週末も議会棟に通い詰めては、その合間にアナウンスも担当するなど。
相変わらず、瞬く間に土日が過ぎては、月曜日を迎えておりますが。
8日(月)は朝から。
“議会の開会1週間前”となります、議会運営委員会が開かれては。
午後イチより、来週・月曜日に開会の「2月議会」へ向けて…
また2月の場合は、そのまま来年度予算を審議する3月の…
「予算特別委員会」に直結して行くので、双方の勉強会が併せて行われ。
4時間強、みっちりと行政の担当者より各種の説明を受けた次第です。
しかし、当然ながら勉強会たるや「号砲」に過ぎず。
コレより、幾つもの事務・事業についての“審議を重ねる”にあたって。
昼夜を問わず、私共も質疑や提言の準備を進めなければなりません。
しかし、そこは?
「議会の開会」云々を問わず、平素よりコツコツと準備は進めており。
「勉強会を機に」まるで取り繕うが如く、慌ただしく動き始めるにあらず。
が、しかし。
「コチラを審議して下さい」と材料を提示されないと、その材料については?
“準備が進められない”のも事実で、繰り返しとなれ。
来週の月曜日より、年間でも最も長い「39日間」に及ぶ審議の…
ロングロードに突入いたします。
既に私の机の上には、資料の山々が織りなす稜線が出現しておりますが。
自らが能動的に動く事により、一つでも多くの課題が解決され。
一歩でも、より良い都市、より良い未来へ向けて、前進できるよう。
引き続き、多様なる活動と並行しては。
議会、各委員会の準備を進めて参る所存です。
Be myself no matter what they say.
Isn’t it?
投稿日 : 2021年2月08日
『雌雄を決すも準備から』
2月4日の午前10時より開かれた「都市活性化対策特別委員会」。
議題には軒並み大規模事業が連なり、各委員(議員)からの闊達なる質疑は?
夕方まで続けられ、閉会を迎えたのは午後5時20分となりました。
改めて今回、議題に上った案件は、次の通り。
(1)魅力ある都心づくりの推進について
ア 中央公園の在り方を含む旧広島市民球場跡地の活用
イ サッカースタジアムの建設と基町地区におけるまちづくりの推進
ウ 広島駅南口広場の再整備等
エ 都心における土地の高度利用等
(2)総合交通戦略の改定について
つきましては、その内容を要約、凝縮、端的に紹介させて頂きますと。
まず「ア」の旧市民球場跡地の活用について。
同エリアは、先に策定された基本方針で「イベント・集客ゾーン」と位置付けられ。
平和公園や水辺の空間と一体となる緑豊かなオープンスペースを目指します。
そこで、本市が一定の管理料を支出しては、公園(エリア)運営を「民間」へ…
“向こう20年間”(正確には約19年間)お願いする事に。
つまりは今後、公募をかけては選定された民間業者が、自らの資金を用いて。
公園内に飲食施設や賑わい施設を設置しては、イベント等も誘致、開催。
(そこへ並行して本市も屋根付き広場やインフラ等の整備を進めます)
また、運営にあたり、基準線を上回った売り上げは一部、本市に還元して貰うと。
付言すれば、名古屋や大阪の先行事例と同様。
ある程度、定められたルールの範囲内で…
「民間ノウハウを最大限に活用し、都心部を向こう20年、盛り上げて下さい」。
を、旨とする施策が動き出しており、今後は民間と連携しながら。
「令和4年度(2022年度)内」の供用開始を目指して参ります。
では次に「イ」のサッカースタジアムの建設と基町のまちづくりについて。
コチラ、ことサッカースタジアムにつきましては?
今3月末に選定審議会が開かれ、4月末に選定業者と仮契約を結ぶなど。
目指す「スタジアム」の姿かたちや併せ持つ機能が、そこを提案した…
民間業者と共に間もなく決定され、いよいよ初夏を目途に設計が開始されると。
一方、一連の事業(と絡めた基町のまちづくり)の一環として。
前述、旧市民球場跡地と同様に、コチラの場合も「Park-PFI事業」を用いて。
いわゆる(繰り返しとなれ)“民間の資金・ノウハウ”を活用させて頂きながら。
川と緑を生かした飲食・物販・サービス等の賑わい施設、総じて…
こうした「広場エリアの整備」を、スタジアム建設に並行しては進めて行く。
この辺りの報告や審議がなされたところであります。
続いて「ウ」の広島駅南口広場の再整備等について。ですが。
この度の特別委員会終了後、在局のTVニュース等では、一斉に。
「当初事業費155億円と見積もっていたモノが急に360億円に!」
それこそ“衝撃的”なニュアンスで報じられておりましたけども、実際の話。
余談ながら、私などは8年前あたりから…
「駅ビルの2階へ路面電車を上げるには、構造物の補強、防音、新設、等々」
「事業費に構造計算諸々、抜本的で多様なる機能変更を要する事となり」云々。
過去の駅前大橋や比治山トンネルの追加費用(前例)を引き合いに出しては。
「大変な事業費になる」(無闇、無思考に「中止」を言うでなく、あくまで慎重論)と…
一貫して建設委員会等で口にして参りました。
故に、同事業に懸念を抱き、定点観測を行っていたらば、容易に推察は可能で。
(同路線の「工事を行っても宜しいですか」との意見照会を議会が認めているのですから)
突飛に“300億円オーバー”(未知数)が飛び出して来た訳ではございません。
過去からの流れを経ては、民間とも折衝が重ねられた上での「今回」。
今後のスケジュールと致しましては、令和3年度から本工事等に入り。
令和7年度春に新駅ビル開業、路面電車駅前大橋ルート等の供用開始。
令和8年度末に、バス・タクシー・マイカーエリアの完成(予定)となります。
では次に「エ」都心における土地の高度利用等について。
広島市の都心に土地勘が無ければ、ちょっと分かり辛いかもしれませんが続けますと。
平和公園の北側(旧市民球場跡地の西隣)に黒色の「商工会議所ビル」があり。
東急ハンズの西側に「市営基町駐車場」がありますけども、端的に話を結べば。
民間の商議所ビルと市が持つ駐車場、この財産同士を「交換」した後。
商議所ビルは、老朽化や景観の観点からも行く行くは、解体への道を辿り。
市営基町駐車場の場所に商議所が移転、オフィスやホテルの入る高層棟に。
コレまで地下にあった市営駐輪場も新たに整えられると。
あくまで構想に基づいた「方向性」(想定&予定)段階なので、今後は…
都市計画決定がなされたり、事業や権利変換の認可手続きを要しますけども。
出来れば令和4年度から9年度の間に工事を着工させ、高層棟は竣工へ。
また、令和11年度に市営駐輪場を竣工へ持って行きたい、との計画です。
さて。最後に(2)総合交通戦略の改定について。
こちらは読んで字の如く、本市の「交通」に関する大枠の戦略を。
新たに昨年の6月に…
10年スパンの「第6次広島市基本計画」が策定された、コチラに沿って…
改定(コレまでの戦略からのアップデイト)するモノで。
引き続き。
「都心部の魅力と回遊性の向上で+1トリップ」
「公共交通を中心としたシームレスな交通ネットワークの構築」
「誰もが安全に移動できる交通サービスの確保」
「物流・広域交流を支え災害に強い、強靭な道路ネットワークの構築」
この辺りを踏襲、かつ新たに確立して行く“方向性”であると。
以上、長々と委員会報告を行って参りましたけども、当然ながら。
「チェック機関」として、議会は重要な役割を担っており、重ねて。
ビジョンや各政策たるや?
ご理解、共有して頂いてナンボですので。
伝え上手の「翻訳家」でも、なければなりません。
うむ。精進。精進。
投稿日 : 2021年2月04日
『translator』
“今朝の新聞記事”に触れる前に、遡れば「2017年11月」の話。
市内の「私立高等学校の校長先生」へ向け、私が自ら作成した資料と共に。
お渡しした文面(A4用紙にして2枚分)がありまして、まずは全文を記します。
2017年11月吉日 各私立高等学校長様
《学校における「献血」に触れ合う機会の受入について》
平素より、社会の未来、その根幹を構築する「教育」の現場において尽力される皆様方へ対し、改めて、心より感謝、お礼を申し上げます。
つきましては、本年10月に「広島県環境県民局より通知(依頼)」が届いたかと存じますが(別紙)、市井の市民としても、上記の表題について“今一度”皆様方へお願いをさせて頂ければと、この度は資料を作成、配布させて頂いております。
ご承知の通り、我が国は既に世界でも過去に例の無い少子高齢化社会に突入し、今後は様々な分野で深刻な諸問題が派生して来ると容易に推察されますが、その中の一つに「献血」(血液不足)問題が挙げられます。
甚だ恐縮ながら、その根拠を幾つか列挙させて頂きますと、現在、献血(採血)によって作られた「輸血の約83%」は、白血病や小児がんなど、患者さんの日々の治療に用いられており(緊急性を要する事故や大怪我による輸血は全体の約3.5%)、こうした人々の生命・健康を維持する為に必要な輸血の「約半分以上」は40代から50代の献血者が支えて下さっています。
しかしながら、上記の「輸血を必要とされる人々の約85%」は50歳以上の年齢で占められ、つまりは「これまで輸血を支えて来た人々が加齢と共に輸血される側へと一気に移行する」現在は、その入口を迎えており(献血に協力可能な年齢は69歳まで)10代をはじめとした「若年層の献血への協力」は、今後も必須になって参ります。
この様な厳然たる社会背景がありながら、10代から30代の献血者は直近の10年でも「約283万人⇒約195万人」へと31%も減少している状況で、昨年の広島県のケースで申しますと、1年間の献血者は「計128,370人」ですが、10代の献血者は「6,208人」と、全体の「4.8%」に留まります。
高齢化に伴い、今後は輸血の需要が増しては「2027年」にピークを迎えると予想されながら、現行のままで推移した場合、2027年の献血者数は、述べ「約495万人」に留まり、差し引き「全国では約86万人分の血液が不足」する事態に陥る推計が、関係機関より発表されました。
これまで「発病の際も病院へ行けば助かる」(適切な治療が受けられる)との常識が通用しなくなる時代の到来も「このまま」では避けられず、また献血とは、あくまで善意(任意)を基調とし、強制されるものではありませんが、即座に「採血」へ結び付けないまでも、まずは献血セミナー等で学生さんにも「現状を知って頂く」キッカケづくりを進めて頂ければ幸いであり、行く行くは「移動献血バス」を要請して頂くなど、迫り来る将来の社会環境を皆様で築くべく、各学校関係者の更なる御理解と御協力を何卒、宜しくお願い申し上げます。
(昨年の広島県内高等学校の献血実施率は11.9%と、全国平均24.4%や中国地方平均18.5%を大きく下回っている状況です)
私が各高等学校の校長先生へゲリラ的に手渡しさせて頂いた文面は以上ですが。
無論、崇徳高校の様に、かねてより「卒業献血」活動を継続していらっしゃるなど。
積極的に献血へ協力して下さっている高校は多く、そこは私も承知はしております。
しかし、当時は県から通知が出るほど「血液不足が深刻」な時期であり。(現在も)
この20年弱、献血の啓発に取り組んで来た一人として、いてもたっても居られず。
世代を限定する事なく、若者たち「にも」改めて協力を呼び掛けた次第で。
ついては、冒頭にも触れました通り、話を「今朝の新聞記事」へ戻しますと。
【外出自粛で献血ピンチ】 《緊急事態宣言、寒波も影響》 (産経新聞より)
記事の内容を要約してご紹介すれば、11都府県への緊急事態宣言により。
外出自粛も手伝って、イベントなどでの「集団献血」が軒並み中止に。
(移動献血バスを利用した献血活動)
日赤によると、例えば前回の緊急事態宣言時となる昨年の4月など。
テレワークの増加や休校、行事の自粛に伴いまして、集団献血活動が…
関東甲信越では約440カ所、近畿でも約260カ所も中止になりました。
(結果、各ブロックで数千人から数万人規模で計画値に届かなかった)
「冬場は心筋梗塞などの手術が多く、ただでさえ大量の血液が必要」とされ。
「不足すると、手術が遅れる人が出て来る可能性もある」と。
国内では1日平均「3千人」あまりの患者が輸血を受けており。
1日あたり「約1万3千人」の献血が必要との事です。
つい先週、朝日新聞にも《コロナ禍 献血ピンチ》の記事が載っていましたが。
いずれにせよ。
血液不足の常態化に、コロナ禍の深刻化が重なっているのは間違いなく。
ただし、ひとたび「協力しよう!」と人々が能動的に動いて下さるにせよ。
いきなり献血ルームへ行っても、このコロナ禍で「密」を避ける為に…
限られた席数が「予約」で埋まり、少々待つ事になるケースもありますゆえ。
出来れば「事前に予約」して向かった方が良いかと。
いつか、自らや自らの家族も「輸血が必要となる」可能性は、誰にでも。
「助ける」でなく「助け合う」。
ご協力を是非。
(献血ルーム「ピース」に「もみじ」とも各フリーダイヤルにて事前予約が取れます)
投稿日 : 2021年2月01日
『続報を急報』