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日記|DIARY

2009年2月09日  Say What?


先日、久々の家族サービスとばかり、近所の公園へ出掛けました。


子供の成長とは早いもので、4歳になる娘の「走るフォーム」が、いつの間にか様になっており、思わず微笑んでしまいます♪


ボールを蹴り、滑り台でオニごっこ♪


続いて、「パパと走るの!ママは来ないで!」と娘よりオーダーが入りましたので、娘と2人、整備されたジョギング・コースを走ることに。


並走して暫くすると、娘が笑顔で、こう言いました。


「ねえパパ♪ロマンチックしようよ♪」


パパSay,「はぁっ?」


慌てて聞き返してみます。


「今、何って言ったの?」


すると娘は再び、曇りなき眼(まなこ)で私を見据え…


「だから♪ロマンチックしようよ♪」


ドキっとした以上に、4歳の娘に、こんなお茶目な言葉を教えた「発信源」を突き止めるべく…


ジョギング・コースを1週した後、スタート地点で待っていた妻に、「娘が、こんな言葉を使うのだけど?!」と真相を聞いてみると…


妻は爆笑しながら、こう返します。


「それ、大好きな『アスレチックをしようよ♪』と言ってるつもりだと思う♪」


一同、大爆笑!


何だか尻がムズがゆくなる“生温かいストーリー”ではありますが、その後、敷地内にあるアスレチックを楽しんだことは言うまでもありません。


ちなみに余談ですが、あのミスター・ジャイアンツ「長嶋茂雄氏」も現役時代…


外国でタクシーを呼ぶ際、「コール・ミー・タクシー!」(私をタクシーと呼んで!)と叫んだと言う。


「Youはトランスフォーマーか!?」と言うツッコミはさておき。


気が付けば…


そこかしこにある「ほのぼのストーリー」。


では、良い1日を。


Have a good day!

2009年2月08日  Kick off!


昨日、17時よりRCCテレビで放送された「RCCプロジェクト Eタウン」。


今回の特集テーマは「これでいいの!?市民球場跡地」でした。


録画して、3回は繰り返して観ましたが…


ニュートラルな立場からの率直な「問題提起」であり、それは溜飲の下がる30分間を届けて頂きました。


番組の冒頭では、コラムニストでコメンテーターでもある神足氏が、「急に何だか分からないモノ(案)が出てきた!」から始まります。


そこへ、ゲストとして我々も非常にお世話になっている、広島市中央部商店街の代表として若狭氏と広島国際学院大学の迫教授が登場。


まず、市側が推し進める現行案に対し、若狭氏は「インパクトが無い!」。迫教授は「パワーやメッセージが感じられない。残念だ!」のコメント。


続いて、市民1500人を対象に行なったアンケート結果が紹介されます。


Q:現行案が(公園化・折鶴ホール建設)広島市の活性化につながると思いますか?


「つながる 35.6%」  「つながらない 64.4%」


その後、街頭インタビューのVTRが流されますが、現行案を推す街の声は“ゼロ”でした。


続いてスタジオ内では、「市側は、現在の平和公園と市民球場跡地を結ぶ、平和の流れ、人々の回遊性が生まれるというが、それは観光客へ向けての視点であり、市民が不在になっている」の意見が。


並びに、「折鶴は大事だが、その想いが大事であって形ではない。市へ贈られて来た折鶴は、火へくべて込められた願いを成就させるなり、溶かして再生紙として有効利用するべきでは?」の意見も飛び交います。


そして、同問題が「ここまで混迷を極めた理由」を、迫教授が「5つの問題点」として指摘されます。


@公募〜民間依存の姿勢


スタート地点での公募段階で市側は、「何でも良いから」とアイデアを募集。具体的なアイデアや方針を全く示さなかった。「これが全ての元凶である」と。


A150万人集客の意義


“施設”すら定めず、数字だけを設定、掲げてしまった。ある意味、こんな失態は「前代未聞である」と。


B選考委員会のメンバー


東京在住の人間ばかりであったり、明らかに「地元市民の目線が不在であった」と。


C「最優秀案なし」の意味


最も優秀な案は選ばれず、優秀案が2つ選ばれた。また、「その2つを闇雲にくっつけるから混迷を生む」と。


Dパッチワーク的作業


優秀案を2つ併せる。そこへ商工会議所からの意見も併せる。市民からのライトスタンド保存も取り入れる。スタートでの根幹となるビジョンが無いので、「結局は全てをツギハギしているだけである」と。


ここで、コラムニストの神足氏はコメントされます。現状は「非常に情けない」と。


続いて、1500人対象のアンケート、2つ目の結果が発表。


Q:150万人の集客が約束された現行案、折鶴の施設で、150万人の集客は可能だと思いますか?


「可能だと思う 13.9%」  「思わない 86.1%」


スタジオでは、「あの場所が公園化されれば、夜、女性は怖くて歩けなくなるのでは?」などの意見も。


続いて、3つ目のアンケート結果。


Q:このまま今の計画を進めることが良いと思いますか?


「思う 16.5%」  「新しい案を含めて、時間を掛けて検討すべき 83.5%」


最後に、神足氏の総評で番組は締められます。


現行案は、新しい「生」が始まる仕組みが欠けている。


この案は、時間が止まっている、根詰まりを起こすような施設ではないのか?


平和活動にしても地域の活性化にしても、「生きている中で、やって行かなければならない」と。


まったくです。


このご時世、今を一生懸命に生き抜く人々、市民の日常を“なおざり”にしておいて。


市政は「人々が平和公園に訪れたら、道を挟んで向かいにある折鶴公園にも人々が足を運ぶことになるから回遊性が生まれる」と言う。


血税を30億円以上も注いで、神足氏も言われていた「広島の復興シンボル」でもある市民球場を解体して。


「広島市」(市政)とは、言ってみれば強大な「企業体」でもあります。


その力と莫大な資金を持ち合わせた企業体、「企業主」から仕事を受注したり、恩恵を受けている人々、業者は無数に存在する。


それが故に、誰しも簡単に「猫の首に鈴をつけに行く」勇気が持てません。


「裸の王様」と囁くことすら自重してしまいます。


でも、広島市民が約100万人だとすれば、84万人が「新しい案を含め、時間を掛けて検討しよう」と願っている現実。


Eタウンの放送も、「どちらがどう」でなく、中立の立場で客観的に問題を提起したモノであり、私ごときが述べるのも恐縮ですが、「これが報道の存在意義だ」と清々しいものがありました。


何も、行政が全てを牛耳っている訳ではありません。


国民主権。


皆様の意思で、皆様の未来を構築できるはずです。

2009年2月07日  届け!松田オーナーへ!


私の様な若輩でも、末席ながら、サンフレッチェのスタジアムDJとしてプロ・サッカーの興行に携わって参りました。


そんな私が広島カープ(野球)の話をするにつれ、中には「サッカー対野球」と言う構図を連想される方がいらっしゃるかも?かも?しれませんが、とんでもございません。


私、生来の野球少年。


自らも小学校より野球チームに所属すれば、当時、カープのファン倶楽部にも当然ながら入会していました。


その頃は、入会特典としてロゴ入りの長方形をした“手さげカバン”や応援旗などが貰えましたが、学校へ行けば、クラス内に、そのカバンで登校している友達が沢山いたものです。


また、小学校の頃など、通常のリーグ戦は勿論、学校を休み、両親と市民球場へ「広島・巨人選抜VSカンザスシティ・ロイヤルズ」の試合を観に行ったり♪(平日で観客が少なかったな)


あの頃は、日本シリーズがデー・ゲームだったので、カープ戦を聴くため、学校に大きなラジオを隠し持って登校していたっけ。


中学校の時なども、日本シリーズを観戦するため、当たり前の様に「平日に徹夜でチケット売り場に並び」山本浩二や小早川の連続ホームランに歓喜しておりました。(ズル休みは時効?お許し下さい)


現・埼玉西武ライオンズの渡辺久信監督が、先発で剛速球を投げ込んでいた頃です♪


無論、プレーヤーとしても甲子園の一歩手前までは行くなど、「カープの赤いユニフォーム」に憧れて育ってきた日々。


“うぬぼれ”を承知で些細なレベルの話をすれば、現在でも、パっと周囲にいる野球好きの大人を300人集めて草野球をすれば、多分、1番上手でしょう(笑)


故に、私は生粋のカープファンであり、初めて池谷公二郎さんにテレビ局でお会いして挨拶を交わした時は、大感動を覚え…


最近では、カープの天谷選手が、深夜番組で私達が着用しているTシャツに関し、「自分の背番号バージョンが欲しいんです!」などと言って頂けると、これまた素直に感激してしまいます♪


繰り返しますが、30年以上もの「生粋のカープ・ファン」ですから。


だからこそ!カープの「ダイ・ハード・ファン」だからこそ(英語では熱狂的なファンを、こう表現したりします)次の報道に、我思ふ。


広島は今季から移転する新球場のオープンを記念して「球団選出カープ月間MVP」を制定すると4日に発表した。


4月以降、チームが勝ち越した月に、在広マスコミ、テレビ局5社、ラジオ局1社、新聞社14社、通信社2社の計22社による投票でMVPを選出。


賞品として約300万円相当のマツダ車、CX-7、RX-8、ロードスターの中から1台が贈呈される。過去に例を見ない特別賞だ。


新球場元年は何としても勝つ。そして広島の街を盛り上げる。その思いは前代未聞のド派手なニンジン作戦となった。


このMVPはもう1つの意図もある。現在、金融危機の影響による自動車不況にあえぐマツダの支援だ。


広島県は1月の公用車更新に合わせ、マツダ車の200台購入を発表。広島市(台数未定)、呉市(20台)も続いた。


松田オーナーは「カープも何かできないかと思った。広島の経済はマツダに支えられてきた。今度は街がマツダをサポートしなければいけない」と言葉に力を込めた。


月間で勝ち越すにはチーム一丸となるしかない。ナインが“ニンジン作戦”に発奮すれば、不景気とともにカープの低迷期も吹き飛ばすかもしれない。


さて、決して悪いニュースではなく、逆に素晴らしい試みです。


が、しかし!


生粋のアスリートと言うのは「死ぬほど好きだから」プレーしているのであり、それが、結果的に「生業」になって行った。


つまり、目の前に「車」と言うニンジンをブラ下げられ、そこでモチベーションが上下する様な選手であれば、レギュラーは程遠いでしょう。


それは、今回の企画を考えられた方々とて地域貢献や話題作りであり、間違っても「ニンジンで気分高揚!勝ち越しだ!」何て真顔で考えてはいらっしゃらないでしょうけども♪


やはり、元南海ホークスの鶴岡監督曰く、「グラウンドには銭が落ちている」の通り、選手は自らで頑張り、自らでマツダ車を“購入”するべきだと個人的には思うのです。


そこで、返す返す、この素晴らしい企画を、なぜ「ファンにプレゼントする」にしなかったのか、残念でなりません。(企画は素晴らしく、ケチをつける意味でなく)


「新球場で、勝ち越しの月が決定となる、月末の最終ゲーム開催日に抽選、当選者の発表」。


日頃、チームを支えて下さっているファンに、これ程の「恩返し企画」は、他球団を見回しても、そうそうないでしょう。


何か機会があれば、再考して貰えないのかな?


とにかく、頑張れカープ!


“今年も”応援しています♪

2009年2月05日  現場の声



今回も「市民球場跡地・利用問題」の話でスイマセン。


何か、もっとカラっと明るい話題も書きたいのですが、昨日1日を振り返って「ハイライト」を書き綴るとなると、やはりこの話題だったもので…


そこで昨日は、現場の合間に「市民球場周辺から八丁堀は金座街までの範囲」にある様々な店舗や施設を2時間ほど掛けて回って参りました。


地名をご存知でない方々に対して補足するなれば、市民球場から直線距離にして丁度「1km」。広島県内で「最も大きな繁華街」を歩いて巡った訳です。


目的は、AFHのチラシ(市民球場跡地を地域の未来と人々の為に有効活用しよう)を置いて貰ったり、周辺への周知活動をお願いする為に。


駐車場、喫茶店、呉服店、薬局、アパレル・ショップ、スポーツ・ショップ、美容室、エステサロン、土産物店、食品店、コンビニ、食器店、文房具店、楽器店、タバコ店、市議会議員の事務所、etc。


無論、駐車場1つ取っても複数箇所は回っておりますので、トータルでは、かなりの件数“飛び込み”で伺わせて頂きました。


まず、以前にも触れましたが、今回、お店の方にお話をさせて頂く際も、私は常にニュートラルの立場で、「自らを有利に持ち込もう」と話を展開しません。


「現状は、こうなっており、我々は、こう考えます」「立場や個々のスタンスもあるので無理強いは出来ませんが協力して貰えませんか?」と話をさせて頂く。


そこで驚いた事は、アポすら取り付けていないにも拘らず、門前払いされた場所は1件もありませんでした。


次に、驚きはしませんでしたが、2時間でウン十件と言う場所を回り、沢山の人々とお話をさせて頂いた結果…


現在、市側が推し進める「公園化・折鶴展示施設の建設」に賛成する人が、ウソ偽り無く、ただの1件すら存在しませんでした。完全に。


疑われるならば、自ら足を運んで確かめてみると分かると思われます。


昨日は水曜で定休日の店舗もあり、当然、同地域にある全てのお店等で話を伺った訳でなくとも、見事に「1件もない」。


確かに、跡地問題が「一番生活に密着している」と申しますか、それこそ「死活問題」と言われる方々もいらっしゃる“場所”での話ではあります。


また、これまで街頭で署名活動を行なった際も、例えば100人の方に署名を頂戴し、同時にアンケートを行なったならば「公園が良い」と言う方も、実際に3人くらいは存在しました。


しかし昨日。同地域で、老若男女を問わずランダムに沢山の方々から話を伺い、市側の案に賛成する方は、たったの1人ですら存在しなかった。


しかも、時に我々が怒られたりもします。


「市政はどうなっているんだ!」「なぜ行政は市民の声を聴かない!」「一体、誰が望んでいるんだ?」「市で地元メーカーの車を少々購入したからと言って誤魔化されんぞ!」


その中でも“一番多かった意見”がありますが、明言は避けるとします。


何故ならば、誰を誹謗中傷するでなく、我々は純粋に、地域が「より活性化」して、人々の表情に「笑顔が溢れて欲しい」だけ。


中には「奇麗事ばかり言うな」と言う方もいらっしゃるかもしれません。


でも、活動を重ねれば重ねるほど「このままではいけない!」と思うのです。


実際の話、「跡地を有効活用しよう!」と言うAFHにあって、私は徹底的に“サッカー専用スタジアム建設・推進派”ですが、「自分が望むスポーツ施設の誘致」云々それ以前の問題であり…


ここまで市民の方々が憤り、不満や疑念を抱いている。


折角ですので、敢えて明かせば、市側が推し進める計画案に「賛同している大きな団体、組織」がありますが、その団体内でも、水面下では結構な方々が我々に打診して下さっています。


「一部の者が走っており、このままでは街の、市民の為には絶対にならない。ただ、我々は立場上、表立っての行動が出来ません。どうか皆様、地域や市民の為に頑張って下さい」と。


一般市民のみならず、内部でも、ここまでの人々が「反対」しているにも拘らず、なぜ「望まない方向へと」物事が進んで行くのか?


あの場所は、広島市民のみならず、人々にとって「大事な場所」であり、有効に活用すれば、未来永劫、人々に夢やを希望を届ければ、地域経済の活性化にも繋がる、本当に「可能性」を持った場所なのです。


そして中には、写真の様に「一緒に頑張りましょう!」と店先にチラシを置いて下さるご主人もいらっしゃいました。


絶対に諦める必要はありません!


表面化している以上に、あらゆる方面で「みんなの為に何とかしよう!」と言う方々は存在して下さっており、この週末の署名活動にしろ、率先してあるメディアの方々なども取材をして下さいます。


誰もが純粋に願っているはず。


地域が「笑顔で溢れて欲しい」と。

2009年2月03日  『学ぶ』


まず♪


私はシンプルな性格なので、例えば今回のブログ内容にしても、「比較広告」の様に取り上げ、遠回しに「コチラはコレだけ安価なのに、なぜコチラはコレだけ高いのかな〜?」とネチネチ愚痴るモノではありません。


「良いモノは学び、取り込むべきだ」と言う前向きな見地からであります。予め、ご了承下さい♪


私、19歳の時は「川崎市」に住んでいました。


川崎市。


人口は約133万人。広島市は117万人。


世帯数は、川崎市が約59万世帯で、広島市が約52万世帯と、町の規模で言えば似通っている部分も。


何より、この町にはJリーグ・川崎フロンターレが存在し、我らがサンフレッチェとは「2003年のJ2シーズン」で死闘を演じたので、その後も、事ある毎にサポーター間では比較対照として引き合いに出されたりもします。


サンフレは、2003年にJ1復帰を果たし、同年、フロンターレは「1ポイント差」でJ1復帰を果たせなかった。


しかしながら、翌年、フロンターレはJ2をぶっち切りで優勝。見事J1に返り咲き、その後、J1での4年間では…


昨年をはじめとし、リーグ戦での2位が2回。他に、ナビスコ杯での準優勝、ACLでは8位に輝いております。


間違っても、「向こうさんは遠くに行ってしまった…」と申しているのではありません。


コチラとて、天皇杯で準優勝にベスト8(フロンターレを倒しての)にゼロックス杯の優勝など、今日まで成長を遂げて参りましたし、これからも好敵手とし互いを伸ばしあって行きたいところ。


無論、短期間に、ここまで安定した力を築き上げて来たフロンターレに敬意を抱きながら。


それは、プレーのみならず運営の面においても、同クラブは「サポーターの方々を1人でも多く増やし、また喜んで頂く為に」多大な尽力をされているからであります。


では本題に参りましょう。この写真は?


川崎フロンターレの後援会・会長でありながら、何より、その町の長(おさ)でもある「阿部孝夫 川崎市長」です。


では、年頭に行なわれたフロンターレの「2009新体制発表会見」において、同氏が述べられたコメントをご覧頂きましょう。(一部抜粋)


皆様コンニチハ。日頃から川崎フロンターレを盛大に応援して頂きまして、本当に有り難うございます。


昨シーズンの最後は劇的でしたね。あと一歩で優勝だったんですけども、でも2位で大健闘でございました。


皆様方の応援のお陰でございます。お陰様でチームは賞金一億円を貰いました。


そして、川崎市はおこぼれ、一割の1000万円を頂いて、これは大事に大事に皆様方が期待している競技場の改装の為に使わせて頂きます。


また、今年もですね。もっともっと仲間を作って大いに応援をして下さい。そして、競技場もいよいよ今計画を練っている、そのように思っているところでございます。


川崎フロンターレは今年は何としてもJリーグ優勝ですね。皆さん、あのJ2の時からJ1に上がる時の川崎フロンターレの足踏み状態、記憶あるでしょ。


上位に定着しながらも、なかなか優勝できない。ある時ぶっちぎりの優勝をしてJ1に上がって、この実力が本物だったので、ずっと上位に定着。


選手の皆さんもホントに頑張ってるし、また成長している。昨年、出足で少しつまづいたんですけども、今年は万全の状態でスタートできると思って、選手・監督も、お元気そのものでございます。


また、皆さん方、いつもホームだけじゃなく、アウェイにも行って頂いて本当に有り難うございます。素晴らしかったですね。


これからもぜひ応援して頂いて、そして、川崎フロンターレと共に川崎市が発展して行きたいと、そのように思います。


で、ご存知の通り、川崎フロンターレをはじめ、川崎はスポーツの街でもあるんですけれども、音楽の街でもあるんですね。


そして、音楽の街の拠点の一つがここ昭和音大で(※発表会見が行なわれた会場)本日も昭和音楽大学さんに大変お世話になります。


どうか音楽と一緒にこの発表会をお楽しみ下さい。(※同発表会見では、社長、監督の会見や選手のパフォーマンス以外に音大の演奏も盛り込まれている)


一昨年の会場は洗足学園音楽大学。昨年は、ミューザ川崎シンフォニーホールでございました。


この様に、音楽と共に、明るい明るい川崎市にして行きたいと思います。


その為にも、ぜひ川崎フロンターレを優勝させて下さい。応援を宜しくお願い致します。


有り難うございました。


さて、いかがでしょうか?


「スポーツや音楽と共に明るい明るい町を」


「同じ市長でも、こうも違うのか?」と、間接的に誰かを非難する“せせこましい”レベルの話をしているのではありません。


同規模ながら、お手本となる素敵な都市がある。


ならば「そこからも学んで行きましょう!」と思うのです。


勝ち負けではありませんが、我々も負けてはいられません♪

2009年2月02日  ある話


これは、私の2メートル前で繰り広げられた、ある男と、ある男の会話。また、その背景を書き綴った実話である。


ある都市の、あるテレビ局に、ある人気情報番組を担当する、地元にも所縁の深い、ある人気キャスターが居た。


その番組は、時に占拠率「50%近い数字を叩き出す」と言った具合、正に、人気のオバケ番組。


※占拠率:視聴率の「テレビを持っている家庭の何%」ではなく、「テレビを現在つけている家庭の何%が視聴して下さっているのか?」のパーセンテージ」。


同番組は何故?人気があったのか?


理由は単純で、情報をはじめ、明るく楽しく時に厳しく、あらゆる面で「人々に有益であった」から。


そして、ある時。


同番組の人気キャスターが、ある特集を放送した際、その放送中に述べた、あるコメントがキッカケで、ある団体から訴えられることに。


それは、大きな団体から。


その特集とは、下記の通り。


ある都市では、ある商品の価格が、他の都市と比べても明らかに高かった。


また、ある店舗が高く、ある店舗が安いのならともかく、その都市全体が、まるで統一されたかのように、ある一定の金額を示していた。


そこで、ある商品について「これは問題なのではないか?」と特集が組まれ、定期的に放送。


そんなある日、同問題の特集放送中に、ある人気キャスターが、「これは企業間の談合と取られてもおかしくないでしょう」とコメント。


※キャスターの立場ゆえ、いくら綿密な取材が行なわれた上での放送あっても、公共の電波に乗せて「談合だ!」と言い切った訳ではなく。


すると、その大きな団体から、「我々は談合をしていると放送された」と起訴されたのです。


無論、双方一歩も譲ることは無く、全面対決に突入。訴訟問題は長期化の様相を呈する。


しかし、同番組は放送で同問題を取り上げることは出来ずとも、通常のプログラムは当然ながら続けて行く。


そんな、ある日のこと。


ある人気キャスターは、同番組を放送する、あるテレビ局の会長と、局内で世間話をはじめとした軽口を交わすことを、ほぼ毎日の日課としていた。


その席での、ある話。


ある人気キャスターが口を開く。「この度は、訴訟問題で何かと皆様にご迷惑をお掛けして申し訳ございません」。


すると、豪快であり、また凄腕でもある、ある会長は笑顔で、こう返す。


「何も気にすることはない。全ては視聴者の日々の生活の為、良かれと思って綿密な取材の上で放送したことだ」。


「私が東京の○○新聞で、まだ記者をしていた頃はな。正義を貫く為に、そして国民の暮らしの為に、数々の問題を記事にして来た」。


「そして、君の様な訴訟問題を、常に10件は抱えていたものだよ」。


「視聴者の為に、人々の為に、大いにやりなさい」。


ある会長は、そう告げると、笑顔のまま帰社された…


いかがでしょうか。その会長さんは、惜しくも数年前に亡くなられました。


また、その訴訟問題は放送局側の勝訴に終わり、ある都市の、ある商品は、他の都市の同様の価格にまで値下がりをしたのです。


「ペンは剣より強し」と申しますが、問題提起により「社会の正義」を守る。これもまた“報道”の存在意義ではないでしょうか。


私ごときが度々ブログでも取り上げている「市民球場跡地・利用問題」にしてもそうです。


市政が、本当に市民のことを第一に考えて尽力しているならば、私とて「みんなで少しでも市政をバックアップしよう!」と訴え続けるでしょう。


ただ、地元メディアにしても、地域のみならず、各方面へも影響を及ぼす大事な問題なのですから、もっと取り上げるべきだと個人的には思いますけども。


どこへ何を誘導するでなく、まずは現実の周知として。


あの会長がご健在であれば、一言、後押ししてくれるだろうにな。


「人々の為に、大いにやりなさい」と。

2009年2月01日  市長の日記を読んでの日記



市の広報紙が届きました。では、中に掲載されている「市長の日記」を抜粋してみましょう。


タイトル「賑い作りの鍵-発想の逆転から真実が見えてきます-」


あと二ヶ月で新球場がオープンします。新広島市民球場は (中略) この地域は「新都心成長点」として新たな賑いの拠点になります。


紙屋町・八丁堀地域を含むこれまでの賑いの中心である「拡大都心核」も今まで以上に魅力的な地域にしたいと考えています。


実は、市内の「賑い作り」を考えるときに、私たちの持っている既成概念を一部修正する必要があります。


典型的な例が、スポーツ施設です。一般的には、野球場やサッカー場は「集客装置」だと考えられていますが、具体的に数字を挙げて考えると全く違った姿が浮んでくるからです。


昨年は「最終年」でしたので例外だったのですが、それ以前、市民球場の入場者数は一年間に約80万人から100万人ほどでした。


カープの試合のあるのは年間、約60日間。その間の数字です。問題は、残りの300日間です。コンクリートの高い壁に阻まれて、市民は球場内に入ることができない日の方が圧倒的に多いのです。


これを読んで、いち市民の我思ふ。


『一般的には、野球場やサッカー場は「集客装置」だと考えられていますが…』とありますが、一般市民は決して同様には考えていないでしょう。


まず、市長がお持ちの既成概念を一部修正する必要があるのでは。上記の一文が、その傾向を如実に物語っております。


また、『昨年は「最終年」でしたので例外だったのですが…』ともありますが、昨年も何も、市民球場が生まれて約半世紀。同空間が創出した“にぎわい”に「例外」も何もありません。


遡ること50年。「平和記念施設事業」(公園化)を進める渡辺市長をはじめとする広島市政は、現在の場所に「球場が誕生する」ことを望んでいませんでした。


(当時、同プロジェクトのデザインを一任された丹下健三氏は、中央公園にサッカー場や陸上競技場を建設する事で「現世の人々の活気や躍動を平和メッセージの一環として発信させよう」と計画されておりましたが)


しかし、全国の野球場にナイター設備が整備されていく中、当時、広島の本拠地である「広島総合球場」には照明がなく、市民やファンから新球場を求める熱い声が挙がり…


市民、また地元財界などから寄付金が集まり、1957年1月に新球場建設が「決定」。


同年2月に起工式、5ヶ月後の7月22日にはファン15,000人を集めて完工式、照明点灯式が行われ、2日後の24日、「広島市民球場」が中国地方初のナイター設備設置球場として開場しました。


例えば、前述の、「球場オープン前の照明点灯式」。その時の模様を新聞は、こう伝えています。


「野球ファン待望の市民球場は22日夜ついに点灯された。昼をあざむく光に照らされた1万5千人の観衆は、夢が実を結び、興奮に酔い、完工式に、二軍戦に、カープ・ナインの初練習に、歓声の連続だった」。


何て素敵な記事なのでしょうか。


この記事を読むだけで、当時の「市民の興奮」や瑞々しい思いが、昨日の事の様に鮮明に伝わって参ります。


原爆が投下され、「この先75年は草木も生えない」と言われた場所で、その12年後には「明かりを放つ市民の球場」が誕生したのです。


1975年にカープが悲願のV1達成。79年には地元で初の胴上げ。翌年には、連続日本一を成し遂げる。


戦後、街の中心部から、常に人々へ「夢と希望の灯り」を発信し続けた「市民の球場」。


どれだけ地域に「明るいニュース」を提供してくれたことか。


「学校が終われば、仕事が終われば、あと数時間で野球観戦だ」なんて“生活の糧”にされていた方など星の数でしょう。


そんな、地域に夢と希望、元気の源まで提供してくれた「空間」を、悲しいかな「コンクリートの高い壁」としか捉えられない。


だから、現在も議会や市民の方々より賛同が得られないのではないでしょうか。


野球場は、写真の記事の様に、人々に「生涯忘れえぬ歓喜の渦」を届けてくれた。


次の写真は、2003年にサンフレが苦しいシーズンを戦い抜き、見事1年でJ1復帰を果たした時の観客席ですが、私は同日、友人にメールしました。


「この瞬間に立ち会えて、生きていて本当に良かった」と。


サッカー場も、引いては「スポーツと言う一つの文化」は“生涯の宝物”を届けてくれます。そして、その輪を、未来永劫「広めて行く」ことも出来る。


果たして「既成概念」の呪縛を解けないのは、どちらなのか?


言わずもがな、「民意」が物語っております。

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