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日記|DIARY

2009年3月31日  Non stop KY 



唐突ですが、私ごときは聖人君子でなく、怒る時は怒ります。それは当然の生理的なリアクション。


そして、また…


“あの人物”のコメントは下記の通り。


理解できないのは、もうカープの試合は4月から新球場に移りますから、これまでカープの試合を見に来た、平均で年間約100万人が(現球場の場所より)減ります。


100万人減る間何も起こらないわけですから、その間何もしないで検討しろとおっしゃっているわけです。


商店街の皆さんがおっしゃっているのは、実は100万人の人が減っても、自分たちの店はつぶれないよ、影響を受けない。


損をしてまでということはないでしょうから、100万人減っても自分たちのビジネスには影響がないということなのだろうと思います。


となると、最初の前提の、人が集まらないと自分たちの店は寂れるんだ、ということと矛盾した形になるのです。そこの意味が我々にはよく分かりません。


球場がなくなって人が来なければ死活問題だ、だけれど、球場はそのままにしておいて、人が来ないという状態は大丈夫なのだという大きな矛盾があって、一体何をおっしゃっているのか、ここのところは我々には良く分かりません。


最初の所が間違っているのか、あるいはどこか誤解されているのではないかと思いますから、論理的に矛盾するような理由で非常に重要な問題についての結論を出すということは、非常に大きな問題があると思います。


いかがでしょうか?


相変わらず、市民感情との著しい「ズレ」には驚かされます。


周辺商業地域が「死活問題だから、跡地の利用法を再検討、熟考してくれ」と言った。


しかし、今一度“検討する”ならば、「100万人の人出を呼ぶ代替案」の結論は直ぐには出ない。それでも良いと言うのだから…


「周辺地域の貴方達よ!本当は死活問題ではなかったのだろ?!理解に苦しむよ!」と公然と言う。


これが市民の長(おさ)が発するコメントとは、その胆略的な感情に淋しくなるな…


あの場所に、100万人がコンスタントに訪れていたのです。市側へ「跡地利用を考えてくれ」と声を上げた、リーガロイヤルホテル、そごう、デオデオ、紙屋町近辺の商店街。


大なり小なり、影響を受けない人など一人も居ない。


周辺地域の人々は、何も「自らの生活を守るため」だけに声を上げているのではありません。


確かに、跡地問題を解決するには時間が掛かる。それ故、自らの収益、生活にも影響を来たす。


そこを踏まえた上で、少々は自分達が痛手を負っても、「地域の為に、広島の未来の為に、そして自らの生活の為に、みんなで考えましょう!」と訴えているのだろうに。


私腹、その「損得勘定」だけで行動している人ばかりではないのです!


汲み取れないだろうな。既に、その“ゆとり”を持ち合わせていない。


プライドが高いのか、ちょっとした反対意見に感情的になっており、会見や文章の端々でも、もう客観視できなくなってるもんな。


根本で、今年に入って周辺地域が大々的に声明を出す前に、「すぐ解体」と言っていたモノを「秋まで解体を延ばす」と言い替えたのは、他でもない「自分達」だろうに。


その延期理由は、この度ヤリ玉に上げられた“周辺商店街”ではありません。


4年も5年も費やしたのに「満足の行く最終的なグラウンドデザインが間に合わなかった」自らの力不足です。(これは意見を酌む為の猶予でなく、景気動向も含め、全てが間に合わなかったのです!)


そこを開き直り、一切合切を周辺商店街や地域のせいにして、「一体何をおっしゃってるのか分からない」と言う。


私、同氏が抱える「公立保育園の民営化問題」等も注視していますが、全てが常に「上から目線」。


何で市民の目線に降りてきて、一緒に考えられない?


何故、市民と共に笑い、共に涙する事が出来ない?


当然、「何でも話し合え」でなく、長が、市政がリードして行かなくてはならないケースは多々あります。


でも、その手腕は…


ある市長など、選挙戦のみならず、就任後も未だ「週に一回」街頭に立ち、市民と頻繁に話す機会を設けているのです。(コチラから出向くでなく、時たま開く何とかアワーとは意味合いが違う!)


そこまでせずとも“人として”何か大事なモノを忘れているのでは?


黙っておけば、本日の様に、戦後の広島を支えた「希望のシンボル」が次々と解体されて行く事でしょう。


年度末とは言え、あの温かい「思い出の詰まった文字」を、まあ早急に切り取ること。


とにかく!それ相当のポジションに就く者に対してであろうが、「おかしい」ことには物申すべきです。


私だって、間違っても「自分が正義」だとは思っていない。


でも、「人として」感じた事は発信して行く所存です。

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