広島市安佐南区から市政を新たに! みんなでいっしょに変えて行きましょう!
石橋竜史(いしばし りゅうじ)の公式Webサイトです。
時計の針は、午後6時を回り。
気ぜわしくデスクワークをフェードアウトさせながら、議会棟より向かうは?
広島国際会議場。
そこで、話は唐突に「2015年の9月」に遡りますけども。
広域公園にて、女子サッカーの国際親善試合が開催されまして。
対戦カードは、アンジュヴィオレ広島対アフガニスタン代表。
その際に「場内アナウンス」を務めさせて頂いた“縁”と経緯もあり。
改めて“午後6時半から”開始された催しの話へ戻ると致しまして。
国連ユニタール広島事務所と広島大学平和科学研究センター共催の。
銘打つは、公開セッション…
「アフガニスタンの現状と今後の展望〜日本の支援の役割〜」
コチラへ参加して参りました。
会場は満席で埋め尽くされる中。(列席者の約8割は外国人の方々)
まずは、アフガニスタン特命全権大使の基調講演が行なわれ。
地政学的なアフガニスタンのポジションから、歴史背景、国の現状。
日本や広島からの支援状況、等々と続きます。
余談ですが、アフガニスタンの隣国には?
「トルクメニスタン」「ウズベキスタン」「タジキスタン」「パキスタン」と。
勘の良い方は、その共通項にお気付きかと思われますが…
国名の末尾に、全て「スタン」が付いている♪
これはペルシャ語で「○○が多い所」との意味だそうで。
「ウズベキスタンだと、ウズベク人の多い所」の意であり。
唯一、パキスタンの場合、「パキ」(パーク)はペルシャ語で「清浄」の意。
「いわゆる美しい清浄の国で、ネーミングとしては例外なんです♪」
なんて要所に挟みながら、大使が硬軟を織り交ぜ、語られるは60分強。
近代史で申せば、何と言っても1979年「ソ連軍のアフガニスタン侵攻」で。
この辺りから今日までが、まさに「激動」でもあったアフガニスタンも。
現在は、2014年に就任された「ガーニ大統領」が、国を良い方向へ導き。
一歩一歩、復興へと歩みを進めている最中であると。
ただし、国民の「3人に1人」は貧困に苦しみ、未だ不安定な治安をはじめ。
決して「平安なる国内情勢」にあらず、課題も山積。
こうした国を安定へ導き、そこを支えるは「人」であり、肝要なるは?
「人材の育成」。
そこで、国連ユニタール広島事務所では、かれこれ十数年に亘り。
国の復興を担う人材を育成すべく。
アフガニスタンより、この広島へ一定数の人々を“毎年”迎え入れ…
「アフガニスタン奨学プログラム」を実施されているのですが。
諸費用を負担しているのは、広島県と広島市でもあって。
「多大なるご支援に深謝します」と、お礼の言葉も紹介されました。
うむ。対岸の火事ではありませんものね。
今すぐ魚をプレゼントして、1日、食べて行けるより。
将来を見据え、魚の釣り方をお教えして、一生、食べて行けるように。
広島県民が、遠い一国の復興へ寄与している事実。
「国際」的な話になると、私も直ぐにギアがトップへ入ってしまい。
まだまだ書きたい事はあれ。
多くを学ばせて頂いた公開セッションは、20時過ぎに閉幕。
感謝。
そこから自転車で帰宅して、軽いサラダの夜食を摂取後。
続いて、車で22時からの現場へ向かいます。
※飲み食いの会合ではございません(基本、夜も飲まないし食べないので♪)
帰宅は午前様となり、ようやく一息。
ふう〜。
まずは、寝るべな未来へ向けて。
投稿日 : 2017年4月27日
『かけはしをかけあし』