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日記|DIARY

2009年6月19日  知る



先日、DVDを鑑賞しました♪と言っても、書籍と併せ、日々可能な限り鑑賞、堪能はしておりますが…


タイトルは、「RECOUNT」(リカウント)


2000年に行なわれたアメリカ大統領選挙「ブッシュVSゴア」。その舞台裏を、実話を基に描いております。


実在したロビイストを演じる、主演はケヴィン・スペイシー。


内容は勿論、特典映像とも言える「ギャラリー」のコーナーまで楽しめる作品。


先だっての劇的な「オバマ大統領誕生」が記憶に新しい様に、取り急ぎ、近々に大統領選はありませんけども…


例えば、他国の大統領選しかり、「物事を知って戦況を眺める」のと「知らずして眺める」のでは全く違って来る訳で、お薦めの作品です♪


話は替わりますが、そう言えば本日の夕方、複数のTV局で「市民球場跡地問題」が報じられておりました。


「取り上げる」と言うよりは、取り急ぎ「継続した経過の報告を行なっている」と申しますか、そこまで濃厚な特集ではありませんでしたけども。


いずれにせよ、各メディアが現状を取り上げて下さる事が“同問題の周知”に繋がれば“問題提起”にもなり有り難い限りなのですが、出来れば…


「もう半歩」でも良いので踏み込んで欲しいな。


私ごときが“ダメ出し”をするでなく、率直な感想であり、いち視聴者としての要望です。


毎日の様に迫り来る「番組の空白スペース」にニュース・ソースを落とし込むにあたり、個々の素材に対して、そこまで多量の時間や労力を費やす事は出来ません。


これは、どこも一緒。


また、偉そうな意味でなく、我々の様に同問題について徹底的に「1年近く」も取材をしていれば、それは沢山の情報を得る事が出来る。


結局は、取材を開始して情報や実状、問題点を収集しながらも、「どのタイミングで折り合いをつけて報じるか?放送するか?」の塩梅です。


それ故、これまで取材した“財産”(情報)を単に刷り直し、そこへ新たなソースを少々“トッピングしただけ”で報じるケースも多々あり…


でも、出来れば、ある程度(最低限)は“受け手”へ対して取捨選択なり「メディア・リテラシー」するだけの材料なり“ジャーナリストからの視点”は提供して欲しいもの。


繰り返しとなりますが、内情を知っているだけに「要望」です。


そこで地元では、下記の本が出版されました。


断崖カープ主義


私も「巻末企画」に少々登場させて頂いているので、先に“一言だけ”申すなれば。


市民球場のネーミングライツや跡地問題など幾つかの“幹”となる話題、問題が掲載されておりますけども、そこを「どう捉えるか」は読者次第です。


私とて、掲載された内容に関し、賛同や否定云々でなく、筆者と全てが同意見であったり同じスタンスな訳ではありません。(決して「一線を画す」と言う意味でなく)


何が言いたいかと申しますと、返す返す、現状の周知や問題提起の為にも、この手の出版物は大歓迎♪


様々な情報であったり“個々の思想・視点”が発信されるのは、「己の判断基準」」に参考と成り得ますから。


大事なのは、ニュース1つを取っても、流れてくるモノ全てを“そのまま受け入れる”でなく、まずは自らで「租借する」こと。


その為にも、冒頭のDVDの話ではありませんが、「知らない」よりは「知ってる」方が良いと思われ。


まずは観る。まずは読む。


だから、まずは知る。


isn’t it?

2009年6月16日 エコにもほどがあるぞ!(褒め言葉)



今日はミニ番組のロケ。


「気象予報士」のみならず、番組のプロデューサーから何から何までの業務をこなす、ユーティリティ・プレーヤーの波田さん。


そして、村上果穂さんと一緒でした。


局内をはじめ、普段から顔を合わす機会の多いお二人とは言え、こうして現場で一緒になるのは久し振り。


楽しかったな♪


波田さんとは、「そう言えば、一昔前は二人で中継先から冗談交じりのリポートとかしてたよね!」と昔話に花が咲き。


果穂さんとは、クイズの特番以来なのかな?


でも相変わらず、おしとやかでつつましく。


しかも、私が10歳以上も年上なのですから、敢えて言わせて頂ければ…


喋りがグングン上達してらっしゃる♪


陰で努力されてるんだろうな。


やはり「現場が楽しい」と、その雰囲気が必ず“受け手”へ伝わるものであり…


そう考えると、「私はスタッフに恵まれている」と再認識。


次回、別番組のロケも楽しい事になりそうで、今から待ち遠しい限りです♪


また、現場が“そんな雰囲気”に包まれていると、物事も好転するモノなのか、ロケの途中に…


何と!!!日本に“3台”しか存在しない、ダイキン・エアコンの「ぴちょんくん号」(日本全国でエコ活動中)が我々ロケ車の“真横”を通過!


「次に車を買い替えるなら絶対にアレがイイ!」と、車内も、やんや&やんやの大騒ぎでした(笑)


P.S.


そんな現場を、いつも陰から支えている君にも


感謝しているよ。


どんな環境、現場でも「明るく元気に振る舞う」。


一見、簡単な様で、誰にでも出来る事ではありません。


君は、月曜から金曜まで(時に週末もね♪)継続して現場に入っている。


が故に、誰もが君の存在や有り難味を「当たり前」と受け取らぬ様に。


これまた陰ながら、祈念しております。

2009年6月13日  「つながり」



ナビスコ・カップ予選リーグの最終戦。勝てば決勝トーナメント進出が決定するゲーム。


同時刻、私はスキン・ケア関連商品の撮影に向け「日焼け」を(ほどほど)しなくてはならず、現場の合間を縫って本を片手に海岸に居ました。


いやいや、何十回、サンフレ携帯サイトにアクセスした事か…


“予選を突破する力”は充分に兼ね備えていたサンフレですが、結果は事実を物語り、突破する力を「発揮する術」が?


いずれにせよ、予選ラウンドで敗れたからと言い、このラウンドで培った経験値までリセットされる訳ではありません。


今後に活かして参りましょう!!!


でも、かなり、それはかなり凹んだな…


そんな試合前、kojiさんと一緒に、ある大物ミュージシャンの「お父様」と昼食に行って参りました。


この「お父様」、それは素晴らしいバイタリティーをお持ちでらっしゃり♪


私共も、ノンストップで繰り出される興味深い話の数々を、美味しいお料理と一緒に、たらふく「ご馳走」になりました。


そこで。


私は自らを「上手な喋り手」と思った事はありませんが、唯一、多少なりとも他の喋り手さんより「アドバンテージが?」と思う点は“生命力”です。


喋り、パーソナリティーとしての「生命力」。


「サバイバル」とは意味合いが違い、「野性味」と申しますか「がらっぱち」と申しますかイマイチ適切な言葉が見つかりませんけども、例えば。


ある屋外の現場で、直接は絡まないまでも、あるTV局のアナウンサーと隣りあわせで喋る機会がありました。


そのアナウンサーは、開口一番、現場の空気を盛り上げようと冗談を織り交ぜながら努めて明るく元気に喋ってはいるのですが…


「根」が、とても真面目でらっしゃる。


勿論、真面目が悪いでなく、私ごときが相手を馬鹿にするでなく、率直に「この人は真面目に生きて来られたんだろうな〜」と感心させられました。


私など、居酒屋でバイトしていた10代の頃など、程よくアルコールが入り“うたた寝”しているお客さんを見て…


「コチラはあくせく働いているのに、オメェは何で気持ち良く寝てんだ!」と、そのお兄様の顔面にオーバースローで若鶏の唐揚げを投げつけた事とか…(笑)


その一部始終を見ていたバイトの先輩がダッシュでやって来て。


「コイツ、まだ新人で“おかしなところ”があるんです!」「スイマセンでした!」と私の頭をワシづかみにしての謝罪。


今となっては、遠い過去のスイート・メモリーで、時が経てど許されはしませんが、まだ世間知らずの10代の頃の話であり、謹んで時効とさせて下さい。


この様な話、私の人生の中では「優しい方」にカテゴリーされ、他にビックリ・ストーリーなど無数にありますけども、これ以上は20年後のブログで書くとします。


回りくどくなってしまいましたが、大物ミュージシャンの「お父様」も、人生の大先輩に対して失礼な表現となれ、「どこか同じ香りがする♪」


それ故、コチラも自然体でテーブルを囲み、その空間を楽しむ事が出来ました。


当然ながら、市民球場跡地問題の話もさせて頂き、私共の「サッカー専用スタジアム」の案もプレゼンテーション。


大賛同を頂戴し、東京でご活躍されているミュージシャンの息子様をはじめ、東京の広島県人会にも顔が利きまくるとの事で、中央からも「この声を発信して行こう」の運びに。


そして、お父様も、東京で活躍されているkojiさんも異口同音に言われます。


「広島市民には市民球場が色んな意味で近くにあり過ぎるので、時に『解体しよう』と平気で口にしてしまう」。


「しかしながら、外から俯瞰すれば、これまでもこれからも“貴重な文化財レベルのシンボル”であり、絶対に簡単には解体すべきではない」と。


考えてみれば、この先、どんな真新しいモニュメントが造られたとしても、市民球場以上の「復興と現世・平和のシンボル」など2度と生まれないでしょう。


そこを、「まずは生かす道」「残しながらも有効活用する道」をさんざん議論、模索した後、「どう手を尽くしても難しいので解体しても宜しいでしょうか?」と市民に問うならば…


ならば、500歩譲って、まだ理解し得ます。


それを、「1日でも早く解体♪」「広場に♪」「大きなイベントを♪」


これほど「愛」と「策」が無く、しかも楽な方法は他にありません。


確かに解体すれば「何か」は派生する。


解体業者や施工業者でお金が動く。イベントを打つならば市民から収められた税金を制作費として使う。広告費を集める。


そこへ群がる。


“復興のシンボル”の亡き後を踏みつけて。


とかく「折鶴ホール」が焦点となりますが、「あそこを広場にして大きなイベントを打つ」も、かなり重要な鍵となります。


「利害関係」の。

2009年6月11日  ポテンシャル



W杯まで丁度「あと1年」となった今日。先ずはコチラ。


市民球場跡地問題 最新の動き


6月議会で解体予算の一部が組まれるならば“それなりの動き”が事前にあるので(情報が入る)ので、私共も「今回は無いだろう」と早期に予測は立てておりました。


そんな中、実際に「民意」で解体に“待った”が掛けられている状況を見るにつけ、率直に各方面へ感謝の気持ちで一杯です。


用いるのも躊躇するほど陳腐な言葉ではありますが、「民主主義は生きている」と。


今後も、未だ十二分に使用できる「復興のシンボル」が非情に解体される事なく“有意義に再活用されるよう”頑張って参ります。


また、時に「急を要する跡地の利用法、その決定が遅れても良いのか?」


「貴方達は、並びに市議会は市政の邪魔をしているだけだ!」などの声を頂戴する事もありますが…


返す返す、「みんなで街の未来を考え、みんなで築いて行こう」と訴えているだけ。


エゴ剥き出しに「サッカー場」をゴリ押ししている訳ではありません。


未来の事など、誰しも「100%の確証ある予測」などつかず、跡地利用にしても「果たして何が正解」かは誰にも分からない。


でも、市民に財界や議会など、知恵と経験を持った人々が“一定の数”集まれば、ある程度「正解に近いであろう解答」の予測は立てられるモノです。


その人々が、「折鶴ホールが街の活性化に繋がるのか?」と声を上げている。未来の予測以前に、「選考の過程に公正が保たれていないだろう」とも。


蒸し返す話ではありませんが、正に「現在進行形」ですから引き合いに出すならば。


2001年に広島市のド真ん中に誕生した「紙屋町シャレオ」。


計画が持ち上がり竣工されるまでにも“沢山の人々が往来する交差点を廃止する”が為、「不便になる!」との指摘や…


「若い女性をターゲットに絞ったコンセプトで採算が合うのか?」「先行き不透明な経済状況の今、着工するべきではない!」との意見は無数に出ていました。


現在の跡地問題と「類似」と言うよりは「酷似」するモノがあります。


“民間”ほど周到なリサーチを施さない行政が、「甘い見通し」で多額の税金を注ぎ込み、無謀な計画を推し進める。


そこへ対し「結果は予測がつくのだから止めておいた方が賢明だ」と唱える人々。


「後の祭」と言えど、返す返す、そこで行政が「柔軟性」を持ち合わせていたならば…


紙屋町シャレオは、「開業からわずか5年で200億円にも上る累積赤字を出す」事業とはならなかったでしょう。


街の活気とは程遠く、空き店舗が目立つ「現在の閉まるシャッター群」も生まれなかったでしょうし…


全ては結果論であれ「予見」は出来ていた。


民意に耳すら傾けず、性急に計画を推し進め「5年で200億円の赤字」を生み出すよりは、5年を費やしてでも「黒字になるであろう」計画を練るべきです。


そして、例えで用いた「5年間」と言う猶予(計画を練る時間)も、「これから」でなく、既に「これまで」に存在していた。


その時間で「真摯に市民と向き合う」と言った具合、“有意義に(ただ妥当に)活用しなかったからこそ”現在の様な混迷を招いている訳で。


話は戻りますが、先だっての「市の計画案に賛同している市民団体のアンケート結果」などはさて置いて。


周囲に、「市民球場を1日でも早く解体しろ!」「やはり、あの場所は公園化して折鶴ホールを造ろう!」と言われている方々が何人いらっしゃるでしょうか?


私の周りには「1人も居ない」とは申しませんが、職業柄、日々、それは沢山の方々と交流を持ちますけども、ウソ偽り無く、とんと出会った事がありません。


そう、誰もが感じている筈です。


「広島を元気にする為にも、このままではいけないだろう」と。


ですから、私共は「この最終計画案で良いのでしょうか?」と訴え、そこに提案をさせて頂いている。


また、他に意見や代替案があるのならば声を上げれば良いでしょうし、市政に賛同するならば、すれば良いでしょう。


私共も、市の担当者へ足を運べば意見交換も行い、決して「対決姿勢」を取っている訳ではありませんので。


ただし!ここで忘れてはならないのは、前述のシャレオの話など、この「広島」で言えば、多額の負債を生み出している事業の“ほんの一角”。


市民が声を上げなければ、再び“これまで同様”のツッコミを繰り返す事となります。


「だから事前に予測はついただろうに…」と。


まだまだ諦めてはいけません。


この街ほど可能性を秘めて「のびしろ」のある街は…


なかなか他には無いのですから。

2009年6月10日  とぅゆぅ



「環境に配慮する」などと言う意味合いではなく、何よりも「自分」の為に。


フィジカルではなく、メンタルの衛生上の為に。


移動の際、極力「自転車」を使う私♪


と言いましても、仕事へ向かう際は荷物や衣装もあり、殆どが車移動になってしまいますが。


でも、可能な限り「自転車」を使う私♪


風を切り、運転のストレスからも解放され、それは至極の時間!


直射日光を浴び、額に汗しながら「ひと漕ぎ&ひと漕ぎ」する度、実感します。


自転車、最高!


ちなみに、別にフォローする訳ではありませんが、車や車の運転が嫌いなのではありません。


車は大好き…


…ながらも、以前ブログにも書きましたが、「ゆとりの無いドライバー」が“苦手”と言うより“嫌い”なのです(笑)


前の車を煽ったり、幾度も車線変更を繰り返したり、離合を譲らない、etc。(まあ急ぐ理由もあるのでしょうが)


また、度々あるケースが「右折レーン」。


自らの車は、長い列の出来た右折レーンの先頭にて、右折待ちをしている。


よく利用する道など「青信号の長さ」を大よそは把握しているもので、「このままでは青の間に右折待ちの後続車が全て曲がり終えないぞ」と感じた際。


危険なので無理はしませんが、対向の直進車が少々空いた隙をついて、コチラは右折レーンから率先してハケてあげようと右折を試みる。


無論、余裕があるからコチラは右折してるにも拘らず。


「野郎!出てきやがったな!」とばかり“敢えて”スピードアップして向かって来る対向車線のドライバーとか…


大、大、大嫌い!!!


そんなドライバーとは、お互い車から降りて、レッツ!鬼ごっこ!


コチラが鬼になり“24時間”追い回してやりたい気分になります(笑)


「車に乗る」とのパーソナル・スペースが確保された事で「気持ちが大きくなっている」のでしょうけども…


私も“若気の至り”と申しましょうか、それこそ若い頃は“やんちゃ”してましたので、経験上、1つ確かに言える事があります。


それは、中途半端なレベルでなく、ある一定のレベル、エリアに突入すると。


「強いヤツほどケンカしない」。


勿論、その前に「売りもしない」。


やばい!ゆとりの無いドライバーの話をしているとメラメラ来るモノがあるので、元の話に戻るとして♪


自転車、最高!


しかも、これまではマウンテン・バイクや家族のママ・チャリを使用していたのですが、いかんせんタイヤが大きくてスピードが出る。


「これではイカン!もっとノンビリ移動しなければ♪」と言うコンセプトのもと、現在の愛機が写真のBMX。


これが、とにかく「遅い」のです(笑)


お陰様で、何か時間の約束があれば、かなりの余裕を見て出発する次第。


ただ、「私も若くないのか?」と痛感するのは…


普通のスポーツ・タイプのサドルではクッションが無いので衝撃が“尾てい骨”に響き渡り、お尻が幾つあっても足りません。


それ故、全てが「真っ黒」を良い事に、さり気なくサドルだけは大き目の“ママチャリ使用”にチューンナップ♪(写真:2枚目)


スプリングが優しく語り掛けて来る様であり、気分はまるで「ピン・ヒールを脱ぎ捨てた女性」の如く快適です。よく知りませんが。


そんな私の「些細な幸せ」を知って知らずか、中国地方は梅雨に突入。


Oh boy …


大好きな自転車には屋根が無い。


や〜ね〜。

2009年6月09日  めくるめく出会い


唐突ですが。


ここ数ヶ月、「新聞記事」に関する質問や様々な意見を沢山の方々から頂戴します。


つい先日も、「熱い声」を幾つか♪


そんな「記事」云々は別にしましても、私は昔から新聞を愛読しています。


それは、末席ながらメディアに携わる者として「必然」の前に「呼吸」の様な作業であり、敢えて声高なアナウンスなど不要ですけども。


ただし、私の場合「可能な限り複数紙を読み比べながら」の注釈つき。


「喋りのタネ」と成り得るモノはスクラップしたり手帳に書き留めたりで、現在も“複数紙”を購読しております。


例えば、長年“プロ・スポーツを観戦している者”ならば、アスリートと同じパフォーマンスは出来ずとも「観戦の目」は肥えて来る。


読書等でも同様です。


長年に渡り無数の小説を読んでいると、自らは小説が書けずとも「読者としての視点」は養われ。


形成された「自分なりの基準」で、作品に対して様々な評価は下せるもの。


端的に言えば、「この小説を読もう♪」「読まない!」の選択の時点で、既に“己の判断基準”は発令、活用されている訳で。


そんなこんなで、再び新聞媒体の話。


何十年にも渡り、国内外で何社もの紙面に目を通し、読み比べていると…


一見、同じ様な紙面でも、取材の奥行きに文章力、見識眼に平衡感覚、個々の記者が持つ能力にいたるまで“各紙”それぞれのカラーがあるものです。


前述の例え話の様に、私など上手な文章を書けなければ、新聞記事など書けもしない。


でも、それを生業としている記者の仕事や新聞社の報道姿勢、紙面の良し悪しについては「自分なりの基準」で判断は出来る。


各社の紙面を「比較」すると“社説”1つをとっても雲泥の差がありますし…(「社」と言うより担当「者」に比重するところはあれ)


あれは、何年前でしょうか?


知人から、「ここの新聞を購読してみれば♪」と“ある社”を薦められました。


理由は単純。「とにかく日々の広告チラシが多いから」だそうで。


自らの生活や仕事に“有用となる”ならば、インターネットで記事も広告もワンクリックで閲覧できる世の中であれ、月に数千円は安い自己投資。


“百聞は一見に如かず”とばかり、早速、薦められた新聞社の購読を開始しました。


理由は勿論、「広告の量」ではありません。


新聞が好きな私にとって「果たして、どんな取材や記事、文章力と出会えるのだろうか?」と言う期待からです。


知りたい、触れ合いたい、学びたいと言う“渇望”から。


その結果…


1ヶ月でギブ・アップ。


理由は、何度も申す通り、完全なる自らの判断基準による所感ですが…


「コレを読み続けると置いていかれる」と率直に感じたので。


数年前の話であり、言わずもがな、私ごときが「これまでの浅い経験を踏まえ」偉そうな感想を持ったまで。


読む人によれば「これがスタンダード」と言う方もいらっしゃるでしょう。


それは、人それぞれの判断基準があって良い。


新聞とは“毎日”目を通す「慣習化」しているモノですから、何より「慣れ」があります。


何年もA紙を購読している人が突然B紙を読むと、ラテ欄(テレビ欄)を見ただけでも違和感を感じてしまう。


それ故、「新たな紙面」と言うのは、なかなか受け容れ難いのは確かですが、そんな類の話にあらず。


毎日、3紙でも良いので1ヶ月間「読み比べ」てみれば、誰しも把握できて参ります。


あんな「差」や、こんな「差」が。


21世紀に未だの提灯記事など、それはもう如実に浮かび上がること間違いありません。


このご時世、どの業界も一緒で、みんな「生き残り」に精一杯。


新聞社ならば、不況の折に広告収入も激減。


進む活字離れに、ネット世界の躍進。


また「どこがどう」ではありませんが、業界では…


新聞媒体あれこれ


私、以前“コメディ映画”を観に行き号泣して周囲から驚かれた事が(笑)


理由は、「こんな構成を、台詞を考え出す人間がいらっしゃるんだ!」と言う作り手の創造力に感銘を受けて♪


そして時に、同様の感激を新聞紙面からも覚える事があります。


「ココを取り上げるか!」「こんな感性で時事ネタを料理すんだ!」と言う記者の“能力”に。


「記者」と言う名のクリエーターが、今後も何を届けてくれるのか?


明日からも…


いや今朝の朝刊からも、複数紙を、また1ページ1ページめくるのが楽しみです♪

2009年6月07日  another one 



我らがサンフレッチェ、ナビスコ杯で快勝!


いよいよ、決勝トーナメント進出に王手を掛けました!


このトーナメントに駒を進めると、我々の「大好物」が…


7月に準々決勝、ホーム&アウェイで2試合の“おかわり♪”


そこを勝ち上がると…


9月に準決勝、ホーム&アウェイで、これまた2試合の“おかわり♪”


そこを突き進めば…


11月に国立で決勝、1試合の“おかわり♪”


お腹が空いた頃に“好物”が程よい感覚で「満腹中枢」を刺激してくれます。


「総合的な(結果)順位」となるる“タイトル”が欲しいのは言うまでもありません。ありませんが…


勝負事であり、「勝つ」に越した事はありません。ありませんが…


目の前で、もしくは何処であろうと同じ空の下、「愛するチームの試合が行なわれる」。


これも、否、これが「幸せ」であり、次節の磐田戦は…


「必ず勝つ!」


結局は「勝つ」に固執しているのですが(笑)


無論、カップ戦は勝たなければ「幸せの機会」は奪われるのみであり。


みんなで増やして参りましょう!みんなで在りついて参りましょう!


「大好物」に♪


そう言えば…


昨晩は、「日本代表4大会連続W杯出場」決定の瞬間を見逃してしまった。


無念。


翌日のサンフレ対新潟戦が13時キックオフと言う事は、「会場入り」が朝の7時半。


さすれば、自動的に起床時間は、朝の5時半となり。


私、通常は午前2時や3時に寝るので、W杯最終予選の中継を観終えたところで「寝れやしないぞ」と悟りまして。


ビールを“一杯”口にしたが最後…


対ウズベキスタン戦の前半途中で爆睡!


岡ちゃんよりも一足先に退場となりました。


あの4年に1度の「出場決定!」と言う尊い瞬間を見逃すとは…


そこを払拭するかの様に、本日ビッグアーチでは“紫のゴールの花”が咲き乱れたのでヨシとします♪


さて、明日も5時半起床。


早めに準備を済ませて寝るとっと!!


元気丸でサンフレを観るのを忘れるろころだった!


アレどこ?!


テレビのリモコン!?

2009年6月04日  棄てる神あれば拾う神あり


あれは何年前だっけな?


度重なる怪我に見舞われながらも、また折角もらったチャンスを活かせなくとも、練習から一生懸命サッカーに取り組む青年がいました。


彼の名は、「青山敏弘」。


そして、ある日の広島スタジアム(現コカコーラ・ウエストスタジアム)での話。


当時は、まだ「J」が上記のスタジアムで開催されていました。


同会場は、アナウンス・ブースが1階に位置しており♪(ビッグアーチは5階)


“新人・社会人研修”の一環としてクラブの運営業務を手伝う「若手サンフレ選手」と、喋りの合間に度々遭遇していたものです。


その日も、スーツを着用し、業務を手伝だっている若手選手と偶然にも鉢合わせに。


青山選手でした。


私の耳には、青山選手の近況や日々の取り組みが届いていたので、つい…


反射的に声を掛けてしまった。


何も考えず、条件反射に出た言葉は、「青山君が、このピッチで活躍する日を心から楽しみに待ってるよ」と。


私ごときが、偉そうに(笑)


でも、いかなる状況でも腐ることなく、また誰よりも頑張っているのだから、それ相応に彼の「努力」が報われて欲しかった。


その私からの言葉を唐突に聞いた青山君は、照れくさそうに、微笑みました。


時は流れ…


先日のホームゲーム、対大宮戦。


試合が終了し、私は「ご覧の様にサンフレッチェ広島の勝利です」と言うアナウンスを終えた瞬間!


ヒーロー・インタビューを担当する為、5階からダッシュで1階のピッチへ向かいます。


しかも、通常、私がインタビューを担当する際は、スタンバイしてる選手や観客を待たせてはいけない。


故に、「これは勝利を収めるだろう」と言うゲームであれば、後半の40分過ぎからエレベーターが私用に確保されているのです。


話は戻り、1階のピッチへ向かわんとしてエレベーターに飛び乗る!


すると、そこに偶然にも乗り合わせたのが…


橋内選手でした。


彼は、前夜の私が出演している深夜番組を観たらしく、「石橋さん!ゲッツー出し過ぎっすよ!」を連呼しています。


いつも明るく“お茶目”な橋内君。


でも、彼が大きな怪我を負いながら、これまた克服した後、一生懸命サッカーに取り組んでいる姿勢を私は知っている。


あの日の広島スタジアム同様、私は何も考えること無く、自然に、全く一緒の言葉を発してしまいました。


「橋内君が、このピッチで活躍する日を心から楽しみに待ってるよ」と。


彼は、いつしかの青山君と「酷似」とばかり、それは照れくさそうに…


微笑みました。


そして訪れた、ヤマザキ・ナビスコカップ、予選グループ第5節。


彼はアウェイの大分戦で先発し、ピッチ上で躍動。


ヘディングで得点まで決めました♪


橋内君、おめでとう。


ようやくスタート地点です。


熱いサンフレ・サポーターと一緒に。


まずは、行くぞ!決勝トーナメント!


我らがサンフレッチェは、消化試合が上位チームより1試合少ないにも拘らず、好位置につけています。


幸福は、「信じた者」に訪れる?


彼らが教えてくれました♪


順位表


トーナメント表

2009年6月03日  反面の教師


何かが報じられる度、フォローや説明を繰り返していてもキリがないのですが…


やはり、下記の報道を取り上げない訳には行きません。


2社の新聞報道。 A社 B社


これを受け、アンケート結果に目を向ける前に、まずは同アンケートが行なわれた「催し」について。


私も、これまで数々の場所にお招き頂き「市民球場跡地問題」の話をさせて頂きました。


そして、後にも先にも「語気を荒らげ怒りながら喋った」機会は、このシンポジウム、ただ1回のみです。


これは、その催しを誹謗や中傷しているのではありません。ただ、構成や展開される内容が…


トーク・ディスカッションにせよ、「税金で球場を即解体。その後、どうする?」から始まり、「そこへ大学を築きましょうよ」などの「言いたい放題」状態。


例えば政治家のマニフェストにせよ、市民の為の政策など「絵空事」で夢を(希望)いくらでも自由に掲げる事は出来る。


そこで大事なのは、「ならば実現の為、費用がいくら必要で財源は?」と言う“具体的な中身”なのですが、その辺りの話は一切されない。


と言うより、「お金の話」はタブーなのですから。


何故なら、失礼な話、突っ込まれても「市民の税金で」(国庫も含め)以外のプランを持ち合わせてらっしゃらない。


確かに、現状の周知や問題提起の為に機会を設けたり「この街を何とかしよう」と能動的に行動されている主催者に対して頭は下がります。


感謝もしている。ただし…


アンケート用紙のフォーマットですら、前述のディスカッション同様、「市政を偏重する」傾向があり、既にスタート地点から「ニュートラル」ではないのです。


基本、同団体の主要メンバーは「市が推し進める最終計画案」に賛同しており、“詰めの部分”で異議を唱えている。


(無論、B社の紙面に報じられている様に「根本的な見直しを望み、広く市民の意見を聞くべき」とのスタンスの方もいらっしゃいます)


拙い“比喩”を用いて「同団体のアンケート形態」説明するならば、都市の中心部でもある市民にとって重要な場所には「ファミリー・プール」が存在する。


同プールは、老朽化も激しく、年間の利用日数も夏場の数十日で、維持費や赤字は、かさんで行くばかり。(あくまで例え)


そこで解体する事にしましたが(あくまで例え)プール跡地に劇場を建てますか?どうやって活用しましょうか?と市民に前触れも無くアンケートを突きつければ…


このご時世、普通に「取り急ぎ市民が楽しめる広場で良いのでは」との回答が大多数を占めるでしょう。


果たしてプールは老朽化しているのか?子供達への貢献度は?夏場以外の活用法は?等の考察、配慮など「微塵も存在していない」のです。


また、“そんな偏った催し”から導き出されたアンケート結果を「右から左」へと、租借や充分な検証もなく「そのまま報告」するメディアには…


閉口。「報道」ではなく、これはただの「報告」です。


しかも、報道機関の人が実際に面と向かって言われますからね。「ネタが無いんです!何かありませんか?!」って(笑)


とどのつまり、市の基本方針に賛同している団体が作成したフォーマットのアンケート結果を報じると、「折鶴ホール・6割が肯定」となり、不要の第3位に「サッカー場」が登場。


新聞社がweb上で行なったアンケートを報じると、「折鶴ホール不要派が多数」となり、利用策の1位に「サッカー場」が登場となる。


結局、「完全にフラットで公平なる状態」からアンケートを行なわなければ、堂々巡りです。


報道機関のスタンスにしても、「現状報告」のみならず、職務で培われた「経験」や磨かれた「見識眼」をフルに活用。


「こんな活用をすれば、こんな効果が、こんな弊害が生まれる」と、そこまでの問題提起や未来の方向性、ビジョンを示しても良いだろうに。


偉そうな事は言えずとも、それが「存在価値」なのではないか。


そもそも、「跡地」や「顔色を伺う報道」の問題を生み出している街の長も、リーダーシップを発揮するどころか、「なぜコレではダメなのだ?!」


「ならば有識者に聞いてみる!」「国に伺いを立ててみる!」と、どう転んでも“地元市民”と向き合いませんし…


この街は、他の都市と“コモンセンス”1つを取ってもギャップが生じており、極端な表現であれ「陸の孤島」になりつつある状態です。


良くも悪くも、そうやって「機能を保って来た街」ですから。


その辺りを是正するには抜本的な改革が必要ですが、兎にも角にも、長や機関は根本の部分で…


もっと「人間味に溢れても良いだろうに」と思うのです。


血の通う「人間臭い」。

2009年6月01日  『均衡』



現在、番組でゴーヤを育てています♪


しかも、「誰が1番大きなゴーヤを育てるか?」を競う、ダービー形式。


参考までに、今日現在の私のゴーヤは?(写真:1枚目)


「コパトーンでも塗ってあげたいくらい」日光に当てているので、青々と元気に育ち、何ら無問題♪


また、エントリー・メンバーには、TV局のアナウンサーもいらっしゃれば、サンフレッチェの選手も名を連ね…


サンフレ選手?


対抗馬となる相手の「成長度合い」が気になるので、日々「敵情視察」とばかり選手のブログをチェックしていると。


森脇君と槙野君のゴーヤは順調な成長を見せながら、しかもプランターの中に、植物用の滋養強壮剤めいたモノが…


「い、いっぱい突き刺さってるぞ!」(写真:2枚目)


「本気モードじゃねえか?!」


しかも、どちらかのプランターの中には、まるで聖域となる結界でも築くが如く、四隅に4本も!


あ、あなどれんぞ。


勝利に貪欲な彼らの事だから、しまいには“万田酵素”とか投入して来るのでは!?


あなどれんぞ。


しかし、彼ら同様…


いや!彼ら以上に怖い存在が、我らがキャプテン、佐藤寿人君!


寿人君の性格上、ゴーヤを“一つの命”と捉え、誰よりも真摯にゴーヤと向き合っているはず。


ゴーヤが早朝に「こんなにも私達の目線に降りて来て一生懸命に接して下さった人間は貴方が初めてゴーヤ♪」などと笑顔で喋りながら会釈したりと…


既に、その領域に突入しているのでは?!


しかも、「研究熱心」と来ている。


「これで貴方もゴーヤ・マエストロ!」から始まり「食べられる野草」まで、あらゆる書籍にも目を通している可能性が?


あのキャプテンの“本気”…


あなどれんぞ。


しかしながら、世の中、「優」もあれば「劣」もあり「月」も輝けば「スッポン」もいて…


どこか「バランスが取れている」ものです。


ご覧頂きましょう。古沢アナウンサーのゴーヤ。(写真:3枚目)


情熱的なシーズン“真夏”へ向け、前途有望な若々しいゴーヤ達が芽吹き!躍動せん!とする時に…


早くも「リハビリ状態」。


ゴーヤも、飼い主、施工主は選べず「この世に生を受ける」わけで。


本日、スタジオに登場した際も「出オチ」で好奇の目にさらされる“古沢ゴーヤ”が不憫でなりませんでした(笑)


ただし!


愛情と育て方1つで如何様にも「挽回が利く」のがゴーヤ栽培の醍醐味でもあり…


“古沢ゴーヤ”が1日でも早く快方へ向かわれる事を、心より祈念しております。


合掌。

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