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日記|DIARY

2010年1月15日  初めの一歩


昨日、「サッカーW杯招致 国内開催地・立候補」の12自治体が発表されていました。


言わずもがな、サッカーW杯が2018年、もしくは2022年に日本で開催される事が決定した訳でなく。


先ずは“招致”を目指し、決定したらば「ぜひ我が町で試合を!」と言う話。


改めて、立候補を表明したのは12自治体の13会場。


その名乗りを上げた地域(都市)に目を通せば、正に“日本”を牽引するメンツが並びます。


東京都(2会場)に愛知県豊田市、大阪府吹田市の3自治体。


他に、札幌市、茨城県、埼玉県、横浜市、新潟県、静岡県、大阪市、神戸市、大分県。


ここに“大阪市”に関して言えば、「検討中の新スタジアムに変更される可能性もある」と素敵な補足まであったり♪


そして、「開催地・立候補」の次に報じられるは、「出場チームのベースキャンプ地・立候補」。


このキャンプ地・立候補には64会場が手を上げ、そこではじめて我ら「広島市」の名が登場します。


ちなみに、冒頭、両大会のW杯開催国は12月のFIFA理事会で一括決定され。


開催国が決定された後、次のステップとして最終的な試合会場をFIFAが絞り込みます。


折角ですから、自治体の名前だけなく、立候補を表明しているスタジアム名も覗いてみましょう。


札幌ドーム、カシマサッカースタジアム、埼玉スタジアム2002、国立競技場、味の素スタジアム、日産スタジアム。


東北電力ビッグスワンスタジアム、エコパスタジアム、豊田スタジアム、長居陸上競技場。


新ガンバスタジアム(仮称)、ユニバー記念競技場(またはホームズスタジアム神戸)、九州石油ドーム。


馴染みのある「夢空間」が次々と並んでいるではありませんか!?


世界最大のスポーツの“祭典”と言えば、オリンピック(五輪)やワールド・カップ(W杯)が取り上げられますけども。


例えば、「これだけメディアが発達した」世の中で、TVを見る(スポーツを観戦する)視聴者は…


五輪、W杯、共に約1ヶ月弱の大会期間中、全世界で、五輪が「約160〜170億人」。


W杯は「約360〜370億人」とも言われています。


「サッカー」に固執するでなく、W杯とは、それだけ「巨大」なのです。


私も、広島に「サッカー専用スタジアム誕生」を願い、県のサッカー協会にも幾度となく足を運び。


その協会の方々も、「ぜひ広島でW杯を!」と声を上げて下さいました。


しかしながら、開催地の自治体となる広島市より「現在は五輪招致に取り組んでおり、W杯招致は平行して考えられない」と却下され。


それでも「何とか広島に世界最大の祭典を!」と諦めない協会側が、何とか「キャンプ地」に滑り込みで立候補を表明した。


この広島では、こう言ったドタバタ劇は慣例となりつつありますけども…


つくづく勿体無いな。


全世界の自治体、並びに、兎角この広島ではスポットを浴びる“有識者”にでも伺ってみれば、誰もが同じ回答を下す事でしょう。


「五輪とW杯招致は十二分に平行して取り組める」と。


何度も言わせて頂きますが、「取り組めない」のではなく、「取り組まない」のです。


何もかも抱え込んで大変であっても、そこで上手に「民間や大学機関に協力を要請、連携する」等の“術”すら持ち合わせていない。


相変わらずの後進都市「広島」。


我が町を蔑んで(さげすんで)いるのではありません。


住み易く、温かく大好きな町。


その町が、より良くなる可能性を充分にはらんでいるにも拘らず。


“そこ”に取り組まなければならない者が。


否、“それ”で食べている者が、あまりにも力足らず。


ならば、「市民主導」で変えて行くしかありません。

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