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石橋りゅうじ 議会棟控室

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2020

大会期間中に「約170万人」もの観客がスタジアムへ詰めかけ。

国内でのTV最高瞬間視聴率も「約54%」を叩き出すなど。

巷間での話題をさらい、言われるところ「大成功」で幕を閉じたラグビーW杯。

「さあ!次は、この流れを2020東京五輪へ繋げて行こう!」

こうした空気感が醸成され「既に謳われ始めた」今日この頃にあり。

スポーツを“こよなく愛する”私であっても?

祭のあとの余韻に浸り、ただフワフワと浮かれるにあらず、今一度。

前述の2020年へ向けても、皆で地に足を付けなければなりません。

では、今朝の新聞より。

『核廃絶の年限 明記せず』

「平和首長会議を務める松井市長は6日、2020ビジョンに関して」

「来夏に策定する次期ビジョンでは廃絶の明確な目標を明記しない」

「その方向で検討していると明らかにした」と。

そこで、私にせよ過去の本会議や委員会の場に於いて…

「2020ビジョンの目標年限が迫っているが、誰もが肌身で感じる通り」

「物理的にも実質、ビジョンの達成は困難と思われるが、その後について」

「如何に考え、如何に打ち出し、如何に取り組もうとされているのか?」

との質疑を繰り返して参りました。

当然、未だ目標へ向けて取り組む最中であり、2020年すら迎えていない。

この状況下に「次期の展開、目標については〇〇にしようと考えています」

なんて答弁が引き出せないのは百も承知で、そこを糾弾しているのではなく。

「2020年になりました」「ダメでした」「どうしよう?」と、ならぬよう。

否、そんな場当たり的な振る舞いに「ならぬ」は十分に把握し得ながらも。

「今、こうした時系列、時間軸の上に我々は立たされていますよね?」

この事実を、行政のみならず、広く市民や都市で再認識する上での質疑。

ならばと、そもそも「2020ビジョン」とは?

原爆による悲劇が二度と繰り返されぬよう、広島・長崎両市は被爆後。

一貫して世界へ核兵器の非人道性を訴え、廃絶を求め続けて参りましたが。

その一環として、1982年。

「世界の都市が国境を越えて、共に核兵器廃絶への道を切り拓こう」と。

「核兵器廃絶に向けての都市連帯推進計画」を提唱し。

世界の都市へ連帯を呼び掛け、趣旨に賛同する自治体で構成された機構。

つまり「平和市長(現行の首長)会議」が、発足後も加盟都市を増やしながら。

2003年に打ち出した「行動指針」(核兵器廃絶のための緊急行動)が…

同ビジョンであると。(内容は下記となります)

「2020ビジョン」の目標

(1) 全ての核兵器の実戦配備の即時解除

世界には今なお、多数の核兵器が実戦配備されており、世界の市民がこうした脅威に直面している中、誤使用も含めた核兵器の使用を回避するため、全ての核兵器の実戦配備を即時解除することを求めます。

(2) 「核兵器禁止条約」締結に向けた具体的交渉の開始

核兵器の全面的廃絶に対する核兵器保有国の明確な約束等これまでのNPT再検討会議等での国際合意を根拠に、各国政府に「核兵器禁止条約」締結に向けた具体的交渉を開始するよう求めます。

(3) 「核兵器禁止条約」の締結

核兵器の開発、製造、実験、備蓄、使用等の禁止、及び廃絶について規定する「核兵器禁止条約」が締結されるよう、各国政府等に要請します。

(4) 2020年を目標とする全ての核兵器の解体

厳格な国際管理の下、被爆75周年となる2020年までに地球上の全ての核兵器を解体することにより、核の恐怖から解放された平和な世界の実現を目指します。

以上となりますが、未だ世界には「1万5千発弱」の核兵器が現存した上で。

その内、数千発は「実戦配備されている」と言われる折、2020年までに。

「実戦配備の即時解除」や「全ての核兵器を解体」へ持ち込む事が。

実践へ向けた核兵器の改良を更に進めている米国やロシアの現況も鑑みると。

“限りなく困難”である事は、先にも触れた部分であって。

続けますと、同首長会議では「4年に1度」開催の総会。

並びに「2年に1度」開催の理事会があり、この11日から12日にドイツの…

ハノーバー市で開かれる理事会で、また次期ビジョン等についても議論されると。

“次期ビジョン”に関しては、続いても「明確に目標年限を定めた方が良い」。

翻り「年限を定めず、可及的速やかに」と、両論ある事でしょうし。

コチラの適否は「議論の上で導き出して行く」にせよ、いずれにしても。

「人類存続への人類へ突きつけられた命題」(重要課題)とも言え。

子や孫の世代を含め、あらゆる人々に「関係」して来る話に間違いありません。

私も経年に亘り、関係者や有識者にヒアリングを行って参りましたけども。

大よそ鍵を握るは、これまた本会議等でも述べました様に…

「世界に横断する市民レベルでの機運醸成」と耳に致します。

私共にせよ「核兵器廃絶広島市議会議員連盟」が存在し。

7月には同議連の総会が行われながら、ならば具体的な行動となると…。

自戒の意を込めながら、誰に限らず。

「落花情あれども流水に意なし」と、トーンダウンしている場合ではなく。

昨今の気候変動と同様、無意識から意識への転換を図り、引き続き。

皆様で。

投稿日 : 2019年11月07日
2020