6月18日(土)の朝。
地元中学校の運動会にお招き頂いたり、他にも打ち合わせ、等々。
スーツで地域の現場間を行き来しておりましたらば?
前方にサンフレッチェのユニフォームを着用され、19時のキックオフへ向けて。
早くも観戦に出発される、であろうご夫婦が歩いていらっしゃり。
(私からはお二人の背中しか分かりません)
相変わらずながら、その様な姿を目にすると。
「声を掛けずにはいられない」性分でありまして(笑)
後方から自転車で近づきながら、追い抜き様に私から…
「今日は絶対に勝ちましょうね!」と、お声掛けさせて頂くと。
先方のお二人が「何事?」と驚かれながら、幸いかな私を存じて下さっており。
「おお!石橋さん!ハイ!勝ちましょう!」との、リアクションを♪
私も「後ほど現地へ向かいます!」「勝ちましょう!」と返答させて頂き。
その後、諸々の所用を済ませては帰宅。
スーツからスポーツウェアに着替えては、夕方から自転車で現地へ。
前半は先制しながら、追いつかれ、逆転され、後半へ突入。
後半早々に、場内アナウンス。
「選手の交代をお知らせします」
「サンフレッチェ広島、背番号11、佐藤寿人選手が入ります!」
ヒサト君がピッチに登場した瞬間に「180度」と表現しても過言でなし。
場の、ピッチ上の、会場全体(空間)の空気が、ガラっ!と。
誰もが容易に感知できる程、まさに、ガラっ!と変わりました!
みんなが、みんなが、その「ひた向きに走る姿」を待っていたプレーヤー。
私など、上記のアナウンスから、もう涙が止まりません(笑)
何なのでしょう。この感覚。
「期待感」とは、ちょっと違う、「彼と一緒に戦える!」との安心感なのか。
その数時間前に、見事な2試合連続サヨナラ勝ちを収めていた…
カープの「野球」でも、他のスポーツでも将棋でも囲碁でも同様ですが。
“勝負を決する”までに、必ず「流れ」ってあって。
それを引き寄せるか?相手に渡してしまうのか?その間を如何に堪えるか?
この辺りは、勝負事の「肝」であり、繰り返しとなれ。
ヒサト君の登場で、明らかに試合の「流れ」に変化が表れ。
そこへ人々の願いが込められた「追い風」が吹く。
もう時の流れも含め、何もかもが試合終了まで止まりませんでした。
結果。
ここ数年のホームゲームでは分の悪い、宿敵「浦和レッズ」を相手に。
逆転。快勝。大歓喜。
唐突ながら。
今シーズンより、サンフレッチェとカープのコラボレーション・チケット。
両チームのホームゲーム1試合ずつをワンセットにした特別企画。
その名も「HIROSHIMA Dream Collaboration Ticket」。
直訳すれば、「ひろしま夢の共同作業券」の通り。
2016年6月18日、365分の1日で、あれだけ多くの人々が。
複数のスポーツを通じて一度に「歓喜」した都市が?
広い世界の中、他にあるでしょうか?
しかも、失礼な表現ながらも、実体験の伴う事実として。
少なくともサンフレ・サポーターは…
「次の試合が訪れるまで」舞い上がっていられます♪
最大限に活かすべきかな、この幸福感の持続性。
さて。
翌日は、まず朝から大会顧問を務めさせて頂いている極真空手道選手権へ。
これまたハキハキと気持ち良い人々に囲まれながら。
トーナメントの行方を最後まで見守りたかったのですが。
午後からは、社会福祉協議会の評議委員会が控えているので、急いで帰宅。
昼食を済ませ、出掛けるまでに、昨晩の余韻に浸りながら…
今、ブログを更新している次第。
ふう。
午後からも、大きな声でキビキビと。背筋を伸ばし、頑張るべな。
押忍!
投稿日 : 2016年6月19日
『隗より始めよう』
平成28年 第二回定例会(6月議会)が閉会いたしました。
そこで、今議会を振り返り、僭越ながら講評を申せば。
時に、政治関連の催しに出席すると、冒頭の挨拶にて。
「7回くらいに1回」は耳にする。
比喩として用いられたる“次の表現”があります。
「行政と議会は車の両輪に喩えられまして、バランスを保たないと…」云々。
そして、トップダウンのFF駆動で走る広島市の場合。
左前輪を「行政」、右前輪「議会」として、前に進もうとしたならば?
議会側の動力が本来の働きも、そこそこに…
「過度に左側」へ寄って(伝わって)行きますモノで。
一見、一般市民の方々からは「前進している」と思いきや?!
結局は大きくグル〜っと迂回して、元の位置へ戻って来たりする(爆)
ちなみに、コレが県の場合は、両輪は両輪でも…
昔から「自転車」状態で、それこそタイヤが「縦」に並んでおりまして。
敢えて「どちらが前輪を務めている」とは申しませんけども。
スイスイと風を切って進んで行けば、思うがままにピタリと止まったりもする。
なれど、進行方向へ向かって、左右への調整が利かないがゆえ。
往々にして明後日の方向へ出発していたりも。
しかしながら。
なにも、この広島に限らず、如何なる国、如何なる都市であろうと。
例外なく、山積される現在の諸課題が“如実に物語る”通り。
大なり小なり現在進行形で「誤り」を繰り返しているのですから。
「議会」機関の存在意義、当然の「務め」としても。
常に「行政の無謬(むびゅう)性」を問い続けなければなりません。
(無謬:理論や判断に誤りが無いこと)
それは、決して「非難」にあらず、無論「感情論」でも「好き嫌い」でもない。
ながら、指摘や提起が記号として、すぐ「造反」に変換される悪しき構造。
いわゆる「そう自然に受け取ってしまう」行政・議会の双方に携わる人々の…
“旧式マインド”の部分。
元鳥取県知事の片山善博氏などは、現職時代のスタンスが。
「政治は弱い者、声の小さい者の為にある」
「首長の面子を重んじて修正を憚(はばか)っているようでは…」
「議会の役割を放棄したに等しい」
「一方の首長も、自分が提出した議案は完璧だから…」
「全て無傷で成立させるべきであると傲慢になってはいけない」
「修正に否決も多いに結構」
「皆で県民の為に丁々発止やりながら前進しましょう」
こうした人物(為政者)でいらっしゃいました。
上記の様な度量(器)のある政界内の…
「先輩」の背中を見たいのですが、悲しいかな、少ないからな。
見事なまでに。
そりゃあ「車も前進しないぜ」って話。
でもでも。
四六時中「無い物」ならぬ「無い者ねだり」していても始まりません。
議会が閉会した翌日も、お一人お一人の生活を大切にすべく。
今日も自転車で何十キロも西へ東へ。
そこで、一句。
「夏近し、男の背中に、汗ウサギ」。
せめて後輩には、真っ当なる背中を示して参る所存です。
投稿日 : 2016年6月17日
『広島クラシック閉会』
午後からの広島市議会「総務」委員会にて。
「旧市民球場跡地」へのサッカースタジアムについて…
木山議員が発言、スパークされている頃。
※私の愛する柔道家の先輩議員です♪
午後からの広島県議会「一般質問」では?
「宇品みなと公園」へのサッカースタジアムについて…
各議員さんからの質問に対して、ある局長さんなどは。
支離滅裂な答弁を繰り広げていらっしゃいました。
おいおい。
大丈夫なのか?県。
その後は。
流石に「そこ」までの展開に業を煮やして副知事の登場。
理路整然と場を「まとめ」収拾を図られておりましたけども。
本会議場には。
終始ニヤニヤと過度な“自意識”を見せる御仁も。
不要なんだけどな。そんな自己顕示は。
ココへ触れると後味が悪くなるので(苦笑)
お口直しに、カープの話。
現在のところ、苦手の「交流戦」も、なんのその。
例年と比べれば「充分」とも言える及第点の戦績で。
好調カープを牽引するは、今宵も2安打2打点の鈴木誠也選手。
顧みれば今春、カープの若手選手とのトークショー。
いわゆる若鯉(この表現イイですね♪)とクロストークしている際。
キャラクターの立つナイスガイ、20歳の多田捕手へ…
「尊敬する選手は?」と質問すると。
「鈴木誠也選手!」と、即答されました。
その理由と申しますのが、ファーム(2軍)では。
1軍のナイトゲームを皆でTV観戦する時間があるそうなのですが。
まだ1軍に上がれていなかった「当時の鈴木選手」は?
1軍の場に踊り出たくて、ウズウズして。
また、1軍の場に居られない自分が悔しくて。
観戦の途中、いつも「打撃練習」に向かうそうです。
バットを、振って、振って、振り抜く、練習の虫。
そんな鈴木選手の「野球への真摯な姿勢」を。
バッティング・ゲージへ向かう男の背中を。
後輩の多田選手は常に目にしており、前述の回答になったと。
うむ。
ヘラヘラしてない「男」って、やっぱり格好イイね。
自戒も込めて。
投稿日 : 2016年6月16日
『対峙の姿勢』