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日記|DIARY

2009年11月23日  『報道』とは? (前編)


昨日、「広島のスポーツ界を応援して、街を活性化させよう!」と言うコンセプトの下。


市民や学生より構成される団体「エントランス」が主催されるスポーツ・ミーティングが、市内の大学キャンパスにて開催されました。


私も不勉強であり、同団体の存在を「数ヶ月前」までは詳しく知らなかったのですが、ある会合で偶然にも同席。


その後、今日まで交流が続いております。


また、冒頭のミーティングは同団体が企画され、その際に「是非、この会で旧市民球場の跡地利用に関するプレゼンを行なって頂けませんか?」とのオファーを頂戴。


私は、言うまでも無く快諾。昨日、足を運んでは「利用案」のプレゼンや、その後に行なわれたパネル・ディスカッションに於いて、司会を務めて参りました。


中には、「私共が学生達を煽って(あおって)」と捉えられる方もいらっしゃるかもしれませんが?


出会う前から“活動の方向性”が同じであり、各々で同様の取り組みを行なっていたのですから、天地神明に誓い、それはありません。


そこで改めて、昨日のスポーツ・ミーティングを簡単に振り返ると。


最初に、学生さんが自主制作した「市民球場の歴史や思い出」を題材にしたドキュメント映画を上映。


次にエントランスが、現在、市が進める“跡地利用・計画案”が決定されるまでの「過程」並びに、その「内容」を説明。


続いて、前記の「現行案に対して、我々は、こう提案する」と言う跡地利用のアイデアを、エントランスとALL FOR HIROSHIMAがプレゼン。


最後に、一般の参加者も交え、「今後の跡地利用」に関してのパネル・ディスカッションが行なわれました。


この会合の結論から言えば、誰一人が強引に「言いくるめられる」でなく、「旧市民球場は広島復興のシンボルであり、解体するべきではない」。


「先ずは解体を止めて保存。次のステップとして、みんなで活用法を考えて行くべきである」に帰結。


現行案である、「解体後、広場・公園化」に賛同する声は全く上がりませんでした。


あれだけの時間を掛けて、「旧市民球場が如何に市民へ夢や希望を届けて来たか?」「愛されて来たか?」を語り合い…


市民の球場のみならず、被爆後の「広島の歴史」を皆さんで“つぶさに”振り返っているのですから…


そこで、無慈悲に「解体しよう」であったり、妥協案の如き「一部保存」を支持する声が上がる訳は無いと思われますけども。


いずれにせよ、「偏向」「偏重」ばかりの会合になると、客観性や公平性を欠いてしまいますので!


とにかく、単に現行案を非難するでなく、単に保存ばかり訴えるでなく。


「1度、心をニュートラルにして、そこから改めて考え、取り組んでみよう」と言う、ウソ偽り無く、それは公正で、しかも有意義な会合でした。


そして当日は、新聞社「二社」が取材を行なって下さったのですが、本日、掲載された内容。


その「相違」に…


次号にて、その内容を検証して参りたいと思います。


「報道」とは?


つづく

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