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日記|DIARY

2009年3月27日  「正しいこと」を訴えるに恐れるなかれ


最初に、この度の報道から。


広島市議会の最終日、来年度一般会計予算案の内、広島市民球場の跡地利用の具体化にかかる調査費を削除した修正案を、賛成多数で可決しました。


また、球場跡地利用の調査費1930万円を削跡地利用の調査費の削減については、市議会の4つの会派が、「球場周辺関係者などの理解が得られていない」として、前日の予算特別委員会の採決でも、賛成多数で可決されていました。


秋葉市長は、記者会見で「手順を踏んで検討を進めてきた重みを理解してほしい」と述べましたが、この最終結論で、広島市は球場跡地問題の見直しを迫られる事となりました。


如何でしょうか?


先ずは、民意を汲み、それを反映させようと尽力して下さった、修正案・提出議員の先生方へ。


そして何より、ここまで賛同、協力して下さった県内をはじめ、全国の皆様方へ、心よりお礼を申し上げます。


誠に、誠に有り難うございました。


市長は、この度“削除された費用”に関し「地元や関係者の声を、より聞こうとした予算が削除された事が残念だ」と言われておりましたが…


これまで、「さんざん市民の声を聞いて来た。しかし、有識者の意見を尊重します」と言って来たのは、他でもない貴方だろうに。


連日、「充分な手順を踏んで来た」とも言明されておりますが…


冷静に客観視されている他県の方々を含め、各方面より「密室の行政であり、何ら手順と呼べるものではない」と言われている事に気づいていないのか?


気づいてはいるが、頑なに、ひた走っているのか?


「国土交通大臣からも高い評価を得て、国からの支援の約束を頂いている」の旨、その話まで持ち出されていましたが…


国庫とて、国民が納めたお金であり、「国のお金を使うのだから、援助があるのだからヨシ」ではありません。


しかも、大臣から高い評価を得ようが、例えアメリカの大統領が絶賛しようが(しないでしょうけど)1番に考えなければいけないのは、周辺地域をはじめ、市民の声ではないのか?


相変わらず、「こう喋れば、人々がどう感じる」と言う感覚がズレてらっしゃる。


また、今後、5月以降に「1000人規模のアンケートを行い、改めて市民の方々の意見を伺って行きたい」との姿勢も示してはいますが…


これが昨年同様、「聞くには聞きましたが、やはりコレで行きます」と既成事実を作る為のアクションで終わらない事を願うばかりです。


私は何も斜に構え、「とにかく市長を悪者にしたい」であったり、「市政へ文句をつけたい」のではありません。


もしも市長や市政が「これは本当に市民の方々を思い取り組んで下さったなぁ〜」と言うのであれば、もろ手を上げてそこに賛同、また応援する側に就くでしょう。


施策とて、いつまでも悠長な事ばかりは言ってられず、特定の人物等へ嫌悪感ばかりを抱いている場合ではありませんから。


ただ!「おかしなこと」を、純粋に、いち個人として「おかしい」と唱えているだけなのです。


「おかしくない」のであれば、商業のプロでもある周辺商業地域から…


行政の、街づくりのプロでもある市議の先生方から…


何より、街の幸せを願う一般市民の方々から、何故に「ここまで現行に対する反対意見が噴出する」のか?


簡単です。


それは「順当な手順を踏んでいないから」に他なりません。


返す返す、当初より「みんなの街を、みんなの為になるよう、みんなで考えましょう」と、至極シンプルで、真っ当な道を選択しようと声を上げているだけ。


これをスタート地点とし、引き続き、皆様のご賛同、ご協力の程、宜しくお願い致します。

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