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日記|DIARY

2009年1月18日  自問自答


では、改めて市民球場の跡地利用問題に触れておきたいと思います。


カープが新球場へ移転となり、さすれば「跡地を如何に活用するか?」無限の選択肢が広がりました。


せっかく同場所を活用するならば、一等地なのですから停滞している経済が少しでも上向きとなる「起爆剤」として活用して欲しければ…


「国内のみならず、世界からも注目される新たな観光名所」にもなって欲しですし…


消費につながる。雇用を生み出す。憩い、娯楽など、何らかの形で「地元の人々の日常にも好影響を及ぼす」と言った具合、出来れば、可能な限り沢山の「プラス要素」をもたらして欲しい。


そこが魅力的な場所に成るならば、付帯効果で“そこ”へ訪れた方々が隣接する平和記念公園にも足を運んでくれる可能性も生まれます。


結局、跡地が何に活用されようと「人々の“100%の賛同”など100%得られない」のは自明。


ならば、前述の要素も考慮しながら、限りなく「何が1番効果的なのか?」そのアイデア(活用法)を模索しなくてはなりません。


私見ですが、胆略的なアイデアで1番効果が得られる究極は、「ディズニーランド誘致」でしょう。


日本全土のみならず、諸外国からも観光客が跡地に完成した「HDL」(広島ディズニーランド)へ訪れます。


連日、JR広島駅や広島空港はミッキーの丸い耳を付けた「これから楽しむ気マンマン」の観光客や「ディズニーグッズにもみじ饅頭を手土産に、充分楽しんだ観光客」で活気に満ち溢れる。


無論、多数の観光客は宿泊もされる訳で、ホテル業界も息を吹き返し、八丁堀・紙屋町界隈や流川だって賑わいを取り戻します。


そして!HDLを目指した方々が、目の前にある平和の公園、平和のモニュメントにも足を運ばない訳はありません。


例え話ゆえ、無粋なこじつけで恐縮ですが、みんなが潤い、みんなが笑顔で、しかも平和学習まで出来る。


「広島に住みたい」と言う人々も増えれば、企業や商売をする方々も集まって来るでしょう。


法人税をはじめとして広島の税収も増え、次々生まれる好循環に広島は大躍進!の可能性がある。


が!この究極の活用法は、国有地であったり様々な縛り、その制約で実現は不可能。


しかしながら、上記の“究極”まで行かずとも、「そこに近づける可能性を秘めている場所」が、市民球場跡地なのです。如何に魅力的な場所であることか。


それが、血税を30億以上も投じて「折鶴ホール」を作ると言う。果たして、この広島に、広島の人々に「何をもたらしてくれる」のか?


「折鶴ホールが悪い」、また「何も生み出さない」と言っているのではありません。


制約はあれ、未来へ向けて無限の可能性を秘めている場所の有効活用法、その回答が、この時代に「そこしか無いのか?」と言う話。


しかも、これまでと違い、地代を負担してくれるカープは“そこ”には居ません。公園とて、年間に莫大の維持費が発生します。これから未来永劫。


財界の“あるお偉いさん”は「跡地へは劇場が出来る。ならば、これまで同様の人の流れ(集客)が見込めるので広島市の案を支持する」と言われておりましたが…


跡地への劇場建設予算等は、上記の30億とは別途であり、しかも「未定」。


あくまで私見ですが、「このご時世、数キロ四方にあれだけ赤字経営のホールが乱立している中にあり、あそこへ数十億も追加投入して劇場を建てる訳が無い」。


余談ですが、“新”市民球場の建設にあたり、そのアイデア募集段階で選考委員だった「ある人物」がいらっしゃいますが…


“旧”市民球場跡地の跡地利用にあたり、アイデアを採用されたのは同氏の「建設設計事務所」です。


また、これまでも、それ相当の段階を経てココまで来たと申しますが、今更蒸し返すのも恥ずかしい話、その「選考委員の選考」そのものが偏っているのですから…


出てくるのは、同じ名前に、同じ方向性ばかり。


繰り返しになりますが“活用法一つ”で、地元にとって、全国にとって有益になる可能性は充分にあるのです。


あんなにも貴重で無限の可能性を秘めている場所の活用法が、「このままで本当に良いのか?」。


良いならば、良いのでしょう。


悪いのならば、今なら、まだ間に合います!

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