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日記|DIARY

2009年3月22日  「ラストゲーム」ではありません!



本日、広島市民球場にて「市民球場を再活用しよう!」との署名活動、並びにチラシの配布を行なって参りました。


やはり「カープが行なう最後の試合」とあり、朝も早くから、小雨模様の中、球場周辺には長蛇の列が。


11:15が開門でしたので、人々の列が動き出す「それまでの2時間が勝負!」と活動させて頂きましたが、それは沢山の方々よりご署名と無数の「激励の言葉」を頂戴しました!


そして、ここ最近の活動に於いて、明らかに「変化」が感じられる事があります。


それは、数ヶ月前に比べ、同問題に対する一般市民の方々の認知度や危機感が「飛躍的に上昇している」と言う事実。


連日、“現状”を報道して下さっているマスコミの方々のお陰もあれ、ここ最近、我々の活動が非常に「行ない易く」なっております。


ちょっと話を持ちかけると、「あの問題だね♪」と即座のリアクションを頂ければ、能動的に興味も示して下さると言った具合。


先日も、県内の“ある高校”であったり、県内の教師陣が集う会合で「跡地問題」の話をさせて頂いたのですが…


肌で“実感”出来ますもんね。


我々が話をする前から「メディアの前説」が行なわれているので、ある程度は場の空気が暖まっており、話の「受け入れ態勢」が整っている。(とは言え、これから!ですが)


有り難い限りです。


また、他に見られる顕著な例としては、何の誇張をするでなく、「現状への(現行の計画案も含め)非難の声が増大している」こと。


本日の市民球場でも、市民の方々より「どうか、この思いを市政へ届けて下さい!」と本当に沢山のご意見を頂戴したモノです。


「広島城の横に大きなバスの駐車場があるのに、復興のシンボルを破壊してバスの駐車場も造ると言う。貴方、あのバス駐車場が埋まったところを見た事がある?」


「街のド真ん中に、これ以上の公園を造ってどうするの?」「治安が100%悪化するぞ!」「解体を焦るな!急ぐな!」


そして、「ダントツに一番多い意見」は、これまで同様…


本日など、「絶対に許せない!」と何人の老若男女に言われたか?涙ながらに激高して私へ訴えるお婆ちゃんもいらっしゃいました。


私も「スポーツ文化を通じて地域を元気にしたい」の活動主旨の下で活動する身。


特定人物の誹謗中傷を繰り返したい訳でなく、これまでも無数に頂戴した同意見を、何とか「別の形に変換して発信する方法」を模索して参りましたが、ここまで多いと流石に無理です。


あるブログで、下記の出来事を掲載されていた方もいらっしゃいましたね。


渦中の人物が、ある経済団体に呼ばれて演説。


「樽募金が“予想以上に余った”ので、新球場のJRから見える側壁に電光掲示板を付ける事にしました」。


「JRから“その掲示板”を見た人が『カープが勝ってる』と言う事で、新球場に見に来てくれるでしょ?」


《その会場が、同氏のコメント後、静まり返った事は言うまでもありません》と。


樽募金は、市民球場を愛するお子様からご年輩の方々まで、あらゆるファンが「歴史と思い出のある“現在の場所”に新球場が欲しい」と思いを託したモノです。


同氏が持ち合わせる感覚と言い、何より広島復興のシンボルを「先頭に立って解体しよう」としている人物なのですから、まあ「非難の声」が上がらない訳はありませんけども。


いずれにせよ、同氏も公人。一国の首相の様に、良きにつけ悪しきにつけ、色んな「評価の声」が方々で発せられ(発信され)、それが今後へとつながるならばヨシでしょう。


本日、プレーボールの何時間も前から、雨の中、「その空間へ足を運ぶ」為、希望に胸を膨らませる人々の列がありました。


戦後、人々へ夢と希望を届け続けてくれた球場。


市民球場が意思を持った「生命体」ならば、言うことでしょう。


「52年間、私は一生懸命頑張って来ました。市民と苦楽を共にしました。まだ頑張れる。でも、解体されます」。


「誰か、あの人に声を届けて下さい」と。


絶対に届けてやる!

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