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日記|DIARY

2009年2月11日  家計簿


市民であれば、誰しも興味がある?興味があるべきである?興味があって欲しい?


広島市の新年度・予算案が発表されました。報道は、下記の通り。


広島市は9日、09年度当初予算案を公表した。一般会計は前年度比0・3%増の5515億7千万円で、実質的には12年連続の「緊縮型」になった。


一時に比べれば財政状況は改善されたものの、経済危機の影響で市税収入は落ち込む見通し。


09年度予算案には経済危機の影響が如実だ。市税は前年度当初予算より68億円(3・2%)少ない2059億円。


中でも法人税は56億円(19・5%)減るとみられ、80年の政令指定都市移行後で2番目に大きい減少幅となった。


歳入不足を補うため、前年度より22億円(3・8%)多い604億円の市債を発行するほか、財政調整基金など三つの基金から計75億円取り崩す。


09年度末の市債発行残高は9651億円に膨らむ一方、基金残高は計138億円に減る見通しだ。


さて、いかがでしょうか?


そして、ココからは、同紙が上記の内容をより分かり易く伝えるべく「一般家庭の家計に例えた数字」があるので注目してみましょう♪


まず、新年度の家計簿、その傾向を例えるならば、「貯金を崩し、仕送りに頼る。医療費は増え、食費は控える…」


広島市の一般会計予算案を「10万分の1」の規模に縮め、給与や仕送りで551万円の年収がある家庭に置き換えてみた。


収入の柱は205万円の給与(市税)。景気悪化で前年より7万円近く減りそうだ。


実家(国)から129万円の仕送り(地方交付税、国庫支出金)を受ける一方、60万円の借金(市債)もする。


親類に貸していた金が返ってくるなどの諸収入が61万円あるものの、貯金(財政調整基金など)から7万5千円を引き出す。


貯金残高は13万円しかなくなる。


支出では、家族の教育費・医療費など(扶助費)がかさみ、前年より4万円多い107万円かかりそう。


物価高だが、食費(人件費)は前年並みの90万円に抑える。


住宅ローンなどの返済に74万円をあてるが、来年3月末で、なお965万円の借金を抱える。


収入が伸びない分、自宅のリフォームなどの投資(建設事業費)は前年より4万円少ない81万円にとどめる。


と言った、イメージまで湧いてくる記事でした。


ちなみに「10万分の1」での比喩なので、約117万人の広島市民も「その尺度」にあてはめるならば、11,7人。


つまり、「約12人の大家族が551万円の年収で生活して行く2009年度になる」って感じでしょうか。


そこで余談ですが…


いや本題ですが、「市民球場跡地の活用予算」として、この度の予算“案”に計上された額は「4641万5000円」。


名目は、耐震診断や現況調査、関係機関との協議など様々です。


市側の正式なアナウンス前から「小出しにするしか方法はないだろう」との情報はあったので何ら驚きはしませんが…


しかし、「小出し」と言えど、「約4600万円」を捻出するのに、何人もの市民の方々が、どれだけ働かなければならないか?


とにかく、続いては6月あたりにセカンド・ステップとして「億単位」が計上される可能性も大きいので、引き続き、目が離せません。


また、冒頭に「経済危機の影響で市税収入は落ち込む見通し」との一文がありますが…


単に、昨今の「不景気」だけで市債(借金)が増えたり財政調整基金(貯金)などを切り崩すハメになっているのではありません。


突然、マザーテレサの言葉を用いて甚だ恐縮ですが、「愛の反対は、無関心である」と。


料理店に入り、オーダーの際に「何でも良いのでお任せします」と言いながら、出てきた料理に「高額で味もマズイ!」と文句は言えません。


「跡地問題」云々でなく、みんなが住む町です。


町の現状や未来には、まず、みんなが「関心を持つ」ことが大事です。


と、思うのです♪


そうそう。


サッカーW杯へ向けた、我らが日本代表。


何でも、四国の南方にある「デカイ四国」に0対0で引き分けたとか…


頼むぜ岡ちゃ〜ん!

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