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日記|DIARY

2009年3月12日  汝、ウジウジ言うべし


以前にもご紹介した、市民球場の近隣でお店をされている“あるマスター”のブログ。


マスターのブログ


そして同氏は、この度のブログで、自身が何人(なんぴと)からか『自分の儲けが減るのが嫌だからウジウジ言ってるだけの奴ら』と中傷を受けた話をされています。


このマスター、例えば市民球場の跡地問題でも「このままではいけない!」と長きに渡り“熱い思い”を発信されており、やはり同問題が生活に直結しているだけに、誰かより前述の様な捉われ方を…


しかしながら、私も他人事ではありません。


私とて、常に「広島はこのままで良いのか?」と同様に熱い思いを発信し続けており、それは誰かしらに「ウジウジ言ってるだけの奴」と思われているでしょうし。


そこで我思う。


今の広島が何故?!一見、前進しているようで、しかし、改革の進んでいる他都市に遅れをとり、未だ旧態依然としているのか?


それは、ウジウジすら言わず、人々が「言われるがまま」、もしくは「無関心」だからなのでは?


先だっての市民球場跡地問題の報道にしても、そう。


要約すれば、「商工会議所から劇場施設の早期実現を求める申し入れがあり、市は今後、折り鶴施設の配置は住民や商店街の意見を聞いて柔軟に検討、劇場機能も具体的な検討に入る事で合意したい」とありました。


先ず根本で、跡地開発の敷地内に存在するとは言え、「なぜ商工会が“民意の窓口”的な扱いになっているのか?」甚だ疑問ではありますが…


この「劇場を望む声」にしても、冷静に考え。この21世紀、あそこへ劇場を建て「都市中心部の活性化」として成功すると真剣に思っているのでしょうか?


あれだけ1キロにも満たない周囲に、3つも4つも稼働率の低い赤字経営のホールが乱立してる現実。周辺のホールが「より空洞化」するのは明白でしょう。


劇場を造るにも、国庫からの補助等はあれ、下手すればトータルで「新球場」位の建設費が生じます。しかも、血税で。


跡地に莫大なお金を注いで劇場を建て、そこに様々なコンテンツを誘致、賑いを生み出したい…


広島より大きな都市でも“同様の試み”の成功例は稀有であり、本当に容易ではない。この様な文化施設の黒字経営は、言及するまでも無く「非常に難しい」モノです。


ならば、先ずは周辺にある稼働率の低い既存の赤字ホールを盛り上げるなり「如何に健全な状態に戻すか?」の方が先決なのでは?


近所にコンビニが乱立しているのに、「我が家の隣にコンビニが出来たら深夜にパジャマで買い物へ行けるから」と、指差しながら「ここに公費でコンビニ作って♪」と言ってるのと一緒です。


まだ、コンビニなら多少は人も来るでしょうけど…


行政側が、求められる要望、各方面へ「良い格好」を繰り返し、ご機嫌を伺い続けた事により負債が雪ダルマ式に増えて行った「広島の現状」になぜ気づかないのか?


貯蓄の調整基金など、アジア大会前には約2千億円以上あったモノが、今では25億しかないのです。


「何かの時に」と貯めていた2万円が、失敗の連続を補って、手元に250円しか残っていない、この事実。


空港は遠方に完成し、その周囲を開発する計画は頓挫。街のド真ん中へ地下街を築けば、開業から数年でウン十億円と言う負債を抱えるハメに。


ここ10年、20年で行なわれた数々の無計画で日和見主義の政策で、何十、何百億と言う負債が発生、それを市民・県民が背負わされている事に、人々がどれだけの危機感を抱いているのか?


また、行政側が「生み出した」のみならず、保障や肩代わりした莫大な負債もあり…


そこへ至るまでの充分な原因究明や責任追及すら行なわれず、抱えた込んだ負債の支払は「平成72年からです」と50年後に訪れたりするモノもある。


そんな日常を、改革すら呼び込むこと無く「今日まで許してきた」のは、他でもない、この土地に住んでいる我々なのです。


折角ですから「球場跡地」の話をすれば、ある市議の先生と話をした際、その先生は、熱く私にこう言われました。


「誰も望んで無い場所に新球場が出来たのはしょうがない。それが現政の能力だから」。


「ただ、新しい物が出来たからと言って、戦後の広島に希望を与えて来たシンボルを“ハイそうですか”と壊せる、その人間性を絶対に許せない!」と。


「ウジウジ」すら言わない方々は、その辺りも許せるのでしょうか?


でも、結局は誰か特定の人物が悪い訳でなく、元をただせば、この土地に住む我々が、声すら上げず「黙認して来たから」であり。


冒頭のマスター然り、誰しも誹謗中傷するでなく、利己的になっているでなく「微力ながら問題を提起している」と思うのです。


誰もが、「明るく元気な広島」を望んでいるのは言うまでもありませんから♪

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