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石橋りゅうじ 議会棟控室

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帰広

11月16日(水)から本日18日まで、二泊三日の行程で。

総務委員会の視察で“県外”へ出向いておりました。

まず訪れたるは「大阪市」で“区域の活性化”を学び。

続いて「名古屋市」では“減災”へ向けた大学の取り組みと。

「豊田市」で、行政の美術館“運営法”を。

そこから、まるで「振り子」の如く、上り線から一転しての…

Go West!

到着したるは沖縄で「糸満市」を訪ねては。

「平和祈念公園」と、その敷地内にあります…

「平和祈念資料館」へ足を運んで参りました。

ちなみに、ここで一つ補足しておきますと。

「視察地」であったり「視察項目」は、自らで決められるでなく。

委員会として決定した「日程」に公務で「参加」しておりますので。

「石橋よ!」「寒い時期に君は沖縄か!?」

と、反射的な心象「のみ」で、その適否を断じられなければ、コレ幸い。

さて、話は本論へ戻りまして。

広島と同様、資料館を内包した「平和公園」たるや?

国際通りのある沖縄県は那覇市の都心部から、距離にして約20km。

ひとたび向かうにも、車で30〜40分を要しますので。

あの“南国リゾート地”と申しましょうか。

年間に約730万人の観光客が訪れる沖縄にあって。

その内、ギアを入れて「平和公園を訪れる」人々は「約5%」ほど。

でも、私などは沖縄の平和公園を“初めて”訪れたのですが。

遅まきながらで申し訳なくも、非常に多くを学ばせて頂き。

「沖縄へ飛んだらば、平和公園へ行く」も。

「平和公園を目的に、沖縄へ飛ぶ」もヨシ。

出来れば沢山の人々に訪れて頂きたいかな、この地。

ならばと、改めて顧みるに。

1945年3月末に、激烈な戦火が沖縄を襲い。

90日に及ぶ米国との激戦、その規模は太平洋戦争でも最大規模となり。

20数万人の尊い命が奪われました。

この沖縄戦の特徴は?

日本でも唯一の「県民」を総動員した“地上戦”で。

軍人よりも一般住民の戦死者が「遥かに上回っている」事実にあります。

そして、戦没者の追悼と戦争体験の教訓と継承。

そこへ、安らぎと学びの場を結びつけ。

もって「恒久平和の樹立」に寄与すべく。

誕生したのが、上記の「地」(エリア・施設)であると。

また、広島も沖縄も“英語表記”では双方とも…

「PEACE MEMORIAL PARK」であれ。

広島は、平和「記念」公園(資料館)表記。

沖縄は、平和「祈念」公園(資料館)表記。

過度なる詮索で「何か意味を見出したく」なんて勘ぐらずとも。

それだけで、その表記だけで伝わって来るモノもある。

では、太平洋の大海原に隣接された…

「祈念」資料館の数々の展示、その「むすび」に掲示されている…

有名な『むすびのことば』を。

沖縄戦の実相にふれるたびに

戦争というものは

これほど残忍で これほど汚辱にまみれたものはない

と思うのです

この なまなましい体験の前では

いかなる人でも

戦争を肯定し美化することは できないはずです

戦争をおこすのは たしかに 人間です

しかし それ以上に

戦争を許さない努力のできるのも

私たち 人間 ではないでしょうか

戦後このかた 私たちは

あらゆる戦争を憎み

平和な島を建設せねば と思いつづけてきました

これが

あまりにも大きすぎた代償を払って得た

ゆずることのできない

私たちの信条なのです

投稿日 : 2016年11月18日
帰広

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