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日記|DIARY

2010年3月12日  「濃淡」


先日、ある全国規模のTV・CMナレーションを読んで参りました。


そのCMは、以前、別の男性ナレーターが読んでいたのですが…


「ナレーターの声が低すぎて“メッセージ”(台詞)が伝わり難い」との事で。


この度、私へのオファーとなったモノであります。


実際、私の収録が行なわれる前に、前作のナレーションを聞かせて頂き。


言うまでもなく、ナレーターさんは上手でらっしゃる。


しかし、男らしい声質に、何よりもCMにはバックに音楽が流れていたりするので、そことの兼ね合い(重なり具合)によって…


作品として「悪く」はないのですが、「最良」ではなかったのかも。


これは、当然ながら「ナレーターさんの技量」云々ではありません。


CMと言えば、商品のイメージに、訴求したいターゲット層を考慮すれば、「CM」自体としてのイメージも求められる。


故に、前述の“男性ナレーターさん”よりも私の声が「ハマる」場合があれば、商品・作品によって、その逆もある。


誰が上手・下手でなく、例えば「CM」で言えば、制作費に放送する電波量も含め「多大なる金額」が動くのですから。


「より良い作品(best)を追求する」は、作り手側として「当然」と表現するよりは、「最低限」のマナーでありアプローチ。


無論、「全国規模」の仕事でなく、「ローカル規模」でも例外ではありません。


確かに、ローカル規模となれば、動く“額”は縮小されますが、かと言い「ならば制作費なりに手を抜いてヨシ」と言う問題でなし。


そこで、これより「今回のブログ趣旨」をはじめて展開する所存♪


上記で、「全国」と「ローカル」と言うワードが登場して参りましたが、「ローカル」に於いては…


「クライアントからお金を頂戴してCMを制作した後、そこで完成、OKとして流して(放送)しまうのか?」と言う作品が。


悲しいかな“あまりにも多い”


「何もかも洗練されていなくては!」と申しているのではありません。


時には、「素人っぽさ」を、「拙さ」を前面に出す方が「ハマる」場合もあり、四角四面に“こだわるべき”と言うでなく。


ただ、「それでOKなの?」と言う、発信するまでの“GOサインの認可”が…


異様に“ゆるい”のか?事務的となっているのか?


これは、CMのジャンルに限らず、TVやラジオ番組、イベント等でも言える訳で。


「最高」であったり「満足」なんて、そうそう訪れるモノではありません。


要は、そこまでに、どれだけベストを尽くし。


最良を突き詰めるか。


誤解の無き様に補足すれば、私の周辺は、幸いかな「突き詰める方々」が沢山いらっしゃいます。


そして、突き詰めるスタッフと一緒に「作品」を制作する度に。


どこかで線引きをして、狭い世界で“ちまちま”やっている面々が見事なコントラストで浮かび上がって来る。


愚痴でも賞賛でもなく、否定でも肯定でもなく、各々のスタンスであり、個々のライフ・スタイル。


誰か特定の人物なり団体へ向け、意味深で遠回しに“アンチテーゼ”として表現しているのではありません(笑)


「こだわり突き詰める現場」が大好きなので、先日も“それは嬉しくて”ちと書き綴った次弟。


少々、長めに♪

2010年3月09日  今を生きる



さて、前号からの続きであります。


何ら堅苦しい話でなく、それは自然な流れで、「個々が個々で取り組める事に取り組む…」


サンフレッチェに関しての話♪ そして私の場合。


遡る事、昨年の初冬。


ビッグアーチを見渡せば、初観戦の方々をはじめ、新たなファン・サポーター層も増えて参りました。


そこで。


“熱いゲームの90分間”以外の部分でも、会場へ足を運んで下さった方々に「何かを届けたい」。


一例を挙げれば、ミュージシャンが行なう「スタジアム・ライブ」などです。


サッカー観戦に来たら、ミュージシャンがサプライズ・ゲストで登場して来て「サッカー空間が2倍楽しめた!」みたいな。


(あくまで分かり易い一例であり、「スタジアムでライブを行なうべき」と言っているのではありません)


また、応援(観戦)をする際も、可能な限り手拍子やタオルマフラーを振って「能動的に参加して頂きたい」。


「ならば!この2つの要素をドッキングさせれば良いのでは?!」と思い立ちまして。


マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」の中に、ダンサーだけのパフォーマンス・パートが登場して参りますけども…


鍛え抜かれた見事なダンスって、本当に人々を魅了するモノがあります。


観ているだけで楽しめる。感動できる。


さすれば、「ノレる音楽に合わせて上手なダンサー陣が踊る」だけでも、まずは「1つのショー」と成り得る。


しかも、そのダンサーの方々が、手拍子やプロペラ(タオルを回すアクション)の要素を振り付けに盛り込み…


キックオフ前の「応援練習」まで兼ねてやって下されば、一石で二鳥も三鳥もの効果が広がるのではないか?


格好良く!


かつ、子供達にも気軽に観客席から参加して貰えるべく、親しみ易く♪


「思い立ったが吉日」で、直ぐ様、それは上手でらっしゃるダンス・インストラクターさんに連絡。


長すぎず短すぎず、ダンスで観客を魅了できる「最適な時間」を伺い…


そこへ合わせて、起承転結を盛り込むべく「ダンス曲」を制作。


次に、そこへ「サンフレの要素」がふんだんに盛り込まれた振り付けを考案しては、ダンサー陣がレッスンを重ね。


実際の話、既にシーズン開幕前に「完成」しております。


ビッグアーチでの「ダンス・パフォーマンス作品」。


ただし、これは勝手に「良かれ」と思って行動に移しては、ダンサーの方々にご協力を頂いて制作したモノなので…


クラブ側には既に提案、提示させて頂いておりますが、いつ実現するかは分かりません(笑)


出すぎた真似だったかもしれませんけども、採用だの不採用の前に。


どんな時でも、腰を上げては会場へ足を運んで下さる方々に対して。


ゲームのみならず、少しでも「ホームゲーム」を楽しんで頂ければ、満喫して頂ければ。


「またココへ来たい♪」と感じて頂ければ。


末席に居る、いちスタッフとして。


ただ、その思いだけです。


明日はアウェイでのポハン戦。


この日に向けて、パスポートまで申請しては準備も整えていたのですが…


仕事で現地へ向かえず。


みんなが応援しています。


頑張れサンフレッチェ!

2010年3月07日  Spring has come♪



Jリーグ開幕戦は!? 後半ロスタイムに失点…


1対1の引き分けに終わる。


いちサンフレ・サポーターとして、もう慣例となっておりますが、あれだけ熱くアナウンス・ブースからも応援して。


落胆しない訳はありません。


でも、当然ながら失望なんて微塵も無く、この経験は必ずや今後のシーズンに活かされるはず。


試合を重ねる毎に、「勝利の確立」が高められて行く。


戦術や連携の熟成であったり、ブラッシュアップを含め「成長」へ向けた現場作業は…


首脳陣や選手と言った「現場」が全力で取り組んでくれる事でしょうから。


私共サポーターは「私共の出来ること」に全力で継続して取り組むのみです。


そう言った意味でも、昨日の会場で行なわれた“サンフレ・サポーター”プレゼンツの場内演出は…


ビューティフルでありワンダフルでした!


サポーターズ・シートが、それは美しい紫色のバルーンで彩られ、入場して来るサンフレ戦士を迎える。


白地のフラッグに踊る「HIROSHIMA」の文字。一斉に音を立てて割られるバルーン。


他に、多大なるメッセージが込められた巨大な横断幕が登場した瞬間など、もう「感動」の一語!


付加価値の“付加”と表現すれば失礼ですが、選手達が繰り広げる「熱いプレーの90分間」。


その最中、その前後を、サポーターの方々も精一杯、それは能動的に演出、盛り上げる。


事前の準備にしたって、かなりの経費や時間を費やされている事と思われます。


でも、クラブの為に、そして自分達“同士”の為に、何の損得に囚われるでなく。


やはり、この様な「姿勢」って…


素敵です♪


また、会場に隣接して設けられた「お祭広場」では。


「銀座の名店」であるイタリアン・レストランより出向いて下さった名シェフが…


サンフレとの“コラボレーション・パスタ”をお届けしてくれる等々♪


例えば、この度の開幕戦が「Jリーグ初観戦だった」と言う方々など、驚かれたのではないでしょうか。


「サッカー場って試合以外にも…」


「こんなに楽しめるんだ♪」って。


勝ったり負けたりは勝負事の常。


そこでの一喜一憂に並行して。


日常から離れた「別世界」を満喫、堪能する♪


いずれにせよ、「球春」と言う素敵な季節の到来です。


ちなみに。


「ならばアナタは何に取り組まれているのか?」


その回答であり一例は…


次号にて♪

2010年3月06日  開幕!


いよいよJリーグが開幕です!


超〜嬉しい!


1人でも多くの方々にビッグアーチへ足を運んで頂き。


「開幕勝利」を分かち合いましょう!


“生観戦”って本当に素晴らしいので♪


集いましょう!


広島ビッグアーチ!

2010年3月03日  3月3日は耳(に届ける)の日♪


“ひな祭り”です♪


そんな桃の節句も、朝からマイクの前で喋って参りました。


そして、喋りながら、つくづく思います。


「楽しいな♪」


ナレーション原稿を読んでいるだけで。


別にアドリブでベラベラと好きな事を喋っている訳でなく。


でも、「楽しい」。


大した学も無ければ、別に天賦の才を持ち合わせるでない私が。


時に、何十万。何百万。何千万と。


不特定多数の方々へ、我が声を届ける。


否。


届けられる。


重ね重ね、私を起用して下さる方々へ「感謝」の一語に尽きます。


確定申告の記入用紙に“取引先”を記入している際も。


昨年とて、新規をはじめ本当に沢山の方々から声を掛けて頂きました。


勿論、吹けば見えなくなるまで飛んで行く、それは脆弱なフリーランスの立場。


「この不景気にあり絶好調っス!」と、ノロけているのではありません。


「喋られる」のは自らの力でなく、周囲のお陰であり。


「喋られない」のも、他人や時代、取り巻く環境のせいではなく。


それは、己の「心と行動のギア」次弟です。


難しいこたぁ、よく解りませんが…(笑)


明日も元気に喋られるよう。


これから10キロのジョギングへ出掛けるとします。


そして、私の「座右の詩」は1つ。


茨城のりこさんの 「自分の感受性くらい」


パサパサに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな


みずから水やりを怠っておいて


気難しくなって来たのを 友人のせいにはするな


しなやかさを失ったのはどちらなのか


苛立つのを 近親のせいにするな


なにもかも下手だったのはわたくし


初心消えかかるのを 暮らしのせいにはするな


そもそもが ひよわな志にすぎなかった


駄目なことの一切を 時代のせいにはするな


わずかに光る尊厳の放棄


自分の感受性ぐらい 自分で守れ


ばかものよ

2010年3月02日  浪漫寄稿 「後編」


まずは、先月の記者会見の話。


現在、市が推し進める「菓子博の開催へ向けて市民球場を解体する」に関して、市長は、こう語られました。


「大多数の市民の理解は得られたと思っています」と。


そこで改めて振り返るに。


市長は、突如浮上した「菓子博の開催」を口にされる前は、当初より…


「跡地利用に関しては、跡地利用・選考委員会の声を尊重する」と幾度となく公でも口にされていました。


しかし、同委員会の議事録にある、幾つかの声を拾ってみても。


委員:「折鶴祈念堂は、記念碑が真ん中にあって、ある意味、公園としては使い辛いのではないか。折鶴祈念堂については、市民の好き嫌いもある」。


委員:「外から広島を見た場合、平和と言う事で最初は折鶴祈念堂が良いと思っていた。しかし、そういう機能は今の平和記念公園でほぼ充足している」。


「あえて、ここにまた平和記念公園を造る必要があるのかと言う考えを持つ様になった」。


委員長:「折鶴祈念堂は、公園として一体となった空間という意味では良い。しかし、平和祈念公園が2つも要らないと言うのが、正直、地元の意識ではないか」。


そして、市民球場の跡地利用の「最終計画を推し進める条件」として、委員会は市側へ、こう提示しました。


「周辺商業地と一体となって賑わいを創出できるよう、NTT基町クレドやそごう、シャレオ、本通商店街などと連携して」。


「具体的な集客プログラムを作成し、取り組むこと」と。


その“条件”に名前の上った方々が、一致団結して「広島市民球場跡地利用検討協議会」を発足させ。


第一線で、現行の「最終計画案」に反対されています。


話は、2009年2月に遡りますが、同検討協議会は、市議会へ「決議文」を提出。


まず、発起人の名簿は下記の通り。


* 広島市中央部商店街振興組合連合会 代表理事
* 大手町一丁目町内会 会長
* 幟町地区連合町内会 会長
* 紙屋町二丁目町内会 会長
* 袋町地区社会福祉協議会 会長
* 本川地区社会福祉協議会 会長
* 広瀬地区社会福祉協議会 会長
* 株式会社そごう 広島店 店長
* 株式会社リーガロイヤルホテル広島 常務取締役総支配人
* 株式会社デオデオ本店 店長
* 広島市中央部商店街振興組合連合会 副理事長
* 広島市中央部商店街振興組合連合会 専務理事
* 広島本商店街振興組合 理事長
* 広島市中央部商店街振興組合連合会 青年部会 会長
* 広島市中央部商店街振興組合連合会 事務局長


また、決議文には大きく「3つ」の要望が盛り込まれており、それは。


@広島市が策定し、公表した「市民球場跡地利用計画」の修正を求める。


A市民球場近隣の住民、商業関係者および経済界などと共に利用計画を協議できる場を設置する事を求める。


B広島市は利用計画の具現化において、広島市民や経済界の意向を十分に取り入れ、それが反映された具体案である事を確認しながら計画を進める事を求める。


そして、発起人一同は決議文の最後で、こう締めくくられます。


「我々、地元に住み、または地元で生計を立てている者は、計画が大幅にずれ込む事も覚悟の上で」。



「もっと時間を掛けて、もう一度、跡地利用計画案を市民と共に協議、策定する事を提案するものである」。 


他にも参考までに、ある地元民放テレビ局が、一般市民「1500人」を対象に行なったアンケート結果では。


Q.跡地の利用方法について、広島市の計画が活性化につながると思いますか? 思う=35.6% 思わない=64.6%


Q.広島市は「150万人の集客」を約束していますが、現在の計画で可能だと思いますか? 思う=13.9% 思わない=86.1%


Q.広島市は市民球場の解体を始めたいとしていますが、このままこの計画を進めるのがいいと思いますか? 思う=16.5% 思わない=83.5%


そして、私共は実際に全菓連(全国菓子工業組合連合会)にも取材をしていますけど。


同連合会は、「市民球場の解体」を決して望んではいない事実。


ある程度の「イメージ・パース」(いわゆる完成図)を作成しては「市民の理解を求めて行きたい」と掲げながら。


その作成予算を頂戴しながら、作成すら見送って来たのです。


いつ?誰が「市民球場解体」へ理解を示し、また「大多数」にまでなったのか?


また、「おかしい」実態を、純粋に「おかしいのでは?」と声を上げる事に、市民として「ちゅうちょ」は必要なのでしょうか?


地域や、人々の未来まで左右する「案件」なのです。


何ら自らを正当化するでなく、決して、私共が私利私欲に走っているのではない。


誰にケンカを売るでなく、何を貶める(おとしめる)でなく。


普通に、正しい事が、正しく真っ当に行なわれる事を望んでいるのみ。


いずれにせよ「民意の反映」へ向け、明るい兆しは覗き始めております。

2010年3月01日  浪漫寄稿 「前編」



「戦後復興のシンボルである広島市民球場の解体を止めよう」。


その後、「ならば、どうする?」となった際。


初めて「私共はサッカー専用スタジアムを提案します」と言う主旨の署名を提出する日が、いよいよ今月となりました。


この度の署名提出を含め、これまでも私共が活動を継続するにあたり。


時に、「市が推し進める“現行案”に対して、なぜ意義を唱えるのか?」と言う声を伺う事があります。


また同様の率直な感想を持つ方々も、市民の中にはいらっしゃる事でしょう。


そこで改めて、私共の「活動主旨」は。


まず「広島復興のシンボル」でもある市民球場を「簡単に解体すべきではない!」ここに尽きます。


ご存知の通り、65年前、広島の街に一発の原子爆弾が投下されて沢山の人々が亡くなられました。


そして、「この先、75年間は草木も生えない」と言われた街で、生き残った人々が「復興」へ向けて立ち上がる。


そこに平行して、当時の市民は「同じ過ちを繰り返さない為に」と。


世界的にも有名な建築家、丹下健三氏を中心として、爆心地一帯を「平和記念施設」にするべく整備を進めます。


しかし、丹下氏も自身で語られている様に「当初より焼け残った産業奨励館を原爆ドームとして残そう」と考えられていた訳ではありません。


現に、被爆から“20年も経過した”1966年7月の市議会で、満場一致の「永久保存」が決まるまでは。


「焼け残った産業奨励館は建物の損傷や老朽化が激しく、被爆の惨事を思い出させるので取り壊す」と言う意見が噴出していました。


そこを、当時の人々が「人類の犯した惨劇の歴史」を未来へ継承するべく「保存」へ取り組んだからこそ、被爆から約50年後の1996年。



原爆ドームは「世界遺産」に認定、登録されたのです。


現在の「広島の街」を見渡して、ここが「60数年前は焼け野原だった」事実を誰が想像できますでしょうか?


それは、私共の先輩方が「ゼロから必死に復興へ取り組んで下さったから」に他ならず、どれだけの障壁と苦労があった事か。


その先輩方へ、街の中心部から明かりを灯し、夢と希望と街の活気。



そして何より、カープを通じて“スポーツ”と言う娯楽を堪能する「日々の平和」を半世紀にも亘って届けてくれたのが“市民球場”です。


原爆ドームが「人類の弱き、負の象徴」であれば、市民球場は、どんな時でも“くじけない”「人類の強き、復興の象徴」。



この「2つのシンボル」が隣接しているのは、単なる偶然ではないかもしれません。


私共は懐古趣味に囚われ、単に「市民球場を何が何でも残せ!」と声高に叫んでいるのではなく。


出来れば「市民球場を残し、広島の歴史を後世に継承しながら再活用する道」を望んでいるのです。


何故ならば、どんな道を選ぶにしろ「解体すれば市民球場は2度と元に戻らない」。


果たして、そこへ対する議論を、現在に生きる私達は“充分に”行なって来たのでしょうか?


今回、2月定例会の「市民球場の解体」に関する質疑において、市長は、こう回答されました。


「2013年に行なう大菓子博覧会へ向けて、スケジュールが迫っている。会場となる市民球場の解体を撤回する事は考えていない」と。


市民の熱意で「この地」に誕生し、市民の人情で育まれ、今日まで守られて来た「市民の球場」を。


“一時的なイベントが迫っているから”と解体へ向けて動くべきものなのか?


ましてや、市の税収が「百億円」も落ち込んでいる中にあり、解体にも多大なお金が必要とされる。


解体されれば「復興のシンボル」は、ただの「産業廃棄物」と化してしまうのです。


今一度、申し上げるならば、あの原爆ドームですら「解体しよう」と言う声が上がっていた。



そこを「良識ある広島市民が後世へ残し」、私共は受け継いだのです。


市民球場も、そうあるべきではないのでしょうか。


この度の議会で解体予算が通れば、復興のシンボルは加速的に“解体の道”へと進む事になります。


そこへ向けて、現在、私共は各方面と協議を重ね、「まずは充分な議論を行なおう」と進めている所存。


そして、過去2回のケース同様、今回の議会でも「解体を止められた」らば、これは実際の話。


「サッカー・スタジアムを中心としながら様々なイベントも平行して行い、可能な限り年間を通して街の活気を創出して行く」べく。


「新たに議会で提案を行ないましょう」の段階まで、何とか漕ぎ付けて参りました。


無論、今後の動向により「確定」までは行かずとも、ようやく「民意」を反映させるべくココまでは来た。


※「民意」とは単にサッカー云々でなく、地域や人々の為にも重要な場所の未来は「みんなで決めよう」と言う民意。


今後も正義が遂行されるべく、熱く頑張って参ります。


その「正義」とは?次号にて。

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