」とばかりのタイミングを打って。
「オリンピック招致」を掲げるのも滑稽(こっけい)な話。
「世界へ」云々と立ち振る舞う前に、地域を見つめ、地域の人々とヒザを交えて“先ずは”話し合うべきです。
私は、率先して敵や味方を作りたいのではありません。
ただ、冒頭の学生グループと同様、歴史を、人々を「つないで行こう」と切に願うだけ。
写真の市民球場に掲げられた「夢と感動をありがとう」とは、先立つシンボルに対しての“贈る言葉”ではないのです。
2009年11月11日 日はまた昇る
昨晩の地域ニュースで、報じられるは「広島市の12月定例議会」について。
内容は、「前回の9月議会同様、市民球場の跡地利用問題が議題に上る」とありました。
素晴らしい!
顧みれば、これは中傷でもなく率直な“感想”として、この町には何と「跡地問題」の多い事か。
しかも、都市機能として重要な場所、歴史ある建造物関連が、ことごとくです。
例えば、広島の“ある著名な人物”が、平和公園の東側入口にある「カフェ」について、絶句しておられました。
「平和公園に隣接する」と言うよりは、「平和公園の敷地内にある」と言っても過言ではない場所に。
数年前に誕生した、紅白の壁が眩しいカフェのこと。
「町を都市化するにも公園化するにしても、そこには大なり小なり民間が介在する余地が通常はある」。
「しかし、あの場所は完全なる行政主導で進められ、導き出される結論の出来・不出来は、市政のセンス、手腕に掛かっていた」。
「結果、出来上がったのがアレだった」。
「平和公園の玄関とも言える場所に、紅白に輝くカフェを構える感覚は、もう常軌を逸してませんか?」と。
その道のプロ中のプロ、オーソリティーとも言える同人物は、憤りを通り越して“脱力”されておりました。
悲しいのは、こう言った“客観的な視点”であったり、「これで大丈夫?」と言う意見ですら…
兎角、この町では、「非難」であったり「批判」と捉われてしまう事が多々あります。
いやいやいやいや、違うでしょう。
別に自ら「市民オンブズマン」を気取るつもりはありませんが。
しかし、数々の施策や税金の使途について「批判主義」と言わずとも「疑問視する」観点は、誰もが持ち合わせて良いはず。
そんな意味でも、数々の施策等が正しく適性に行なわれているかを見張る「チェック機関」が…
市政で言えば冒頭にも登場した、これまた市民より直接選挙で選ばれし、市民の代弁者となる「市議会」なのです。
その市議会が、市民球場の跡地問題で言えば、「このままで良いのでしょうか?」と異を唱えているにも拘らず。
そこで異を唱える事に、「常識では考えられない」「理解に苦しむ」と言い放つ“長”もいらっしゃる。
え〜と。
議会の存在意義や民主主義を遂行するシステムって何?って話です(笑)
私共も、全てに拒絶反応を起こし「何が何でも反対!」と訴えているのではありません。
市側にも足を運び、「みんなで、みんなの為になる町を、みんなで作って行きましょう!」と。
微力な私共が訴えたとて“どうなるモノ”でもないかもしれませんが、でも諦めずに継続して声を上げているだけ。
そんな折、今後も、例えば下記の様な活動が、これからの時代を担う“学生主導”で立案、行なわれようとしています。
今回、下記のオファーを頂戴した際も、それは「喜んで!」と即答、快諾させて頂きました!
幕末だろうが21世紀だろうが、いつの時代も損得勘定を抜きにした“熱き若者”は存在するモノ♪
広島の未来は明るいぜ!
告知@
告知@を告知して下さった告知A
2009年11月10日 風姿花伝
この度、サッカー日本代表の“新ユニフォーム”が発表されました。
基本色が“より深い青”となっておりますが、主だった変化と言えば、首もとの「赤い四角形」。
何でも“日の丸”をイメージしたモノだとか。
人は誰しも“慣れ”があり、新デザインに対して違和感を覚える方々もいらっしゃるでしょうが…
着用するチームが好調なれば「いくらでも愛着は湧く」でしょうし、成績共々“定着”に期待大です♪
ついでに、「ユニフォーム話」を言及すれば、どのスポーツの?どのメーカー?と言う話ではなく、総じて…
昨今のユニフォームは、何故に、ああも「ゴチャゴチャしている」のでしょうか?
(ゴチャゴチャと言う字体って本当にゴチャゴチャしています♪)
ユニフォームを彩る「スポンサーロゴ」等に関してではなく、「基本的なデザイン」の話。
メーカー特有の巨大ロゴであったり、複雑な模様にラインなどが躍り、そう言った装飾は果たして必要?
あくまで、色んな国の様々なスポーツで使用されているユニフォームの話であり、また完全なる「個人的な好み」の問題ですが(笑)
好みのスポーツが何であれ、応援の際、「ごひいきチームのユニフォームは着用したい!」
そんな中、「これはウチの商品なんっすよ!」と言う基本デザインの主張が強ければ強いほど…
そこに反比例して、ファン(購買者)は引いてしまうような。
ユニフォームの基本デザインは「絶対にシンプル」であるべきでしょう!?
「サポート役となるユニフォームが発する強すぎる主張」に対する、いちスポーツ・ファンからの強い主張です(笑)
それこそ、Jリーグや日本のプロ野球でも定期的にユニフォームのデザインが更新されたりしますが、ならば…
事前に「ファンの方々よりデザイン案を募集」。
次に、これまた「ファンの方々より、投票等で最終デザインを決定」。
さすれば、結果的に「ファンの総意」で選ばれたデザインですから“そこ”に対する不満も軽減されれば。
何より、愛着も購入者も「3割増」は間違いないでしょう!
折角なので、「強すぎる主張」で言えば、先だって、私が出席させて頂いた結婚披露宴。
式場サイドが、“当会場自慢”の豪華施設にメニューの数々を「列席者にご理解頂きたい」のは百歩ゆずって解りますが…
披露宴の際、新郎新婦よりオファーを受けた、それはベテランで上手な局アナの司会者さんが喋って下さっているのに…
「会場専属・司会者」が、上記のメイン司会者さんの横にベタ付きして、ことある毎に「当施設の説明」などを挟み込むのです。
「この建物は、何百年前の欧州の何々を模して造られ…」等々。
式場サイドの親切心であれ、会場・激戦区である広島で生き残りをかけての演出であれ。
いずれにせよ、行き過ぎた会場側の「主義主張」なんて披露宴では要らないし。
我々のテーブルは複数局のテレビマンばかりだったのですが、一同曰く。
「観光ツアーでもあるまいし、主役は誰なのか?!」と非難轟々でした。
披露宴自体は素晴らしく、何よりも「おめでたい」席上での話。
一言居士で重箱の隅を突付くつもりはなくとも、「些細な」レベルではなかったもんなぁ。
ふぅ〜。
「秘すれば花、秘せねば花なるべからず」
世阿弥の、それは含蓄ある言葉が染み渡ります。
2009年11月09日 誕生の日
苦しみながらも、我らがサンフレッチェはアウェイで勝利を収め…
それは気持ち良いテンションで突入した、我が誕生日の11月9日♪
思い起こせば、つい20年前まで「ドイツを東西に分断していたベルリンの壁」が崩壊した。
“歴史的な日”でもあります。
そんな日を、またぐ様に飛び込んで来た知事選の結果。
まず投票率に関しては、別に何を諦めている訳でなく。
「今回は34%前後。よく行っても37%だろう」と事前に周囲とは話をしていたので…
実際、「県歴代ワースト3」を記録しようとも。
また何より“当選結果”を目の当たりにしても、何一つの驚きや感慨は無く。
各候補、立候補までの経緯に選挙戦。そして結果に到るまで。
これだけ改革の進む現代にあって、それは「旧態依然」としたモノでした。
いずれにせよ、県政の新たな船出であり、私とて全てを否定的に捕らえているでなく。
より良い地域が創出されるよう、新知事に期待したい限りです。
そして、思い起こされる先人の声。
今月28日に任期を終える藤田知事の“インタビュー”では、こうありました。
「任期の10年目を過ぎた頃から、職員の考えは殆ど私と同じになった。私の手のひらからハミ出した案が出て来ない」。
「10〜12年が適当な任期と思う。それ以上になると、よほど優秀なブレーンを持っていなければ“裸の王様”になってしまう」と。
ある県で改革を起こした知事は、任期満了で辞職の際。
「日々県民の為に全力を尽くしていれば、大よそ3期(12年)以上は体力が持つものではない」。
また、他の県で県政を立て直した知事も、辞職の際、藤田知事と同様のコメント。
「3期も務めれば、良くも悪くも周囲はイエスマンばかりで固まってしまう」。
「それ以後は、新たな人材へバトンを渡すべきである」とも。
そんなこんなで、今月下旬、正式に誕生する新知事への切なる願いは。
「太く短く、何より熱く」県政を引っ張って頂きたいモノ。
無論、「早々に辞めるべき!」と言う意味でなく、リーダシップを発揮しての常に全力投球。
いずれにせよ、「初心を忘れての裸の王様」だけは、ご勘弁を願いたい次第であります。
『立って半畳、寝て一畳、天下とっても二合半』ってか。
2009年11月07日 甘美な香り♪
東京より大親友が来広。
「何を食べる?」と言う事になり、私のみならず、その親友までもが噂を聞きつけていた…
横川にある「ゴッドバーガー」へ♪
恥ずかしながら私も初体験だったのですが、超〜美味しかった!
そう言えば、ちょっと前に「幸せな瞬間を教えて下さい」と街頭インタビューを行なった際。
回答の大部分は…
「食」に関したモノでありました(笑)
例えば、生活に大事な「衣・食・住」の内で「どれか1つ選びなさい!」となれば。
間違いなく「食」がダントツなのではないでしょうか?
まだまだ、食には無限のビジネス・チャンスが潜んでいる気がします♪
何かないかな?(笑)
さて、明日は午前中から県知事選の投票へ行って、その後も何だかんだと走り回り…
何と言っても、我らがサンフレはアウェイでの大宮戦!
「3対1で勝利」の香りが既にプンプンしております。
出来立てのゴッドバーガー同様、それはそれは芳醇な香りが♪
この「J1」では。
まだまだ「旋風を巻き起こし」終えてはいない。
サンフレ劇場、リニューアル・オープンです!
2009年11月05日 Imagine all the people
本日、とある高校生から「市民球場の跡地問題について詳しくお話を聞かせて下さい」との申し出があり…
熱弁を振るって参りました(笑)
その高校生は、同問題について「このままでは絶対に市民の為にはならない」と感じ、能動的に連絡して来てくれたのです。
素晴らしいな! 素晴らしいぞ高校生!
「我々の活動に賛同してくれたから」云々と、そんな囚われた枠内で「素晴らしい」と感じているのではなく。
あれだけ市民の方々へ希望と元気、明るい話題を半世紀に渡り届け続けてくれたシンボルを。
未だ充分に活用できるにも拘らず「老朽化」を謳い、無慈悲に解体しては、その後、町の中心を広場にしようとする現状。
何ら自らを正当化するでなく、ごく普通に、至極自然に考え。
「何とかストップさせねば!」とまで行かずとも、「このままで良いのかな?」とは誰でも思うはずです。
おごりながら、敢えて「思うはず」と用いましたけども。
そして、高校生。自らの若い感性で感じた事を、「そのまま胸の内で処理する」でなく、勇気を持って「現状を詳しく知ろう」とアクションを実際に起こす。
当然ながら、言うほど「簡単な行動」ではありません!
そんな若者が、熱意が、意気込みが、正義感が嬉しくて、私も饒舌に喋る喋る♪
無論、話の95%は、「復興のシンボルを無思考に解体するべきではない」と説かせて頂き、残りの5%で…
「残して再活用するならば、サッカー専用スタジアムと言う選択肢もあるが、そこは色んな可能性も含め、皆さんで充分に議論すべきである」と説かせて頂きました。
なんら偽らざる、私の本心です。
幾度も訴えておりますが、昨年まで、カープの興行だけでも約140万人が足を運び。
オーバーな表現を用いれば、同人数が“会場内で飛び跳ねていた”と言っても過言ではない場所を「早急に解体しなければならない」必然はなく。
単純に、「残して何とか有効に再活用する方法を模索しよう」と言う意思が(事前の議論)微塵も無いがゆえ、「解体」へとしか舵が切られないのです。
また、幸いかな。
今後も、例えば沢山の大学生より「同問題について話を聞かせて下さい」との申し出も届いており、私なり、誰かが出向く所存。
以前、当ブログでも書きましたが、あの原爆ドームですら、当時は「あの建造物は危険であれば惨事を思い出してしまう」と解体へ動く向きもあったのです。
そこへ、人々の強い要望が集積した事により「あの場所にドームが残された」と言う、素晴らしい先人の前例までもが“この町”には存在する。
この今日(こんにち)も、わずかな胎動が、徐々に大きなウネリへと以降しつつあります。
はたまた、前述の「5%」の部分の話をすれば♪
先だって、県、市、商工会、青年会議所、県体協、市スポーツ協会、県サッカー協会、J1広島後援会、J1広島より構成される…
「広島にサッカー専用スタジアムの建設を」の推進協議会が、約3年ぶり再び立ち上げられました!
そこで、参考までに、アメリカのサッカー・リーグに所属する、プエルトリコ・アイランダースのスタジアムを写真でご覧頂きましょう。
1974年に完成した野球場を、野球チームが消滅したので、2004年にサッカー・スタジアムへと改装。
写真1枚目は、補足するまでも無く、広島市民の球場。
2枚目の写真は、前述の「海外でスタジアムが改修されたケース」の“途中経過”であり、3枚目が実際の完成写真。
広島に置き換えれば、「1度、解体の道を選択された復興のシンボルが、現世の活気を継続するべく再生、再活用」。
こんな「いたわり」に、こんな「エコ」…
ちょっと他の都市では見当たりません!
結果、「また見事な道筋を見い出したな広島市♪」と、どれだけ国内から、いや世界より喝采を浴びる事か!?
誰も「必ず賞賛されますよ」とは申しません。
でも…
想像はしてみて下さい♪
2009年11月04日 憂い
県知事選も大詰めを迎えて参りました。
故に、新聞各紙でも「これまでの・これからの県政」についてアンケート等が行なわれ報じられております。
例えば、朝日新聞が実施された世論調査では。
4期16年を務めて引退する藤田県政を…
「大いに評価する」「ある程度評価する」と答えた人が、全体の「48%」。
「あまり評価しない」もしくは「全く評価しない」とした人が、全体の「47%」と見事に伯仲する形となりました。
数年間ではありません。“16年も続いた県政”を、大なり小なり「約半分の県民が評価していない」って…
これは何の皮肉でもなく、前回の知事選で「100人中の27人」しか選挙に行ってないのですから、そんな結果にはなるでしょう。
他に。
『広島・長崎両市のオリンピック招致』についての項目があり、賛成が「45%」で反対が「34%」と言った具合。
この結果に関し、個人的には色んな意味で驚きがありました。
「半分近く、賛成の人々がいらっしゃるんだ?!」と言う感覚と、「そこに追随するくらい反対する人々もいらっしゃるんだ」と言う感慨。
私とて、根っからのスポーツ大好き人間で、それは地元で開催されるに越した事はありません。
ただ、とかく“明るく楽しく平和なイメージ”ばかりが先行してしまいますが…
過去数回の大会を振り返っても、開会式の会場ですら、平均で8万人から9万人規模のキャパシティを誇り、かつ先鋭的な競技施設の数々。
いくら「可能な限り簡素な開催を目指す」と掲げたところで、これだけ肥大化している世界最大級の祭典です。
開会式を行なえるであろう会場すら無く、また世界から訪れる人々を受け入れられる宿すら“絶対数”不足している両地域で…
「開催できるのか?」「開催できれば良いのか?」
最低限の受け入れ体制を整えるにあたっても、広島・長崎より万全な地域ですら「ウン千億円は必要」と算段されている。
運良く、百年に一度の「数週間の祭典」が訪れたとて、その後は、アジア大会同様に“維持費”との戦いです。
「招致成功」と共に訪れるは、俗に言う「住民にも一定の負担が強いられる事となる」と言う現実。
当然ながら住民税など上がる事でしょうし、数年前と同様、「財政再建団体へ転落」と言う危惧も再燃する。
唯一の救いを見い出すならば、先だって「五輪招致の検討委員会」が設置され、来春まで、良くも悪くも人員とお金、時間が“そこ”へ費やされて行く。
“そこ”で得られるであろう「知識や経験」が財産となり、今後の地域へ還元される事です。
そして、最後の円グラフ。
『県などが進める“鞆の浦”の埋め立て・架橋計画に対して』のアンケート結果では。
“中止すべき”との意見が「55%」であり、“進めるべき”が「17%」。
周知の通り、「鞆の浦」は地域住民、県、国レベルでも歴史ある重要な場所であり、根本部分で「これがノーマルな設問」です。
何を言わんかと申しますと、「市民球場の跡地利用問題」になると、何故に?
「解体すべきか?否か?」の“最も重要”な議論をスッ飛ばして、「解体後の活用法?」に終始するのか?!
そもそも「跡地の問題じゃねえよ!」って話(笑)
我が些細なブログなれ、苦言ばかりを呈するでなく、もっと明るく前向きな情報を発信したいのですが…
「徹底的に地域の人々の生活向上!」を掲げた報道番組のオファーとか来ないかな…
どんな相手に対しても「県民からの視点」をガンとして譲らず、それは死ぬほど働くのに♪
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