広島市安佐南区から市政を新たに! みんなでいっしょに変えて行きましょう!
石橋竜史(いしばし りゅうじ)の公式Webサイトです。
前号の話の続きとなりますけども。
この度の委員会、トップバッターの発言者として。
私が行政や議会内に留まらず、同席されているメディア等の方々を含め。
「最も発信して(クサビを打って)おきたかった」事を、改めて、ココに書き綴れば。
※頭に浮かんだ事を喋ったので、一語一句を「完全再現」出来ませんがオープニング・トークは下記の通り
「サッカースタジアムについて発言させて頂くにあたり、始めに『行政の継続性』について触れたいと存じます」
「1993年にJリーグが華々しく開幕した、その数年前の1990年〜91年頃の話」
「サンフレッチェの前身は“東洋工業蹴球部”(マツダ・サッカークラブ)ですが」
「当時、周囲より『ぜひJリーグに参戦して欲しい』とお願いされていたマツダさんは?」
「確かにリターンもあるが、何より財政面をはじめ大きなリスクを伴うので、そのオファーをお断わりしていました」
「そこで、当時の市長や県知事、商議所の会頭などが、今で言う地域創生や地域活性化への起爆剤等々」
「こちらでも出来る限りバックアップして行くので『是非ともJリーグに!』と再度“懇願”され」
「結果的にマツダ側が『分かりました』と了承しては、Jリーグ参加へ手を上げて下さった」
「そこから94年にはJリーグの絶頂期を迎えますが、数年後にサッカー・バブルがハジケてしまい」
「約1万7千人もの平均観客数は、4年で一気に約6千人にまで凋落いたしました」
「首都圏でも、横浜フリューゲルスなどは、メインスポンサーが離れ、吸収合併を余儀なくされ」
「サンフレッチェもご多分に漏れず、大口のスポンサーが離脱するなど、苦しい状況に追いやられた」
「そこへ『なんとか広島のサッカーを』『広島の財産を守って頂けないか?』との要望を受け」
「まさに白羽の矢が立ったのが、当時、デオデオの久保会長でした」
「久保会長は地元を救うべく、オファーを承諾して下さり、クラブ運営をはじめられる」
「しかし、関西や首都圏ではスタジアムの10km圏内に60万人も100万人もの人口が分布されていながら」
「サンフレッチェの場合、広域公園周辺に5万人もいらっしゃるか否かの環境下、20年も奮闘し」
「結果、約20億円の累積赤字を抱え、2011年頃だったと記憶しますが、株主にご理解を求め減資」
「当時、その責任を取って、有能であった本谷社長は、自ら責任を取って辞職されました」
「そして近年『4年で3度の日本一』を迎えるまでに、エディオンは既に約70億円以上も出資されております」
「ちょっとしたスタジアムならば充分に建設されている額です」
「久保会長がいらっしゃらなければ、間違いなく、現在のサンフレッチェ広島や、サンフレッチェを通じての」
「昨今、広島へ届けられた明るいニュース、市民県民の方々が抱かれた喜びや感動は無かった」
「また、経営者として、今後、新たな環境で興業を続けて行くのであれば?」
「スタジアムの候補地など、一定の条件を提示されるのは、至極当然の事です」
「原点に立ち返れば『出来る限りの協力』を約束しては、当時の首長などの要望や」
「多くの市民県民の願いもあって、サンフレッチェはスタートしている」
「今こそ地元クラブを支えるべきではないでしょうか?」
「過去の知事がお願いに行き、現在の知事が理解に苦しむと口にされる」
「いつも行政は“継続性”を重んじ、口にされるのに、この度は如何なのでしょうか?」
実際に現場で喋ったアドリブを、頭の中で思い返しただけなので、文字起こしが「完璧」ではありませんけども。
大よそ上記の「私の思い」を届けたく、世に発したく。
委員会の冒頭、約5分30秒くらいを費やして、喋らせて頂いたと。
重ねて、コレは委員会でも本会議でも同様に言える事ですが。
「私は発言者のトップバッターであった」となれば?
1日の内で同じ案件(今回はスタジアム)について喋られる議員が後続に控えている事もある。
その議員が、スタジアム問題について「クラブのワガママではないのか?」等々を口にされ。
「そこだけ」を切り取られ、賛否の「公平性を保つ意見」として報じられる可能性を抑制させる意味もあって。
ある意味で「杞憂」と表現すれば杞憂なれ。
この度のスタジアムに限らず、過去の議員活動では?
こうしたオフェンスだのディフェンスを、無数に繰り返していたりもします。
いずれにせよ、かつてより私は街頭演説などで、ずっと熱を込めて叫んで参りました。
「この広島では、例えば民間からも『もっと広島市を、こうしたい!』と、率直な要望があって良いはず!」
「自由闊達に欲して良いはず!」「意見を交わして良いはず!」
「しかし、皆が周囲を気遣って仲良しクラブを形成しては…」
「仲良く沈んで行っている」「仲良く取り残されている事に気づかなければなりません!」と。
お金が無い、お金が無い、採算だ、採算だ、と言われるから、「私がお金を出す」と言えば。
今度は、誤解がある、誤解があると、言い始める始末。
とどのつまり、お金ではなかったのでしょ?本当のところ。って話です。
この度の久保会長の「覚悟」を示された行動により、財界の若手などには火がつき始めております。
「みんなで久保会長を応援しようじゃないか!」
「明らかに広島の街へ一石を投じた“覚悟”を無駄にしてはならぬ!」と。
いい加減さ。
ネチネチ、なよなよと、市民・県民を振り回すのは、そろそろ止めましょうよ。
私みたく、教科書も開かず、朝から晩までグランドを駆け回っていた人間も問題ですが。
朝から晩まで、教科書ばかりに目を通していた人間も…。
何がって?
皆様に経緯や構造が本当に分かり難いでしょ?
ったく。シャキっとせえよ。シャキっと。
投稿日 : 2016年3月16日
『We didn't start the fire』