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日記|DIARY
2010年6月12日 背負った子供に教えられ
久し振りに、幼稚園の参観日に出席。
愛娘が…
現在、どんな授業を受けて、どんな友達と、どんな楽しい幼稚園生活を送っているのか?
そんな一コマ、普段は垣間見る事が出来ないので。
希望に胸を膨らませては、「1番乗り」まで行かずとも、参観日の開始“40分前”には教室に到着(笑)
父兄はもとより、教室内には園児すらまばら。
そこで、ドキドキ・ワクワクしながら、プログラム・ナンバー@「朝のアイサツ」を待つわけです♪
時間の経過と共に、徐々に園児や父兄で埋まって行く教室。
そんな折、先生が私の元にやって来て…
「娘さんは昨日、『明日はパパが来るんだよ♪』とご機嫌だったんです」。
「また日頃から『パパはお仕事ガンバッテるんだよ♪』と私に教えてくれるんですよ」ですって。
おお!My sweet heart♪
カワユイ。
カワユイぞ愛娘。
定刻が過ぎて、いよいよ参観日のスタート。
が!
そんな夢心地の私を、強引に現実世界へと引き戻す光景が!?
娘の隣りに座っている女の子が、事ある毎に、ずっと私の娘にチョッカイを出して来るのです(失笑)
しかも、女児同士であれ、どこか愛嬌のある「仲良しだからゆえ」のチョッカイでなく。
一緒に学ぶテーブル(机)の横幅が2mあれば、その子は1m40cmは占領してるのに…
私の娘を、まだ向こうに追いやろうとして、娘の片足など、もうテーブルからハミ出している。
歌を唄えば、途中、いきなり両手で娘の肩を何の意味もなく突き飛ばして来たり。
もう、私の中に眠っていた「過去のヤンチャ竜史」が目を覚ますわけですよ。ふつふつ&グツグツと。
ただし、当然ながら「子供」に罪はなく、まだまだ相手は5歳の女の子。
そこへは怒れないまでも。
出席されていた“その子のお父さん”に対して…
大人気もなく、憤慨!
「子供は親を映す鏡と言うが、オメーの所業じゃねぇだろうな?コラ!?」と(笑)
でも、暖かな陽射し差し込む教室で、誰もが待ちに待った参観日。
己の気持ちを押し殺し、呼吸を整えるべく、しばし床だけを眺めていました。
すると、ウソの様な抜群のタイミングで、園児達の歌声が!?
題:「すてきなパパ」 作詞/作曲 前田恵子
パパ パパ えらい えらいパパ♪ せかいのだれより えらいんだ♪
おおきなおくちで わらったら♪ かいじゅうみたいに みえるけど♪
すてきな すてきな パパなんだ♪
パパ パパ つよい つよいパパ♪ せかいのだれより つよいんだ♪
おこった おかおは こわいけど♪ ほんとは とっても やさしくて♪
すてきな すてきな パパなんだ♪
純粋無垢な子供達から、こんな歌詞を届けられたらば…
心の炎も鎮火です。
でも、言葉で最後の一太刀を浴びせるでなく、改めて痛感したのは。
自らも含めて、大事なり。
「しつけ」。
2010年6月11日 Hiroshima Night
吉田グランドでの“目撃情報”も耳に入って来てるので…。
ならばと。
ニキビの原因となる、アクネ菌を殺菌!
0120−321− Go!Go!Go!
首都圏に渡り、約5ヶ月。
ニキビ・ケアにも余念のない彼が、オフで久々に広島へ帰って来たので…
その晩に飯。
相変わらず、ハツラツとして。
腰が低く。
底抜けに明るい性格。
元気そうで何より♪
向こうの街やサッカーに。
ようやく慣れて来たとか。
「ぶっちゃけ、どっちが良い?」
何てナンセンスな質問を浴びせるほど私も野暮ではありませんが。
広島の街に帰って来た事を“心底”喜んでました。
楽しそう。
嬉しそう。
一緒にカラオケまで唄ったり♪
私ごときが他人を評価するなど、おこがましくも。
基本、彼は苦労人なので、未だ何ら偉ぶるでなく。
気持ちの良いスポーツマン。
「ビッグアーチで僕がゴールしたら、アウェイであってもゴールと叫んで下さい!」と言うので。
快諾しました。
「11月」と言う先の話であれ…
いずれにせよ叶わぬ夢。
サンフレが完封で勝利しますから♪
貴方の故郷よりも故郷の街。
広島。
Have a nice weekend!
2010年6月10日 シーソーゲーム
いよいよ本日から「広島市議会・定例会」が開会いたします。
当ブログでも、何年にもわたり取り上げて来た「旧広島市民球場問題」。
この度の定例会で、市側は記者会見にもあった通り「旧広島市民球場の解体条例」を成立させるべく取り組んで参ります。
そこで、本日より様々な協議が行なわれた後、6月22日に市議会議員の間で採決が行なわれ。
半数以上の議員が「解体条例」に賛同すれば、旧市民球場は8月以降、早急に…
「解体」の一途を辿る事となる。
現状を改めて整理するならば、市長は「執行権」を持ち、議会(市議)は条例等の「制定権」や予算案の「議決権」を持つ。
その双方が“対等”の立場であり、互いの行動に目を光らせ、監視、牽制しながら自治の運営を行なうのが。
我が街の「自治制度」。
そして、これまでも市側より「球場を解体するべく」解体予算案が幾度も提出され。
都度、市議会議員「55人」で採決が行なわれて参りました。
そんな中、過半数以上が「球場を早急に解体するべきではない」側に立たれていたので、今日まで球場は解体されなかった。
しかし、前回の議会において“事前調整”の段階で、ある会派が「解体反対から賛成に回った」等々があり、結局は「解体予算」が議会を通過。
理由は、「これまで市側は、球場を解体した後、広場を整備しては中央部に折り鶴を展示すると言っていたが…」
「市側が折り鶴を常設しませんとスタンスを替えたので、ならば解体に賛成しましょう」と立場を逆転させたのです。
私の所感で言えば、根本の問題は「折り鶴を展示するか?否か?」何て表層的な部分ではないと思われますけども。
話は戻り、そんな前記の段階に併せて「市民球場を解体」と言う条例まで可決されていれば、事態は“球場解体”へ急加速していた。
が、上記の“ある会派”に、コレまで解体予算案に関しては「解体賛成」だった“他の会派”までもが…
解体条例に関する採決では「ちょっと待った!」を掛けるべく“否決”に回ったので…
現在は、俗に言う、予算は通ったが条例は通っていない「ねじれ現象」が生じています。
で、返す返すも本日から開会される定例会において、この「解体条例」の行方が注目されるところであれ。
ここに来て、市側が「解体条例」を議会に持ち出して来るのですから「それ相当の自信がある」裏づけにはなる。
つまり、「解体条例を可決(成立)できる」目処が立ったと。
無論、まだ採決すら行なわれておらず、結論は誰も知る由はありませんけども、ふと立ち止まれば、何かおかしい気はして参ります。
前回の、正に市議の“多数決”において、現状は「解体ストップ」のままで止まっているはず。
しかし、「解体条例」を持ち出して来ると言う事は、水面下で「勝算の目処が立った?」との仮説が立てられる。
前回の“多数決”から何ら状況は変わっていないにも拘らず。
例えば考えてみるに、これまで「解体してはいけない」と掲げる議員さんが55人中、半数以上はいらっしゃった。
そこへ、6月1日に跡地利用の「イメージ図」が公表され、その後…
イメージ図を理解して貰う説明が広く充分に行なわれ、地元をはじめとした市民の皆様方が「これならばOKでしょう♪」と事態が変わり…
それを把握した議員さんが初めて、「ならば球場解体後、イメージ図の成功へ向けて取り組みましょう!」
と解体反対から賛成へ移行するならば、まだ理解できます。まだ。
でも、昨晩、市民の方々を招いて行なわれたフォーラムでも、前記のイメージ図に賛同する地元民はいらっしゃいませんでした。
拒絶反応で「悪い!」でなく、「まだ十分な協議が必要だ!」と。
なのに、現段階では既に「己のスタンス」「信念」を翻した(ひるがえした)議員が(会派)が表れた可能性もある?かもしれない?と言うこと。
ここからは、あくまで「仮定」の話となりますが、この広島のみならず、未だ“政治ゲーム”は脈々と息づいており。
どちらに就くかで、何かのポストが用意されるなど様々な便宜が図られていたり?
繰り返しますが、あくまで「仮定」「架空」の話として♪
とどのつまり、市長も市議も「市民の為」に存在している。
既得権益を守る為に、また自らの強欲を満たす為に存在しているのではありません。
今定例会では、いかなる正義が遂行されるのか? はたまた、政治ゲームなるモノが存在しては渦を巻くのか?
誰が翻えるのか?信念を貫くのか?
次第に、全てが白日の下にさらされます。
市民の皆様!注目いたしましょう!
2010年6月08日 良薬口に苦し
この1週間、お陰様でよく喋っています。
ファン感もありました。叫びっぱなしのイベントMCもありました。
生放送に、幾つものCMナレーションを読めば、70分にわたる講演、etc。
しかしながら、鍛え抜かれた「我がノド」は無敵であり、耐久性で言えば無双!
思い起こせば。
大昔は、ちょっとオーバー・ワークするとノドが赤く荒れちゃって耳鼻咽喉科へ出向いたりもしてましたが…
「継続は力なり!」
20年も喋っていれば、ノドにも持久力が備わります。
そんな中、先だってのブログでも取り上げた「寿人君のノド飴」話に関連してではありませんけども。
寿人君は、自身のブログにおいて「スイスの飴ちゃん」などのタイトルで“オススメの飴”を紹介していたり。
そこで、別に対抗も便乗もするでなく、冒頭「喋り過ぎたノド」の特効薬でもある、私愛用の「ノド飴」を紹介するなれば。
キタ!キタ!キタ!ジャジャン!!
添付した写真をご覧下さい。
この消費者に全く媚びないパッケージ!
登場する人物は、どこの国の誰なのか?!
次に、例えば「熱さまシート」の様な、耳馴染みの良い、分かり易いネーミングの“対極にある”とも言える、その名も!
商品名「薬味酒・十六味保命酒」
す、全て、潔いほどの漢字処理です!
しかも、チラホラ除く文字には、「神秘・相傳」(しんぴ・そうでん)と、神秘を先代より受け継いでいるらしく…
そこへ、さんざん「酒」の文字が躍りながら、「アルコール分は含まれません」と補足が入る。
繰り返しましょう!
「薬味酒・十六味保命酒」
広島県は福山市、今や観光で賑わう鞆町にある「有限会社・入江豊三郎本店BM」が作り出す“ノド飴”こそ!
私にとっては、世界最強!
荒れた、疲れたノドに、メチャクチャ効きます!
そして、効能は勿論、その味わいも絶品♪
私も、初めて食べた際は、クセがあり過ぎて思わず拒絶してしまいました。
しかし、「ノドには効く」。
ガマンして付き合っていると…
もう今では手放せなくなり、このハード・スケジュールの際など、まとめ買いしております。
レッツ!地産地消! BUYひろしま!
※広島市中区は本通りにあり地元の特産品を販売する「ひろしま夢ぷらざ」で購入できます!
ありがちなコピーで謳うなれば、鞆の町で、いろは丸の沈没にあたり…
「あの龍馬が!口にふくんでは紀州藩との直談判に臨んだ飴ぜよ!」
シンプルに…
「村上水軍が泣いて欲しがった!」
「ポニョの大好物♪」とウソぶるのもアリでしょう。
それでは今一度!Everybody Say!
「薬味酒・十六味保命酒!」
向夏の候、今日も我がノドは快調だぜ〜♪
2010年6月05日 私のエネルギー源
本日、行なわれました「2010 サンフレッチェ広島ファン感謝デー♪」
天候は、快晴!
最高気温は「28度」と言われてましたが、小高い丘の上にあり、人工芝の照り返しも手伝って。
体感気温は、軽く30度以上はあったでしょう。
そんな中、今回のイベント・テーマは「触れ合い」。
触れ合った♪触れ合った♪
私も、2000年からスタジアムDJとして喋り、これまで無数のファン感MCを務めて参りましたが…
ここまで“長い時間”にわたってファン・サポーターの皆様と選手が触れ合ったファン感は、初めてではないでしょうか。
※無論、根本で「触れ合う」のがファン感であり、この度の場合、「これだけ長時間」の意
しかも、驚いたのは自らの「体力」(笑)
何の強がりを申すでなく、「本日の様な天候」の中、私は何年間も“サウナ・スーツ”を着用してジョギングをしているので…
確かに「暑い」と感じますし汗はかくのですが、全くの無問題♪
身体に良くないのは重々承知しながらも、常に陽射しを浴びていたい(笑)
大好物です。直射日光♪
話は“交流空間”に戻り、近年のファン感では慣例と言えますけども、とにかく選手サイドが率先してファンの皆様に「楽しんで貰おう」と努めて下さる。
まあ努めるも何も“お調子者”世代が「ただ自由奔放に振る舞っている」とも言えるのですが(笑)
否!とんでもありません!
日頃、選手に大声援を送って下さるファン、サポーター皆様方の“声”を気遣って…
我らがキャプテン、寿人選手がサプライズ・プレゼントとして「ノドを、お大事に♪」とオススメの“ノド飴”を何百個も用意して下さったり。
ファン、サポーターの皆様が選手を、クラブを支え。
「お返し」と言えば形式ばってしまえど、選手やクラブが、そこへ「応える」。
ザッツ・双方向!の良好な関係が築かれています♪
ちなみに、前号で取り上げた落合シェフ監修のパスタ!
イベントで喋る前に「今日は昼飯を抜いて来たぜ!」と枯渇状態で駆けつけると…
何と、寿人選手がお客様の応対をしていて、これまた長蛇の列!
What a hell is going on?
パスタ・ブースから流れ出る芳醇な香りが、私の鼻腔をイタズラにくすぐりながら通り過ぎて行くのみでありました。
石橋竜史、デビューシングル!「パスタへの片思い!」
In store’s now!
おっと。
そう言えば、「1484ユニフォーム」の最新バージョン…
本日、初披露でした(笑)
軽いし、速乾性には優れているし、着心地最高!マジで素晴らしいですね。今年のユニフォームって。
おっ!?冒頭の話となりますが、「私が暑さに強い」のではなく、「衣装が優れている」ので暑さをしのげたのか!?
その昔。
私は自らで「1484ユニフォーム」を作成していた。
しかし、アレは、いつからでしょうか。
クラブ・サイドが、私のサイズを調べては、1484の背番号を入れて作成して下さるようになりました。
この「お心遣い」。
別に“こじつけ”ては意味合いを持たせたい訳ではないのですが、その頃からです。
クラブは強くなり、ファンやサポーターの方々も飛躍的に増え始めたのは。
本日も、それは沢山の笑顔に触れ合う事が出来ました。
皆様に感謝。
2010年6月04日 一日千秋の思いで待ってたりします。
いよいよ明日はファン感謝デー!
“過去最高”レベルで「選手と触れ合えるイベント」が盛り沢山となっております!
楽しみ♪
超〜楽しみ♪
ファン感と言えば“御馴染みのコンビ”となりましたけども。
MCは、私と安孝キャプテンで務めさせて頂きます。
そして個人的には、ある「達成すべき目標」を掲げて明日のファン感を迎える所存。
それは!?
「落合シェフ監修のパスタを何としても食べる!」
「美味い!美味い!」の噂はかねがね伺っていたのですが、通常のホームゲーム時、私は…
“喋っている”ので、これまで食べられませんでした。
明日は、必ず食してやる!
補足として、下記の通り♪
「今シーズン試合会場にてご好評を頂いております、日本で最も予約が取れないレストランと謳われる」。
「東京銀座『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』のご協力のもと、落合務シェフ監修によるパスタを明日のファン感でも出店いたします」。
「このコラボレーションパスタは、かねてより落合務シェフと佐藤寿人選手の間で親交があり」。
「美味しいパスタをサッカーと共にスタジアムで!という両者の想いのつまったパスタです」。
「メニュー:ボロネーゼ(ミートソース) 1000円(税込)」
「アラビアータ 1000円(税込)」
「販売場所:広島広域公園第二球技場 ラ・ベットラ・ダ・オチアイ コラボレーションパスタブース」
「販売開始時間:11時半〜」
そう言えば!
紫のラーメンマン!盛田師匠の限定ラーメンもある!
他に、ユニコーンの手島さんが作曲された「サンフレ・アンセム」も初公開!
会場でプレイされます♪
ま、待ちきれないでしゅ〜。
集え!広島ビッグアーチ横!
広島広域公園第二球技場!
2010年6月03日 東に生かす人あれば西に壊す人あり
広島市西区に、昭和初期に建てられながらも、戦火を免れた和洋折衷の豪邸がありました。
趣のある木造建築の建物で、1946年から料亭旅館として開業していた…
その名を、「三瀧荘」。
当時より、各国の要人の宿泊先として、また将棋の棋王戦や囲碁の碁聖戦の舞台としてなど、国内外の方々に広く愛されていたお宿。
私の知人が、まだ就職して間もない頃、齢にして20代半ばに同料亭の暖簾(のれん)をくぐった際に。
「ここを訪れたお客様の“最年少記録”を樹立した」と言われるほど、権威と気品を兼ね備えていた場所だったとか。
そんな三瀧荘も、惜しまれつつ、2006年に幕を閉じました。
さすれば。
東京にある、ウェディング・プロデュース会社が、この歴史的建造物に着目。
伝統ある「三瀧荘」というブランド名を継承しながら、現存する建物や庭を活かした“ジャパニーズ・モダン”をテーマに掲げ。
2009年の秋、完全貸切型の「婚礼施設」へと再生、オープンさせたのです。
そして、先だって同会場で披露宴の司会を務めて参りましたが、その空間たるや…
「見事ナリ」。
色彩、質感、昔ながらの「和」と現代アートを融合させた「美」。
『歴史的建造物をリノベーション(再び生かす)した和モダンの式場』と言うだけあり。
同空間へ一歩足を踏み入れれば、老若男女、また国境を越えて誰もが“魅了”される事でしょう。
庭園には、樹齢250年や400年以上もの木々が見られれば。
長い渡り廊下の側面には、昔ながらの重い鉄の扉が残されており、そこは昔は「蔵」だったのですが…
今では、ガラス張りの「喫煙室」になっていたり。
歴史的な建造物の要所に、現代の息吹が。
そして、若い世代に対しても…
「新鮮な和が発見できますように」ですって。
採点するならば、100点満点中、120点ですよ!
満点をハミ出すくらい、何の非の打ち所も無し!
従来ならば、プロデュースする会社が「自らのエゴ」を押し出して屋号など変更しては新たな名前でも付けそうなモノですが…
「三瀧荘」(みたきそう)を生かす、そのセンス!その人間味!
訂正します。コレは150点でしょう!!!
でも、私ごときが偉そうに唱えるまでもなく、今の時代潮流であったり、海外など古来より「歴史の継承」を本当に大事にする。
ニューヨークなど、近代的な摩天楼の間には、1900年代初頭に流行を生んだアール・デコ様式の建造物などが守られ、現代建築と調和を生み出しています。
ヨーロッパなど、老朽化が進んだ発電所を“美術館”にして再活用したり、同様の古い建造物を“駅”として再生させたり。
「先代」が築いたモノを、現代に生きる者が受け継ぎ、それを次世代に「つなげている」のです。
「またか?!」の話で恐縮ですが、現在に目を移し、広島市民球場。
戦後、荒廃した広島の街に誕生しては、家族を、職を失った人々、お金持ちも貧乏人も、みんなが集った「夢の器」。
「唯一の娯楽」を提供してくれていた。
球場を、またカープを何とか存続させようと寄付をして下さった方々に対して…
カープ球団は、せめてものお礼にと「所有権の証明書」を発行していた時代もあった。
そんな人情の溢れる時代があり、「広島」の歴史がある。
このシンボルを、公園にする、3年後には博覧会を開催するから「1日でも早く解体しよう」との動きが。
本日の記者会見でもありましたが、いよいよ大詰めを迎えて参りました。
数十年後。
広島市民球場が存在し、しかも上手に「再び生かされていた」ならば。
我が街を、誇りに思います。
我々も、戦後に苦労された人々が築いて下さった…
その礎の上で「生かされている」のですから。
2010年6月02日 相変わらず…
この1ヶ月間、本当に沢山の方々と食事をし。
それは様々なジャンルの方々と、明るく楽しい、また熱く真剣な会話を交わしました。
そこで痛感したのは、純粋に「皆さん日々を頑張ってらっしゃる!」
不況・不況と言われながら、朝から晩まで、時に残業、時には休日を返上してまでも。
やりたい事も、やりたくない事も、皆さんが“置かれた環境”の中、混迷を極める時代の中、奮闘してらっしゃる。
そこで、唐突な展開となり恐縮ながら…
「アナタは、いくら税金を納めてらっしゃいますか?」
「労働」の対価として得た賃金の内、月に、年に、一度はアナタの手元に入った「お金」から、いくらの税金を。
何だかんだで結構な“額”を納めている事に気付きます。
だって、何年にも、何円にもわたり“ずっと”ですから。
それが巡り巡って、自らの為に、家族の為に、人々の為に“有効に活用される”からこそ、人々は義務であれ「納税」する。
で、話は再び急展開しながら、昨日、市側より発表された「市民球場の跡地利用」に関する、イメージ・パース(将来像)です。
感想は…
私とて、市の職員さんに沢山の知人がいます。
ここからは架空の話として、このイメージ像が発表される前に、市の職員さんへ「どんな物が出来ましたか?」と質問したとしましょう。
そして、返答は「失笑」(ここまで混迷を極めて良い物が出来るわけがないでしょう)だったとする。
あくまで、架空の話ですが“その通り”の感想を持ちました。
別に、作成した方々を嘲笑するでなく、いち市民の率直な感想として…
「ダメ」でしょう。アレ。
しかも、具体的なビジョンもなく、なぜ「にぎわい・にぎわい」に囚われ過ぎているのか?
「150万人の集客」って、そんな曖昧で無根拠な数値に固執してまで。
出てくる言葉は、年間を通しての、様々な、大規模な、「イベント」「イベント」「イベント」ですよ。
“集客”に対して「重きを置くな」と言ってるのではなく、そこは大事ながらも、重要なのは根幹となるビジョン。
前々から訴えておりますが、そこまで街の中心部(一等地)でイベントを行なって集客したい、賑いを生み出したいならば。
球場を「そのまま」にしておく事が、最も効率が良いのです。
2年前まで、年間で140万人が飛び跳ねていた球場であり、そんな簡単に壊れません!
イスはある、音響設備に大型映像もある、コンサートやイベントを行なっても、周囲を観客席で囲まれているので防音壁となり音が漏れない。
設営も、設営した後の警備も簡単。
そして何より、お金と時間を浪費しなければ、広島の「復興シンボル」を継承する事も出来る。
球場を再活用して、誰が「損」をすると言うのでしょうか?
冒頭の「納税」の話ともリンクしますが、球場の解体に4億、緑地・公園整備に15億弱、トータルで34億円なり。
それを、決定を下した「アナタが自腹で払うのか?」って話です。
ちょっと前には、「財政非常事態宣言」を発していたのでは?
しかも、この34億円は、「当面」の必要コストであり。
今後の商工会議所ビル建設費にランニング・コスト(維持費)等、一切含まれておりません。
世界では、環境に優しく、しかも土地土地の「歴史を継承して行こう」と、既にスクラップ&ビルド(破壊しての構築)の時代ではない。
にも拘らず、市民の「解体反対の声」にすら耳を傾けず。
市民が築き、半世紀にもわたり市民と共存して来た「夢の器」を(歴史的な建造物です)多額な税金を注いでは環境にも配慮せず破壊して。
後は、お菓子だのイベントだ!イベント!
しかも、この度のイメージ図から、配置された人々を除いては全体を暗くして「夜間」を想像してみて下さい。
街の中心部に“物騒な巨大公園”が出現する事にはならないのでしょうか?
成功や失敗など結果論であり、誰も分からない。
でも、現時点で「予測」は出来る。
シャレオ、アストラム・ライン、広域公園と同様、「ハイ!造りました!」「赤字が出ました!」「ずっと税金で補填してます!」では困るのです。
だから、どんな結論に導かれるであれ、「市民や各方面の人々が参加しての十分な議論」が必要なのではないでしょうか?
解体された街のシンボルは、もう2度と元に戻らない。
「4年もの間、十分な議論を行い市民を声を酌んで来た」結果が、この「イメージ像」に不明瞭なイベントの連呼とは。
行政に、もう少し温か味と言うか、人間臭さと言うか…
血を通わせるべきでしょう。
別に皮肉ではありませんが、同様の問題を宮崎県知事の東国原さんが抱えていたならば、1200%立ち止まっては、市民と顔を向き合わせて下さいます。
あまりにも冷たすぎる。
先代より築かれ守られて来た街や、今を生きる人々に対して。
2010年6月01日 陸の孤島「広島」 後編
当ブログで長きにわたって発信している「市民球場跡地問題」にしても。
時に、「何でそこまで固執しているの?」と、何の悪気もなく率直に感じる方々もいらっしゃると思われます。
でも、この問題など、正に「一事が万事」。
※一事が万事:一つの事を見れば、それから全てが推し量れるの意。
何が言いたいかと申しますと。
この広島(市)では、施策や人事を選別、決定を下す際でも、例えば「広く公募しよう」と掲げられながら…
「当初の予定通り、落ち着くべくして、落ち着く場所へ」と言う事例が幾つも見られます。
勿論、真っ当なる審査、選考をして「導かれた結果」と言うモノもある。
ですから、何ら“断定”する訳でなくとも。
「コレが厳正なる経緯を辿って来た結果なのか?」と疑問を抱いてしまう案件など珍しくはありません。
こう言った色んな案件に関しては、市議会議員さん等が各々で発信されているブログにも克明に書き綴られているので目を通して頂くとして。
一例を挙げてみるならば、「広島の“新旧”を通じた市民球場」について。
2000年の秋、市長は渡米されて、大リーグのスタジアムなどを設計されたアメリカ人の「ある建築家」と会合を持ちます。
その2ヶ月後、同建築家は広島を訪れ、街並みを視察。
この視察の1ヶ月後となる2001年1月、同氏は「新球場の提案」(企画書・模型)を携え、再び、広島を訪れる。
そして時は流れ、2004年の11月に「新球場の建設促進会議」並びに「新球場の建設検討委員会」が設置されました。
構成員は、広島県、市、経済界、カープを含めたスポーツ団体の代表等で、この会議において「70%以上」の委員は…
新球場は現在地(旧市民球場のある紙屋町)での建て替えを求めていた。
が、大多数の意見をよそに、2005年の夏。
新球場を建築・設置するにあたり、市長より「広島駅横にあるヤード跡地にする」と表明があります。
また、同年秋に「どんな新球場にするか?」を決める“コンペ実施”も表明され、翌2006年の10月に当選作品が決定。
そこで当選となった、東京にあるデザイン研究所の作品(現マツダ・スタジアム)は…
前記、2001年にアメリカの建築家が広島へ持ち寄った「新球場の提案」と“全く一緒”のモノです。(建設にあたりアレンジは加えられましたが)
そして、そのデザインを選出した“委員会の委員長”が別件で提案したアイデアが…
旧市民球場の跡地利用で優秀案を受賞した「平和祈念堂」。
旧市民球場の活用に関し、市民から寄せられた意見を含め400以上もの提案から、同委員長の提案が選出された。
これが“偶然”であったにせよ、「優れている」のであれば何ら構いません。
しかし、「前編」でも明記した通り、長きにわたり、地元をはじめ市民の方々より、これだけ「反対意見」が噴出している事実。
「民意」や「公平」「公正」って何なのか?
市長は、時に会見の席で「私は市民から選ばれた市長なのだから、私の意見を尊重すべし」と述べられますし、それは一理ある。
でも、前回の市長選とて、これは屁理屈と捉えられようが、総投票の「半数以上」は別の候補者が獲得しています。
現在の、迷走する首相の「沖縄アメリカ軍・基地問題」同様、国民に選挙で選ばれた党の党首(イコール首相)だからと言って。
「ならば好き勝手に政策を進めて良い」理由など何処にもない。
これまた、私の詭弁(きべん)と受け取られようが、別に「市長」の言動に執着して、何が何でも目の仇にしてるのではありません。誤解の無きように。
市長など、極端な話、誰でも良い。
ただし、本当に「市民の生活」と「街の未来」を考えて下さる人物であるならば。
この時代にあり、市民や県民へのサービスは低下するが、自らの身は削らない。(市や県の職員給与など横ばいです)
他都市に目をやってみて下さい。
広島よりも小規模な隣県であれ、広島より優れた行政サービスを展開する都市など無数に存在する。
いつの間にか、時代に、他都市に置き去りにされている「この地域」を今一度、見つめ直すべきではないのでしょうか?
私とて、この手のブログを発信して得する事など何もありません。波風を立てず、大人しくしておけば生活も守られる。
でも、「おかしい」モノは、おかしい。
また、この度も「市民球場の跡地問題」に関しては、地元の商店など「120以上」もの店主が声を上げて下さっています。
自らだけ、保身で隠れるつもりなどありません。
とどのつまり、どんな結果でも良い。
みんなの街の行方を「みんなで決められる」正規の、ただ普通の道程を辿るのであれば。
そして、メディア関係者は“問題提起”するべく「現状」を率先して報じて行かなければなりません。
「己の心」に恥じぬように♪
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