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日記|DIARY

2010年8月20日  クリーン・キャンペーン



昨晩、現場の後に、お世話になっている社長さんとリーガロイヤルホテルで食事。


そのまま、同ホテル33階に位置するリーガトップへ移動しました。


眼下には、夜景の中にポッカリと黒く浮かび上がる市民球場。


冒頭の社長さんは、東京を拠点に全国を飛び回りながら活躍されているのですが、改めて…


「市民球場」と言う広島の歴史が刻まれた財産が“安直に解体されん”としている現状を嘆かれておりました。


現在、日本、世界では…


先人からの“歴史”を尊び、如何に保存しようか?如何に継承しようか?との取り組みが行なわれている。


それこそ欧州など、当時の瓦礫やレンガを1つ1つ集めては、修復に“復元”までしようとしている昨今。


市民が誕生させた街の財産であり象徴を、名目上、「お菓子の博覧会の為に」破壊せんとしているのです。


何て“おおらか”な平和都市なのでしょう♪


時に、「そんな駄々ばっかりこねてるから街の開発が進まない」等々のツッコミも耳に致しますが…


そもそも、同エリアに隣接するシャレオでも1日に16万人が通行している。


百貨店そごうを中心とした“紙屋町エリア”では、年間に約2千万人もの人々が行き来しています。


カープが市民球場で試合していた数年前でも、派生していた集客は年間で約100万人。


何を言わんかと申しますと、“街の開発”が進まないのは「市民球場エリアの今後」が決まらないからではありません。


地上エリアにあったスクランブル交差点を廃止しては、人々の往来を困難とし。(ご年輩者や市民病院の患者さんより「階段の昇降は辛い」等の声は後を絶ちません)


そこへ設けたシャレオはシャッター街と化す。


とどのつまり、場当たり的に街づくりを進めて来た結果として、紙屋町エリアでは“人の往来”を上手(有効)く活かしきれていないのです。


市民球場のせいでなく、都市の施策が拙かったに他ならなず、その後も明確な改善策は図られず。


しかも、跡地利用のコンセプトも「街の中心部に緑を」「有識者が選んだ」「菓子博の開催に間に合わないから」と終始一貫性がありません。


以前、解体理由として“老朽化”が叫ばれ、「大型ビジョンなど古くて使い物にならない」と公式でもアナウンスされていました。


でも、昨日の報道など、大型ビジョンは「全国の自治体に呼びかけ“有償”で譲渡する」とあります。


老朽化が誤りだったのか、使えない物を(修理部品など無いと報じられていた)他都市へ売却するのか知りませんけども。


相変わらず「その場しのぎ」の連続で、都度、声明に相違が見られる。


心から「クリーンな街」へと浄化が進む事を望みます。


では、お知らせです。


第二回 (旧)広島市民球場フォーラム「旧市民球場のキモチになってみるワークショップ?!」の開催


何も言えない旧市民球場の「キモチ」を考えることで参加者自身の球場への思いを探りながら


市民が本当に望む旧市民球場の「未来」とは何かを掘り起こし


「理念」と「市民案」を作り上げるためのワークショップ。お気軽にご参加ください!


との事です♪


私も詳しい内容は存じ上げておりませんが、各方面より声が上がっては催しが行なわれるのは素晴らしき事かな。


日時:平成22年8月22日(日)13:30〜16:00


会場:広島平和記念資料館 東館地下 会議室(1)


主催:(旧)広島市民球場フォーラム

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