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日記|DIARY

2010年1月21日  社会風刺で大いに笑う♪


結成22年!時事ネタを交えた社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」のライブへ行って参りました。


ライブの内容や感想を書き綴る前に、「風刺」(ふうし)を広辞苑で引くと。


「遠回しに社会・人物の欠陥や罪悪などを批判すること」。


時に我々は、映像や文章、この度の劇(コント)や漫画を用いての「風刺」を目にしますけども。


風刺とは、単に「何かを批判する」だけでなく。


前記の「欠陥や罪悪」の進行(悪化)を阻止、抑制もすれば、「改善のキッカケ」となったり。


時に、「良薬」ともなり得る“メッセージの表現法”です。


とかく、風刺には「対象物を誇張する」と言った具合に“ユーモアを含んだ”モノも多く。


「風刺」として取り上げられては、表現はストレートですけども、世間より「嘲笑される」「問題視される」ことで。


実際に、改善や廃止・撤回となった悪しき法案や取り組みは世界で無数に存在します。


風刺の補足として“くどい”ながらも、一例を挙げれば♪


私が舞台上、「市民球場の形をした着グルミ」をまとい。


見事なまでのダンスを披露すれば、心に染み入るバラードを歌い上げる。


そして「台詞」が始まります。


「私は市民球場」。


「でもコレは旧姓で、現在は新たな名前を頂いた」。


「その名は、旧市民球場」。


「半世紀にも渡って人々に喜びと感動を届け、未だ、こんなにも動けるのに」。


「無情にも、破壊されようとしているのです」。


「こんな事なら」。


「復元してまでも先人からの美観を守り、中四国の州都“最有力”とも言われる…」


「岡山に生まれれば良かったぁぁ!」(舞台:暗転)


みたいな♪


アンチテーゼと申しますか、そこそこ風刺が効いて?


さて、話は冒頭に戻り、ザ・ニュースペーパーのライブ。


たっぷり2時間15分。


ウィットに富んだ「広島ネタ」も随所に登場して、私も声を上げて笑いました!


そもそも「ネタの作り手」が首都圏に住む人々なのですから。


広島を外から客観視しており、しかも“率直な感想”からの「風刺」だけに、もう合点の連続。


知事がイジられ、市長が茶化され、シャレオが揶揄され、新市民球場の“見た目”が素直に語られる。


切り口にネタの料理までお見事で、ライブのクオリティに、ただただ敬服。


その「広島ネタ」に対しても、会場を埋め尽くした千人以上の観衆の“笑いどころ”は見事に一致!


誰もが思っているのです。


ただ。


「口に出さない」だけで。

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