インフォメーション

石橋りゅうじ 議会棟控室

Tel.(082)504-2442

スマホ版サイトは以下のQRコードから。

Where we now?

春分の日を含めて、3連休?

私などは同日も3日連続で議会棟へ出向き、仕事をしておりましたが。

ふと手を休め、テレビから流れて来るは…

東京都庁を舞台とした、石原元知事の証人喚問。

いわゆる「百条委員会」の模様です。

さて。地方分権が叫ばれ、住民からのニーズが多様化して行く折。

地方自治体の担う役割は“より一層”の重要度を増し、重ねて。

複雑化する地方公共団体の事務が適正に執行されているか?

ここをチェックする“地方議会”も、その存在意義が問われる昨今。

(何も今に始まった話ではございませんけども)

議会の調査権は、地方自治体“第100条”に根拠があり…

「100条調査権」とも呼ばれております。

では改めて『地方自治法 第100条』とは?

「普通公共団体の議会は」

「当該普通地方地方公共団体の事務に関する調査を行い」

「選挙人、その他の関係人の出頭、及び証言」

「並びに記録の提出を請求することができる」と。

付随して、これらの請求に正当な理由なく選挙人、

その他の関係人が応じない場合の為に、

議会に告発する権限が付与され、

その調査権の実効性が担保されているモノでもあります。

こうした“議会の伝家の宝刀”とも称される「100条調査権」ですが。

この度の築地から豊洲への市場移転を“たんに発した”一連の問題。

言わずもがな、移転先の豊洲には、多大な税金が注がれては。

既に“新市場”(構造物)が出来上がっておりまして。

確かに自治体の長である“首長”には、莫大なる権限(力)があり。

“街づくり”をドラスティック(劇的)に押し進める事は出来る。

しかし「好き放題」には行かず、そこをチェックしては、都度…

「歯止めを掛ける」のが“議会”の役割であり権能でもあって。

東京都の場合、市場の移転を「ココまで」許して来たのは?

紛れもない「都議会」でありながら、その議会が百条委員会を開き。

かつ、元知事を言及、糾弾する構図。

率直に「自らを棚上げして何を言わん?」との感は否めません。

本来、過去を検証され、切り込まれるべき矛先は「議会」。

(無論「議会だけ」ではなくとも)

なんだかな。

とどのつまり、知事を、都議会を選んだのも有権者であり。

その一切合財を含め「惰性でやって来た末路」とまで申しませぬが。

コレ、適否が何処へ如何に着地するにせよ、皆の連帯責任でしょ?

ハイ。

明日も広島市議会では、予算特別委員会が続きます。

ココに、他山の石として。

投稿日 : 2017年3月20日
Where we now?

月別表示

最近の記事