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日記|DIARY

2010年6月24日  まだまだ“中締め”



連日、東奔西走しておりまして、この10日間でも「さて寝るか」と体勢を整えて床に就いた事は1度も無く。


薄着に窓も開けっ放しで“いつの間にか寝てる”為、朝方3時、4時には必ず“寒くて”目が覚める。


そんな日常なので、ブログも暫し滞っておりましたが、改めて。


「市民球場の解体条例」が可決されました。


これに伴い、市民球場は解体への一途を辿る“今後の予定”となります。


ここまでを振り返るに、果たして「何がおかしかったのか?」を模索したとて。


誰を馬鹿にするでなく、「おかしくなかった部分」を探すのが困難なのですから、ここまで混迷を極めたのも道理。


「それ相応の時間と経緯を辿って来た」結果として…


優秀案に選ばれた2案の内、 「平和祈念堂」(折鶴展示施設)は、そのコンセプトともなる折鶴の常設を取り止め。


水な都(ビオトープ)案など、公園・緑化の名の下に、存在すら消えてしまいました。


中には、市民や議会からの疑問視、反発、異議申し立てがあり、そこに対して“柔軟に歩み寄った”と受け取られる方もいらっしゃるでしょうが。


ならば、根本となる「コンペ」の意味などありません。


例えば、「球場跡地の如何に活用するか?」と充分な検討が行なわれ、「アウトレット・モール案」が選ばれたとします。


しかし、次第に「商業モールは国有地で条例に抵触?!」「広く人々に喜ばれるの?」「平和公園の隣りでワイワイ安売りして!」等の声が上がり。


「では工場直送品の販売を取り止めます」となれば、もう「アウトレット・モール案」を選んだ意義など何処にも存在しない。


この時点で根幹部分がブレているのに、今度は議論を交わしてるド中心の時期に、ド真ん中の場所へ「商工会議所ビルの移転」問題が登場して参ります。


常識で考えて、ならば「こんなに大事な案件に対して何故に当初から手を上げない?」とビジョンも何もかも霧散しての無秩序状態へ。


事態は、より一層の混迷を極めます。


「後だしジャンケンで負けて」どうする(笑)


でも、「権力とは偉大なり」で、この商工会が、いつの間にか市民や財界の“代表”であり窓口になっていたり。


あれだけ異論を唱えていた、地元商店街の理事や市議会議員が次々と大樹に歩み寄って行く。


「イタチごっこ」と申しますか、市民から突っ込まれては、市側が「その場を繕う」場当たり的なシーンの連続でしたけども…


最終的な「球場解体」への大義名分は、「現行案の実現」と言うよりも「2013年の菓子博に間に合わせる」為であり、「老朽化が著しい」でした。


同博覧会は、メイン会場をグリーンアリーナとして、市民球場は「仮設ブース」等で利用するだけ。


主催者側も、当初の取材では「市民球場の解体」など望んでいなかった。


「老朽化が著しい」にしても、未だ持って主だった老朽・耐震検査等は行なわれず。


参考までに、非公式で実際に複数の一級建築士に球場へ足を運んで頂き、ある程度の審査を行なって貰い。


並びに、同球場にて、過去1人で何千枚もの壊れたシートを修復したと言われる球場の管理人にまで取材すれば。


皆、異口同音に「まだ充分に使用できますよ」と回答される。


一例として、不安視される「原因不明の雨漏り」など、単にシート(椅子)の下にある床に、改めて防水加工をするだけで解決する話だそうです。


さて。


返す返すも、どこか政治色と申しますか小難しい雰囲気が付きまとった同問題。


出発地点は、街のど真ん中にある施設、場所を活用して「如何に街の未来を創出して行くか?」と言う、明るく前向きな「検討議題」でした。


にも拘らず、何ら自らを正当化するでなく、同志を擁護するでなく、これだけ各方面から不満や怒りが噴出したのは何故なのでしょうか?


また、発せられた「声」の1つ1つは、この度で言えば「行政」のみへ向けられたモノではなく。


閉鎖的な空間で、一部の者が全てを決定させては統治してしまう“旧態以前とした地域”に暮らす多くの人々に対しての…


「警鐘」なのです。

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