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日記|DIARY

2009年9月25日  open your heart


昨日、ふと空いた時間にジョギングをしていると。


道を挟んだ向こう側にも、私と同様、トレーニング・ウェアをまとった男性がジョギングされています。


アレ?


「先生!?」


その男性は、全国大会にも度々出場されている“あるサッカー強豪校”の指導者さん。


以前、高校サッカーの先生方が何十人も集う場所で…


「地域の活性化やスポーツの裾野を広げて行く活動」の話をさせて頂いた際、多大なるご協力を頂いた人物。


軽快な「ご無沙汰です♪」の汗まじりの挨拶後、しばし並走しながら、サッカーや地域、子供達の未来・談義に花が咲きました。


言葉を1つ交わす度にも、先生の人柄や指導への熱意がヒシヒシとコチラに伝わって参ります。


「何て気持ちの良い人物でらっしゃるのだろう♪」


しかも、「指導」にあたり、1本の太く揺ぎ無い“幹”(信念)を持ちながら…


その枝葉の部分が、とても“しなやか”と申しますか柔軟性を持ってらっしゃる。


「さすが」です。


今の広島など、こんな先生方が、それこそ立候補でもして引っ張って下さったらば、どれだけ素晴らしいモノになるだろうか。


血の通った温かく、しかも活気に溢れ、何より「明るい街」。


そこで、市民球場跡地の話に飛躍して恐縮ですが。


もう60代も半ば過ぎの長や商工会の会頭が“分かった風”に引っ張る時代ではないでしょう。


時代は急速に動いている。


先だっての、「市議会が予算を通せば市民球場の一般使用が出来る様になります」めいた“いじましい”スタンス。


こんな時代に“そぐわない”面々が先頭に立って計画を断行しようとするのですから、街が良い方向へ「明るく進化を遂げる」わけがない。


数日前の朝刊に、ガンを克服した、ある60歳半ばの男性記事が。


ガンが見つかり、克服するまでに、「自分は1人で生きているのではない。日々、沢山の方々に支えられている事に気付いた」と。


故に、その後の人間関係に於いても、率先して友人を作り、能動的に動く様になった。


「友人作りが上手になった」と。


その人物と同じ職場には20代後半くらいの世代も沢山いるのですが…


「コチラ側から心を開き、話題を提供し続ければ」40もの年齢ギャップがあっても、友人になれるそうです。


話は戻りますが、我々は、人生の先輩方に対して「彼らはもう古いので頼るな」などと間違っても言っているのではなく。


先人の経験、その見識には充分に敬意を払っているからこそ。


我々の世代は「ご指導ご鞭撻を」と何を気にするで無く、素直に伺いを立てる事が出来る。


しかし、跡地問題を牽引している前述の方々は、これまでも我々の世代に対して心を開いているだろうか?


「君達の意見も参考にしたい」と歩み寄って来ているだろうか?


一方的に既定路線は押し付けるが、双方向のスタンスは取っているのだろうか?


皆無です。


だから「血の通った温かく、しかも活気に溢れ、何より明るい街」に生まれ変われない。


“そこ”に気付くべきでしょう。


「世代交代」を声高に唱えているでなく、先輩方の経験に若い世代が生み出すアイデア等を融合させ、共に手を組めば。


いくらでも「最良の道」は見い出せるはずです。


あんなに気持ちの良い指導者(先生)もいらっしゃれば…


下手に色んなモノを握ってしまうから、そこを堅持する為に柔軟性を無くしてしまっている人々もいる。


裸一貫。


街の行方を左右せんとする先輩方よ。


着飾るな。

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