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日記|DIARY
2009年5月30日 答は風の中
ヤマザキ・ナビスコカップ 予選リーグ第4節 対大宮戦が終了。
帰宅後、翌日の現場の台本を4時間ノンストップで書き上げ…
現在“つむじ”から、オーバーヒートで煙が上がっています。
ちと休憩♪
ならば振り返るべし。7対0で大勝した大宮戦。しかも、試合内容ではなく“自らの業務”について。
この試合は「7点」入ったので、自ずと私は計7回の「ゴール・コール」をするのですが、得点時、1回のコールは無効となり、1回の機会はコールをしませんでした。
まず、「無効となった得点」について。
前半の25分あたりだったでしょうか。寿人選手の見事なループシュート。
私がコールする際は、必ずレフェリーと線審の「ゴール決定サイン」を確認してからコールするので、あの場面でも、両レフェリーは「ゴールを認めていました」。
しかし、ゴール後。相手ベンチが第4審判に「その前のプレーで自軍の選手が倒されたファール」を訴え…
そのアピールが認められ、得点が取り消される事に。
確かに、得点となる一連のプレー開始時、イリアンと相手選手が交錯しているのですが、悪質なファールではなく、ピッチ上のレフェリーはファールを取らなかった。
ただし、過程はどうであれ、最終的には相手ベンチの「物言い」を審判団が認めた形となり、得点は無効となりました。
ゲーム後、記録員の方々と「私のコールは正しかったのか否か?」同シーンを検証したのですが、もしも、第4審判がファールを認める場合は。
イリアンと相手選手が交錯した。その時点で、第4審判が自らの席を立ち、ピッチ上のレフェリーなり線審に「プレーを止めなさい」と訴えなければならない。
しかし、今回の場合“その時点”では第4審判より前述のアクションは行なわれておらず、ボールは見事なシュートの後、ゴール・ネットへ。
レフェリー、並びに線審は得点を認めた。
決して自らを正当化するつもりなどありませんが、そこでの「ゴール・コール」は、記録員の方々曰く、「間違いではない」との結論を頂きました。
そしてもう1つ。「コールしなかったゴール」は、点差がついていた時点での、明らかなバック・パスでの「オウン・ゴール」。
何が正解かは分かりませんが、そこまでの試合の流れや会場の雰囲気、空気感を自らのフィルターを通した後、「状況」を瞬時に察知するに。
スタッフより「コールOK」のサインは出ていたのですが、勝手に自らの判断で自重しました。「ここは違う」と。
全く同様のプレーが、0対0で後半の40分に起きていたならば、私は多分、コールをしていたと思います。
でも、あの時は「違うかも?」と直感した。
それは、「点差があるから」と相手を見下した訳でなく、「明らかなオウン・ゴールだったから」でもなく…
どこか、空間の「箍」(たが)が外れて行く気がしたので、「ライブ感」を大切にする為にも叫びませんでした。
何が正解だったのか?未だ分かりませんけども。
そんなこんなで、今回の締めに“嬉しい余談”を1つ。
長年「訴え続けて」参りましたが、この度、晴れてビッグアーチのスピーカーが修繕され、会場での音の“通り”が飛躍的に改善されました♪
音のバランスを早急に調整中なので、次節もエリアによっては多少「音の大きい&小さい」は生じるでしょうが、何より「通常レベル」で音を届けられるの嬉しい限り。
とにかく我らがサンフレッチェ、他の上位チームよりも1試合少ないながら、ナビスコカップ好位置をキープしており、また直ぐにホームゲームも訪れます。
我らがスタッフも、ある「喋る勝利の女神」は、サンフレの勝利を目指し“げん”をかついで動物のプリントTシャツを大宮戦も着用。
見事勝利を収めました♪
みんなでタイトル目指し!邁進して参りましょう!
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