広島市安佐南区から市政を新たに! みんなでいっしょに変えて行きましょう!
石橋竜史(いしばし りゅうじ)の公式Webサイトです。
この土曜日も、地元区の保育園行事や中区でのスポーツイベントなど。
西へ東へと足を運ばせて頂きましたが、本日、触れて参る話は?
先日の都市活性化対策特別委員会「県外行政視察」にて。
初日に訪れた、神戸市「ノエビアスタジアム神戸」について。
コチラは、人口153万人の都市に、約230億円を費やし、キャパが3万人。
可動式の屋根もある、サンフレサポにはお馴染みの、ご近所スタジアムです。
同スタジアムの周囲には、複数の市営住宅や学校、保育園、病院等。
幾つもの施設が林立しているだけありまして、例えば、用いたるは…
@遮音性の高いコンクリートで構造体を造り、防音性の高いサッシ等を使用。
A観客席の全面を屋根で覆う事が可能。
Bサポーターに協力を依頼しては「21時以降、鳴り物での応援を禁止」。
こうしたハードにソフト両面の取組がなされており、周辺住民からも?
現行のスタジアムが誕生した2001年あたりから今日まで。
騒音等での苦情、問題の発生は「とても少ない」との事。
また、地下鉄の駅も近ければ、隣接する地下駐車場(700台完備)にせよ…
ご存知の方も多いでしょうが、事前に有料でチケットを発行をしているので。
基本的に「駐車可」の車しかスタジアムに向かわず、大きな渋滞も無く。
周辺エリアとの「共存」を果たしています。
昨年度の利用(集客)実績では。
ヴィッセル神戸のホームゲームが20試合で「約28万5千人」。
INAC神戸レオネッサ(なでしこリーグ)が8試合で「約2万3千人」。
アマチュアサッカーで「約1万9千人」、ラグビーが3試合で「2万4千人」。
並行して、スタジアム内での「寄席♪」「グランドゴルフ」「リレーマラソン」
「歌謡ショー」「成人式」「各種セミナー・フェスタ」「ウェディング」等々。
年間を通じて「約60万人」の集客があると。
特筆すべきは、スタジアム内にスポーツジム(お風呂)があって、会員1900人。
“平日の朝”から年配者の方々が集っては、世間話に花が咲くなど。
「地域コミュニティ」を醸成する“拠点”にもなっているそうです♪
現在は、今季の開幕へ向けて、天然芝と人工芝のハイブリッド芝を敷くべく。
着々と準備、施工が進められておりました。
重ねて、年間維持費も上記のやりくりで収入を増やし、黒字化させては。
かつ、市の財政へ対しても「一定額を納めている」といった具合に。
「稼働率の低い赤字のハコモノ」とは呼び難い、否、呼べないスタジアム。
ココまでの諸々を踏まえ、改めて痛切するは?
「安物買いの銭失い」は、避けるべしと。
たとえ建設時に、相応額が伴おうとも。(多額を注ぐべきの意味でなく)
「先を見据え、何を如何に造るにあらず、創るのか?」によって。
有形・無形、中長期的に「それ以上のリターン」は、必ずや見込めるモノ。
(他都市が実証済み)
っと、神戸の話はコレくらいに致しまして。
次回は3日目に訪れた、大阪は堺市の「J-GREEN堺」編を、お届けします。
投稿日 : 2018年2月03日
『2018視察リポート 前編』