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ご返答

市民の方々から多様なるお声、ご連絡を頂戴する「日々」の中。

ついては先日、私宛に下記の声(ご要望)が届いて参りました。

「学校現場での“オンライン学習”導入へ向けて、お力添えを頂きたい」と。

コチラは、学校の一斉臨時休校が「長期化する」折。

保護者の方々が不安を抱き、また望まれる「切なる声」かと存じます。

つきましては、おそらく「コレより長文になるかも?」しれませんが。

頂戴した要望へ対して返答させて頂く次第であり、何卒、お付き合い下さいまし。

まずもって、私も娘を持つ一人の父で、冒頭の声は「私も心底」望んでおり、しかも。

そんな「オヤジの心情」とは別に、私は一人の議員としても取り組まなければなりません。

そこで、展開が行ったり来たりして誠に恐縮ですが、話は今年の「2月議会」に遡ります。

広島市では「国の補正予算に伴う、補正予算」が組まれ、議会に上程されました。

咀嚼して申しますと、この度の「国民へ届けられる一律10万円の給付金」と同様。

「まずは国が予算を組み、窓口となる基礎自治体(広島市)が、その予算を市民へ届けるべく議会を通す」

と言った感じでしょうか。で、改めて上記「今年の2月補正」の話へ戻りますけども、内容は?

「学校の情報教育環境整備」に対して「64億54万円」が国から広島市へ下りて来たと。

※前提としてコレは各自治体が「私達の所でも進めたい!」と手を挙げないと予算が下りて参りません

そして、約64億円の使途、その内訳は?

「校内LANの更新および無線LAN環境の構築等」に39億6,100万円。

コチラは「全ての学校において、国が求める高速大容量の通信ネットワークを整備する」モノで。

対象となる学校は下記の通り。

小学校:141校、中学校:63校、高等学校:6校、中等教育学校1校。

続いて「タブレット端末の購入」に24億3,954万円。

コチラは「義務教育課程の児童生徒1人1台端末の整備に向け、段階的にタブレット端末を購入する」モノで。

補足までに、その台数は下記の通り。

小学校:2万2,863台、中学校:3万630台、中等教育学校:370台、特別支援学校:349台。

そこで、まずは要点となる一点目として。

例えば、市内の小学生(生徒数)をカウントさせて頂く場合、おおよそ…

「1学年=1万人」なので、1年〜6年生をトータルすると「6万人強」の生徒数となります。(実数も「ほぼ」その通り)

しかし、上記の“小学生”へ整備するタブレット端末数は「2万2,863台」でした。

コレは、まず「5、6年生」を、続いて来年度以降に「1〜4年生」の環境を段階的に整備する。

こうした背景によるモノで、「ここまで」を振り返らせて頂きますと。

昨今の「コロナ禍」云々とは別に、広島市もオンライン学習の「為の」とまで限定せずとも。

オンライン学習「にも」、つまりは時代の要請「にも」対応すべく、環境整備を進める…

「その過程」に今現在、位置する、位置していた事が一点。

そして、直面する“現実問題”は、何も「本市(広島市)」に限った話ではないのですが。

一例を挙げますと、長期化する「米中の貿易問題」による多大な影響もあって。

まず、ある程度「まとまった」数の端末が手に入らない状況にあり。(端末を構成する部品も不足)

ならば「貸与して」、つまりは「レンタルで揃えれば」とは言え、教育現場におかれては?

「教室の前から3列目までの端末は借りられたけど、そこから後列のみんなは我慢してくれ」

「何?自分で家から持って来た?」「君は偉いじゃないか♪」

なんて不公平は許されず、右から左へと「必要数」の確保が容易な現況ではありません。

※「出来ない理由」を羅列しているのではなく「物質的」な現実問題の話として

コレが、要点となる2点目。

さて。こうした過去からの経緯を含めながら、現況を踏まえた上で、話を「今月」へと戻します。

5月の1日に広島市(議会)では「臨時会」が開催されました。

コチラは冒頭にも触れました通り、10万円の給付金等へ充当する「国からの予算を通す」べく。

市長、各局長、全議員が出席の上で開かれ、また各会派より“1人”代表者が登壇しては。

臨時会に上程された“補正予算”に対しての「質疑」が行われ、最終的には当然ながら…

一刻も早く市民の方々へ給付金を届けて下さいと、全会一致での「可決」。

との結果になったのですが、ついては、あくまで「私」個人の話となりますけども「舞台裏」の話をコレより。

この度の臨時会や通常の委員会、定例会にしても、議会は数々の「ルール」に従って運営されています。

そこで、前述の「臨時会」の話をさせて頂きますと、この時のルールは?

議場内での濃厚接触を抑制すべく、あまりにも審議が「長時間にわたって」はイケないので。

議会より登壇する発言者は、各会派より代表者の「1人」に限定され。

また、持ち時間は「議員からの質疑と、そこへ伴う行政側からの答弁を含め約30分を目安」とする。

並びに、議員からの発言は「提出された議案(補正予算等)に対する質疑」のみとする。

つまり「質疑」とは、ストレートに言うところ「疑問点を教えて下さい」とのクエスチョンの事であり。

そこへ続き「教えて頂いたからには〇〇すべきでしょう!」「賛成!」とまで言わぬが、一般的には質疑。

重ねて「提出された議案へ対してのみ」の質疑なので、「提出されていない案件」には触れられない訳です。

そして今一度、先に「舞台裏」と表した、会派を代表して行った“私の質疑”について。

以前のブログでも触れました通り、今回の臨時会で私は「減額補正」について質疑をしたのですが。

当初は“教育”関連についても「何とか質疑に絡めては議場で発言しよう」と、準備を進めておりまして。

私が「予定していた」発言内容を“要約”しますと、下記の通りとなります。

国の未来を形成する上で、最も重要な取り組みが「教育である」にも拘わらず。

ウイルス関連の影響を受け、最も混迷を極めているのが「教育現場」とも言える。

そこで、先に(当時)公立学校の一斉臨時休校が「5月31日まで延長」の決定がなされたが。

今後は必然的に「休校で失われた授業時間を如何に取り戻すのか?」の議論となる。

全国的な調査では「夏休みの短縮」「修学旅行など学校行事の縮小」「土曜授業の実施・拡充」。

この辺りの手法を重点的に用いては現在「学習の遅れを取り戻そう」と現場は考えているけども。

学校とは教科だけでなく、周囲との協調など社会性も学ぶ場所であり、情操教育の面における…

運動会、社会科見学、学芸会や合唱コンクール等々「学校行事の果たす」重要性は説くまでもない。

「限られた時間での詰め込み」「学校行事の縮小」等を、過度に進め。

「かえって学力が低下」しては、更に「その豊かなる感受性を棄損せぬよう」十分に現場は配慮されたし。

加えて、この長引く休校・休園の影響として保護者の方々が困っている点、心配事に。

「子どもの運動不足」「友達と会えないストレス、心のケア」「学習の遅れ」と、この3つが主に挙げられる。

ウイルスから子ども達の命、健康を守る為の臨時休校ではあるが。

長引く休校で、心や体の健康を損なう可能性は多分にあり、例えば「運動不足」にせよ。

第一義的に責任が問われるは「家庭」であっても、現在は家庭(保護者の方々)が大変な状況下にある。

行政、教育委員会としても可能な限りのバックアップ、対処策の拡充をお願いしたい。

いずれにせよコロナ禍に留まらず、災害時等を考慮しても。

「対面指導を前提」として来た教育慣習を、あらゆるケースでも対応が可能となる学習環境に更新せねばならず。

「遠隔授業」や「オンライン学習」の拡充、その環境整備は必須となり、早急に進めなければならない。

現在、本市でも取り組む過程にはあるが、他都市では広域連携で分担し「コンテンツ」まで作成、配信している。

現時点で分かり得る範囲で構わないので、現況や今後の方向性を教えて頂きたい。

何より現在、受け身の立場で翻弄される子ども達へ「我々がついている」と一言、教育長より頂戴できないか。

(現在の教育長さんと出会い、私も「はや10年目」を迎えますが、人格、識見とも非常に優れた人物でいらっしゃいます)

私が臨時会の場で「発信したかった(教育委員会から引き出したかった答弁)内容」の要約は、以上ですが。

繰り返しとなれ、今回は上記を「提出案件に絡めた上で、質疑にしなければならない」とのルール、大前提があり。

裏を返すと「誰が良い悪い」でなく、国からの給付金(支援策)関連が臨時会の9割9分を構成、占めている中で。

「教育」(教育委員会)に何とか絡めて発言、質疑しようにも「絡まる」部分が無いのです。全く。

故に今回、議場で私が「教育」関連の話に触れては、そこを介して現場の情報を世間へ届ける事は叶いませんでした。

ただし。ただしです。

非常に長々と書き綴って参りましたけども、冒頭へ戻り。

この度、私は市民の方より「オンライン学習への協力、後押し」のお願いを承った訳ではありますけども。

例えば、前述の「結果的には議場で話せなかった教育面の話」(私からの要望)については…

全て教育委員会の担当者へ届けておりますし、また私なんぞのアクション云々などとは関係なく。

コロナ禍にあれ、子ども達の学習環境を「より良く」整備すべく、現場は色々と取り組んでいる“最中”にあり。

今朝も地元紙の朝刊で「広島市教委 小中生向け 自宅学習教材 ウェブで提供」の一報があった通り。

引き続き、教育委員会も行政も議会も、微力ながら私も。

大事な大事な「教育現場」の環境整備を進めて参る所存です。

“委員会や定例会の場”とは別に、平素から常に現場との意見交換、要望・提言は行っておりますので。

取り急ぎ、市民の方より頂戴したご要望への「ご返答」とさせて頂きます。

投稿日 : 2020年5月09日
ご返答

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